今注目のレインブーツ「ビーンブーツ」って何?
もともとは、森を自由に歩けるようにということで製造されたハンティングブーツの代表的存在が、「L・L・ビーン」から販売されているビーンブーツです。
近年では、レインブーツの台頭により注目を集め、このビーンブーツを使ったコーディネートも多く取り上げられるようになっています。
ここでは、そんな現在注目のレインブーツ、L・L・ビーンのビーンブーツについて紹介していきます。
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ビーンブーツって一体何?
近年、レインブーツがコーディネートなどに取り入れられるようになり最注目を集めるのがビーンブーツですが、そもそもビーンブーツとは一体なんなのでしょうか。
まず、ビーンブーツというのは、そのようなブーツの種類があるわけではなく、一般的にはL・L・ビーンというメーカーから販売されているハンティングシューズのことを言います。
ハンティングシューズとは
ハンティングシューズというのは、その名の通り狩猟などの際に使用する靴の総称のことをさしています。
不整地などの足元が不安定な場所や、ぬかるんだ場所でも足元をしっかりとサポートすることを目的として作られています。
特に足の甲の部分に撥水性のあるゴムや、革、布などによって防水性能を追求した作りになっていることからレインブーツとして使われることも多くなっています。
L・L・ビーンが産み出したハンティングブーツがビーンブーツ
ビーンブーツを販売しているのが「L・L・ビーン」というアメリカのメイン州のフリーポートにあるアウトドアメーカーです。
元々はレオン・レオンウッド・ビーン氏によって1912年に創られた会社であり、すでに100年以上の歴史を持つ会社となっています。
そして創設された1912年に、同氏によって紹介されたハンティングブーツであるビーンブーツは、今現在でもアメリカ、メイン州の工場で製造されています。
ウォータープルーフ加工によって防水性能をアップさせたレザーアッパーと、ゴム製のボトム部分は水濡れに強く、もちろんのことながら雨や雪から足元をしっかりと守ってくれます。
中綿に保湿性の高い素材を使用することで、保温性能も高く、厳しい寒さから足元を守ってくれる効果も非常に高くなっています。
近年レインブーツの浸透をきっかけに、その機能性とファッション性から再び注目を集めるアイテムとなったのが、このビーンブーツというわけです。
ビーンブーツ選びで注意すべきこと
現在、オシャレなレインブーツとして非常に注目を浴びていると言えるビーンブーツを実際に購入する際に、気をつけなくてはいけない点がいくつかあります。
せっかくファッション性と機能性を兼ね備えたビーンブーツですので、良い買い物が出来るように注意すべき点はチェックしておきましょう。
ビーンブーツを使用する時期
ビーンブーツをコーディネートの一部として取り入れる際に気をつけなくてはいけないのが、“蒸れ”です。
ビーンブーツの大きな特徴として、通気性が全くと言ってよいほどないため、履いていると非常に蒸れてしまうという欠点があります。
レインブーツとして使用する可能性が高くなる梅雨の時期にビーンブーツをはくと、とても蒸れるために不快に感じる方も多いようです。
もちろん梅雨時期に使わない方が良いと言うわけではありませんが、冬場の方が快適に使用することが出来るでしょう。
ビーンブーツのサイズ選び
もう一点ビーンブーツ選びで注意すべきこと、それはどのサイズのビーンブーツを選ぶのかということでしょう。
ビーンブーツというのは、基本的に履きこむことで足の形に柔軟に合っていくといった類のものではないことを頭に入れておきましょう。
大きすぎるビーンブーツを選んでしまうと、足がビーンブーツの中でかなり動いてしまうため人によってはすぐに靴ずれとなってしまいます。
しっかりと自分の足のサイズに合ったものを選ぶためにも、一度店頭などで足を通し、歩いたり足首を動かしてみるようにしましょう。