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ハード?ソフト?スーツケースの種類と特徴

スーツケースの種類

スーツケースってハードタイプとソフトタイプがあるのです。知ってはいたけど、スーツケースを選ぶ時ってなんだかソフトタイプって念頭にない!そんな人は多いのではないでしょうか?

だって日本はハードタイプが主流!だけどそれぞれの特徴を知っているとずいぶんお得!ハードはハードでも凹むと戻るハードもあれば、全くソフトでない強靭なソフトだってあるのです!

身近な様であまり知らないスーツケースの基本中の基本!あなたにとって本当にふさわしスーツケースはハードか?ソフトか?それぞれの特徴を分解して導き出していきましょう!

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スーツケースの素材

スーツケースの素材

スーツケースは主に2種類あり、素材や見た目や特徴が全く違います。一つは固くて頑丈な「ハードタイプ」で、日本で最も普及しています。もう一つは「ソフトタイプ」で、柔軟性があり海外で主流です。変わり種で革張りや特殊な紙製もありますが基本的にはこの2つに分類されています。

ハードタイプのスーツケース

ハードタイプの形状は、固い2つのケースをシェルのように合わせた構造です。収納の際は、観音開きにして左右二つに分けて収納します。ケースの素材は主に以下の2つです。

  • 安価で軽量で頑丈なプラスティック製
  • 古くからある高価なジュラルミン(アルミ合金)製

現在周流はプラスティック製ですが、ジュラルミン製は大変高価にもかかわらず未だ強い人気があるのです。どちらもソフトタイプより防犯性に優れ、多少の衝撃や水気にも耐えられる特性があります。また日本ではハードタイプの普及率が高いため、ラインナップも豊富でデザイン性に富んだものが多いのです。よって「ファッション性」を重視する人にもオススメできます。さらに詳しくそれぞれの素材の特徴を見てみましょう。

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プラスチック(樹脂)
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プラステック製のスーツケースは主に以下の「強化プラスティック」が採用されています。それぞれの特質を活かした混合素材もあれば、純度100%の物もあります。

  • ポリカーボネート=軽量で頑丈。着色しやすく加工しやすい。変形しても復元する特性がある。
  • ポリプロポレン=水より軽い。耐摩耗性・耐熱性に優れ強度が高い。
  • ABS樹脂=加工性に優れ、衝撃性・耐熱性・耐寒性がある。表面に光沢がある。

以上の特性から、プラスティック製は製造しやすく大量生産しやすいこと、また軽量であることがお分かりになるでしょう。よって「コスパ重視」「軽さ重視」の人にオススメできます。

ジュラルミン(アルミ合金)
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ジュラルミンとは、軽量なアルミニウムに胴やマグネシウムを合わせ、強度やその他の性質を調整した合金です。ドイツで発見され、地名とアルミニウムの合成語により命名されました。軽量さと高い強度から、航空機に使用されていたことにヒントを得て、ドイツのラゲージブランドによりジュラルミン製スーツケースが生まれました。

正直言って「剛性さ」以外はプラスティック製に劣ります。ただ、非常に人気があるのです。それは高級感あふれるメタリックな美しさと、傷つき凹むことで風合いが増し、耐久性に優れているからです。

高級品ですが、「高い堅牢性」もしくは「ファッション性」と「ステイタス」を好む人にお勧めできます。

革張りタイプ
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ハードタイプには分類されますが、現在ではちょっと変わり種の「革張りタイプ」のお洒落なスーツケースもあります。特性は革の種類や加工方法によっても随分違います。リーズナブルなモノだと大抵が豚革を採用しています。

皮革の特徴は「薄くて柔軟」「頑丈」「高級感があり質感が良い」といったところでしょう。何と言っても使い込むごとに風合いが出てくるのが皮革が愛される理由です。ただ湿気や水気に弱く、汚れにも弱いのです。

よって長く所持するためのメンテナンスは欠かせません。イタリアなどの高級ブランドで皮革製は扱われていますが大変「高額」です。

ソフトタイプのスーツケース

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ソフトキャリーなどとも呼ばれるソフトタイプのスーツケースは、布製で石油由来のナイロン、ポリエステルなどで作られています。性能に大差はなく、肌触りなどの好みで決めるのも良いでしょう。

基本的にはボックスタイプに蓋をする形状で、収納の際はハードタイプほど場所をとりません。軽量で柔軟性があり、傷が目立ちにくいという利点があります。またハードタイプより安価で購入できます。比較的シンプルなデザインのものが多くて、拡張式や豊富なポケットなど機能性が高いのです。

よって以上の特徴から「軽量重視」「コスパ重視」「機能性重視」といった人に向いているでしょう。

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ナイロン

非常に軽量で安価。摩耗に強いという特性があります。ただし撥水加工を施されていなければ本格的な雨などは浸水を免れないという弱点があります。高度な技術と高いコストで開発された1000デニールを超える高密度なナイロンだと、強度と高い耐久性を誇ります。

バリスティックナイロン

防弾チョッキにも使用されている屈強な素材。かなり高級ですが、堅牢性と耐久性を誇り重厚感が出てきます。

ポリエステル

ナイロン同様に軽量で安価。衝撃吸収力に優れています。ナイロンに比べると少々硬めなので書類などを守るにはポリエステルが向いているでしょう。若干ナイロンより重いのですが大差はありません。

スーツケースの開閉構造

スーツケースの開閉構造

スーツケースの開閉構造は、2種類あります。固く頑丈な「フレームタイプ」と、軽量で柔軟性のある「ファスナータイプ」。フレームタイプは、スーツケースの2つのシェルを金属製フレームで覆い、機械式のレバーなどでロックをかけます。

開閉時は必然横に倒して全開きすることになります。一方ファスナータイプは3面をファスナーで覆った構造で、ファスナーの上げ下げで開閉します。全開きにしなくても立てたままちょっとした物の出し入れできるというメリットがあります。ハードスーツケースは両タイプありますが、ソフトスーツケースはファスナータイプのみとなっています。

フレームタイプのスーツケース

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スーツケースの形状を支える役割を担っているのがフレーム。フレームは金属製でその周りを樹脂で覆っています。外部からの衝撃を跳ね返す「背骨」ですから、スーツケース自体の「強度」を左右しているわけです。

頑丈で防犯性に優れているというメリットがあり「重い」というデメリットがあります。素材はスチール・アルミ・マグネシウムなど。「重さ」「強度」は混合比率で変わっくるので素人目ではわかりません。よって強度のみを優先するなら「太さ」で選ぶという方法もあります。

昨今は、軽量モデルの開発にあたりフレームの素材に工夫を凝らし「強くて軽い」フレームを開発して売りにしているブランドもあります。それでも軽量さとコスト面ではファスナータイプに劣るのが現状。よって「軽さより強度」を優先する人に最適と言えるでしょう。

ファスナータイプのスーツケース

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比較的扱いやすく、安価で軽量なのが特長です。柔軟性のあるファスナーはボディ全体がたわむことで衝撃を吸収します。とはいえフレームタイプと比べて頑丈さが劣るのは否めません。安価なものだと止水効果も防犯性も弱く、ペンなどの鋭利なもので簡単に割かれてしまうのです!

ダブルファスナーなど特殊で屈強なファスナーや、止水加工の施されたもの、また名門YKKなどのファスナーを使用していると、その点は安心と言えるでしょう。「軽量さ重視」「コスパ重視」の人にファスナータイプは最適です。ただ、安価すぎると前述した不安要素もあるということです。

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スーツケースの鍵の種類

スーツケースの鍵の種類

スーツケースの鍵の種類はいくつかあります。フレームタイプのスーツケースだと、主に「カード式」と「レバー式」に分かれます。

また最近のスーツケースにはテロ対策のため米国で発案された「 TSAロックシステム」が搭載されています。これは渡米の際にロックしたまま荷物を預けても、係りが特殊ツールで開閉できる特殊な仕組み。渡米の際には便利ということで最近のスーツケース業界の謳い文句になっています。

ファスナー型

ファスナータイプのスーツケースは、主に「ダイヤル式」と「シリンダー式」でロックします。

ファスナーを閉じたら、引き手をキープレートの溝にカチッと差し込み、3桁の暗証番号を入力するのが「ダイヤル式」。キーを差し込み回してロックするのが「シリンダー式」。

カードにしろキーにしろ紛失するリスクがあります。一方ダイヤル式は暗証番号を忘れてしまうというリスクもあるのです。どちらも一長一短で、こればかりは本人次第!好み!としか言いようがありません。

南京錠

ファスナータイプに使用するもので、2つの取っ手の穴に入れてロックする南京錠です。南京錠が付属の場合もありますが、市販のものでも利用が可能。最近では「TSAロック搭載南京錠」なるものも売っているのです!これはその名の通り、TSAロック搭載の南京錠。

さらに「カード式TSAロック搭載南京錠」なるものもあって、ロック方法がカードを通す方式で、カードとセットで売っています。なんだか混乱しがちですが、ソフトスーツケースなどはファスナー式でTSAロックが搭載されていないので、必要と思われる方には大変有効な方法でしょう。もちろん、ただのダイヤル式南京錠も健在です。

カードロック型

フレームタイプに対応していて、キャッシュカードくらいの大きさのカードを通すことで開封できます。カードの差し込み位置は大抵がフレームの真ん中。カードは財布やポケットなどに保管しやすいというメリットがあり、キーに比べて紛失の可能性を格段に下げてくれるのです。

レバー型

ハードフレームのみに対応しているリフトレバーで、フレームの両サイドにあります。レバーの上げ下げで開閉する方式で、ロック方法は「シリンダー式」「マグネット式」「ダイアル式」があります。

マグネット式は鍵状のマグネットを型に合わせる方法。あまり見かけませんが、実はピッキングに強いと言われています。

ラッチ型

ハードタイプやトランク型に見られる両サイド2つに設置されたラッチタイプです。ラッチの上げ下げで開封しますがロック方法は基本的にキーを差し込む「シリンダー型」です。

スーツケースのキャスター

スーツケースのキャスター

キャスターとはスーツケースの車輪のことです。実はキャスターは、スーツケースにとって最も大事なパーツ!キャスター性能により「走行性」「耐久性」「静音性」が決まるのです。またキャスターの構成や数で、安定性も変われば、路面の状況によっても向き不向きが違うのです。それではもう少し詳しい違いや特性を見てみましょう。

キャスターの数

キャスターの数は「2輪タイプ」と「4輪タイプ」にわかれます。2輪タイプはハンドルを伸ばして本体を傾けて引っ張ります。一方4輪タイプは、傾けて引っ張ることもできますが、立てたまま走行できるので本体が重くても「楽」に携行できます。

2輪タイプのスーツケース
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2輪タイプは小さめのスーツケースや横型キャリーに多く見られます。一方向にしか引っ張れないので重くて小回りがききませんが、メリットは多いのです。4輪より大型のキャスターを使用しているため安定感があり、本体に半ば内蔵された構造なのであまりフラれることなく、起伏のある石畳や悪路でも操作性が良いのです。

また突出部分が少ないわけですから破損の可能性を軽減します。結果的に、壊れにくい=耐久性が高い、となるわけです。もちろん見た目もスッキリとしています。また立てている時の安定感がよく、揺れる電車や傾斜でも勝手に動かないといったメリットもあります。

4輪タイプのスーツケース
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4輪タイプは、大きな本体の重量が4つに分散されているから安定感が増し、傾けずに携行できるため随分と重さが軽減されます。360度自由回転するキャスターの普及で、動きがスミーズで小回りがききます。キャスターが小さいため段差などは苦手ですが、平坦な道での走行性は2輪タイプの比ではありません

また、状況に合わせて2輪使いができるのも魅力です。非力な人や女性が大型スーツケースを使うには、やはり4輪タイプの方が俄然向いているでしょう。ただ電車の中や傾斜で動いてしまうので、ストッパー機能つきを選ぶとさらに便利です。

キャスターの素材

キャスター素材は主に「軟質樹脂」か「硬質樹脂」に分かれます。樹脂とはプラスティックのことで、現在主流の材質はポリウレタンです。軟質と硬質では硬さが違うわけですから静音性や耐久性も随分変わってきます。最近はよほど粗悪品でない限り、大抵が「軟質樹脂」を採用しています。また、高額なスーツケースほど高性能なキャスターが搭載されていると言ってよいでしょう。

硬質樹脂

硬くて丈夫ですが、基本的には「粗悪」と言ってよいでしょう。振動が伝わりやすくガタガタと音がします。最近の主流ではありませんが、格安スーツケースなどに採用されていることもあります。

軟質樹脂

軟質はクッション性・静音性・操作性に優れています。柔らかいウレタン性や特殊なゴム製などが人気を博しています。ただ摩耗や劣化が激しいといった問題は避けられません。

キャスターの耐久性に力を入れているブランド、取り替えが可能なモデル、走行中の摩擦で潤滑油が出る「グリスパックキャスター」などは、そういった問題が随分解消されます。また、高性能で知られる名門HINOMOTO社のキャスターを採用しているブランドは多く、タイヤ部分に刻印が記されているので目安になります。

キャスターのホイール数

キャスターのホイール数は、「シングル」と「ダブル」があります。シングルはその名の通り1輪。ダブルは2輪構造で、特に大型スーツケースによく採用されています。人気ブランド「リモア」がダブルキャスターモデルを販売したことにより一躍人気となりましたが、実のところ性能には大差ありません。

シングルタイプのキャスター
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いわゆるタイヤ1輪で構成された通常のキャスターです。当然ながらダブルタイプより軽量で、特に走行性は劣りません。

ダブルタイプのキャスター
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主に大型キャスターを搭載できない4輪タイプに、ダブルキャスターは採用されています。本体重量は、ホイール数が多いほど分散されるわけですから安定感が増し、石畳などではキャスターがハマってしまう恐れがないのもメリットです。

ヨーロッパなどの石畳の多い地域、路面状況が整備せれていない国に頻繁に行く人には向いていると言えます。また1つくらい損傷したって4輪なら合計8つのホイール中の1つですから、なんとかその旅は持ちこたえるというメリットもあります。

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