ボクサーパンツの形状や種類の特徴
一昔前まではパンツと言えばトランクスかブリーフでしたが、1990年代から登場したボクサーパンツによって三つ巴の戦いになりました。しかし、ファッションが多様化している現代では、他にも多くの種類のパンツが発売されています。そのパンツの種類と、ボクサーパンツの種類についてご紹介します。
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意外と多いボクサーパンツの種類
1992年にカルバン・クライン」のセカンドライン「ck カルバン・クライン」（※現在のカルバン・クライン プラチナムレーベル）によって世に出たボクサーパンツは非常に歴史の短いパンツです。
しかし、ファッションが多様化し着用者の多いボクサーパンツは、様々なブランドが展開しており、実は非常に種類が豊富なパンツなのです。
そこで、ボクサーパンツを選ぶときに迷わないようにボクサーパンツの種類についてご説明します。
ボクサーブリーフ
一般的なボクサーパンツはこの「ボクサーブリーフ」と呼ばれる種類です。伸縮性のある生地で作られており、体に密着するフィット感が特徴です。ブリーフの裾を伸ばし、太腿まで覆ったような形状です。北米ではボクサーパンツの正式名称はこのボクサーブリーフで統一されています。
ローライズボクサー
股上が浅いボクサーパンツのことをローライズボクサー（パンツ）と言います。腰骨にゴムがかかる様に履いている様がお尻で引っかけているように見えることから、「ヒップハンガー」や「ヒップスター」とも呼ばれています。タイトなフィット感とシルエットが特徴的です。
また、極端に股上が短いローライズボクサー（パンツ）のことを「マイクロボクサー（パンツ）」と呼んでいます。
逆に、股下が長く、膝近くまであるボクサーパンツのことを「ロングボクサー（パンツ）」と言います。
ボクサーショーツ
コットンなどの伸縮性がない生地で作られ、丈が長くゆったりとしたシルエットのパンツのことをボクサーショーツといいます。丈が膝くらいの物から足首まであるものもあり、種類によって様々です。
軽くて動きやすいのが特徴であり、部屋着として使われることの多いパンツです。女性や子供も履くことが多いです。ステテコのイメージに近いかもしれません。
ボクサーパンツ以外のパンツの種類
パンツと言えば昔はブリーフかトランクスの二択でしたが、ファッションが多様化した現代では、男性用下着にも女性向け下着並みの細分化が行われています。
そこでパンツの種類についていくつかご紹介します。
トランクス
ボクサーパンツの登場まで長きに渡りパンツ界のトップに君臨していたトランクス。2005年までは日本で最も履かれているパンツでした。
トランクスは、短パンのような形状をしており四角く角ばったフォルムが特徴です。伸縮性のない生地が一般的であり、カラーバリエーションが豊富で柄なども多岐にわたります。
ゆったりとしたデザインで密着感がなく、通気性に優れています。今なお着用者の多いパンツです。
ブリーフ
ブリーフの言葉の意味は「短い」という意味であり、その名の通り股下部分が省略されたY字型の下着です。伸縮性の高い素材で作られており、フィット感に優れたパンツです。
日本ではブリーフ→トランクスという順番で流行したので勘違いされがちですが、トランクスの約10年後の1935年に発売されたのが最初です。
第二次大戦下の物資不足の影響でゴムが貴重品となったことで、トランクスよりもブリーフが人気を博しました。
ビキニパンツ
股上部分が非常に浅く、櫛の部分が狭い、生地の面積が少ないパンツです。履いた姿を前から見ると逆三角形に見えます。
一部の男性にファンの多いパンツですが、マッチョな男性やナルシストの男性のイメージが強く、女性ウケの悪いパンツです。
Tバック
男性向けにも実はあります、Tバック。形状は女性向けのTバックとほとんど同じで、後ろから見るとT字に見えることから名づけられたセクシーなパンツです。
フロント部分の面積も少なく、布がお尻に食い込むので独特な履き心地をもたらします。履く人が限られるセクシーな進化を遂げたパンツです。
Gストリング
いわゆる紐パンです。フロントがV字の形状で、横と後ろが紐で構成されているパンツです。生地が薄く密着感の高い、非常にセクシーなパンツです。薄いのでタイトなズボンを履いてもラインが出ないという利点もあります。
