自分用にもギフト用にも!名刺入れの上手な選び方
社会人の常備品である名刺入れは、「どのようにして選ぶか」が名刺入れ選びでは重要になります。なぜなら名刺入れは名刺交換をする際、必ず相手から見られ、自分の印象を大きく左右するからです。
プレゼントとしても人気の名刺入れですが、選び方によっては会社で使いづらくなってしまう可能性もあります。そうなると、プレゼントした相手も困ってしまうので、「主観で選ばない」ことが名刺入れを選ぶ時に最も大切です。
そんな失敗したくない名刺入れ選びのコツやポイントを詳しく紹介していきます。
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名刺入れ(名刺ケース)の選び方のポイント
名刺入れは、社内や取引先で出会った初対面同士で名刺を交わすシーンに使われます。ですので、まだ自分がどのような人か分からない相手に見られるアイテムです。ビジネスシーンでは名刺入れで自分の印象を大きく左右するため、慎重に選ぶ必要があります。
種類やブランドが多く、ビジネスシーンで重要なアイテムとなると悩んでしまいがちですが、難しく考える必要はありません。大切なのは、「ビジネスでふさわしいものなのか」を常に考えて選ぶことです。
相手が、プレゼントした「名刺入れ」を持っていたら印象が悪くないかをイメージすることでより名刺入れを選びやすくなります。選ぶ際に、ポイントになってくるのは以下のような項目です。
- 年代で選ぶ
- 素材で選ぶ
- 価格で選ぶ
- ブランドで選ぶ
年代で選ぶ
ビジネスシーンの第一印象をよくするには、自分の年齢や立場に合わせた名刺入れを選ぶことが非常に重要です。新入社員とベテラン社員とでは、似合う名刺入れというのが異なります。
例えば、新入社員がハイブランド感の強い個性的な名刺を選んだり、反対にベテラン社員が安い名刺入れを選ぶと相手の印象を悪くしてしまいます。名刺入れを自分の年代に合わせて選ぶことで悪い印象になることはありませんし、臆することなく使えるので何が似合うのかをしっかりと把握したいところです。
年代によって違うのがブランドと素材です。
20代の新入社員であれば、ブランド感が主張しすぎないシンプルなものがおすすめです。シンプルな名刺入れとは黒を基調とした革製品のもので、安すぎず高すぎない1万円前後のブランドが無難です。新入社員のブランドで人気があるのは
- ポールスミス(Paul Smith)
- キプルス(CYPRIS)
- バーバリー(BURBERRY)
- サマンサタバサ(Samantha Thavasa)
- ジルスチアート(JILLSTUART)
です。これらのブランドを選んでおけば失敗することはありません。逆にハイブランドであると印象が悪くみられるため、特にブランド選びには注意しましょう。
30代から40代のベテラン社員であれば、一生ものの名刺入れを選ぶ人が多いです。素材であれば、20代と同様に革製品が無難ですが、ワンランク上の「革のダイアモンド」と言われるコードバンがおすすめと言われています。また、ブランドではカジュアル過ぎないものがよいです。「きちんと」感が出る大人らしいイメージのブランドは、取引先の信頼を得るきっかけになります。30代から40代に人気のブランドは
- ホワイトハウスコック(Whitehouse Cox)
- タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)
- 土屋鞄製造所
- プラダ(PRADA)
- クロエ(Chloe)
です。ハイブランドでも30代以降であれば、シンプルなデザインにさりげないロゴマークがあるとおしゃれに見えます。
素材で選ぶ
素材は名刺入れの見た目だけでなく、相手の第一印象を左右します。そのため、自分の年齢や業種に合わせて慎重に選ぶことが重要です。
名刺入れには種類が色々とありますが、避けた方がいいとされているのがプラスチックやアルミ製の素材です。他の素材と比較するとどうしても安っぽい見た目になります。デスクの保管用として使用する分には問題ないのですが、初対面の相手だと印象を損ねうるきっかけになるので避けた方がよいです。
最も定番なのが革製の素材です。革製であればよほどの使い方をしない限り長く使うことができます。また、使えば使うほど味が出てくるので経年変化を楽しむことができるのも魅力です。価格は少し張りますが、持っていると長く使うことができるので名刺入れが初めての人は特に革製を選ぶとよいです。
本革と合成革がありますが、本革のほうが質が良く価格も高くなります。30代以降の方であれば本革の名刺入れを選んで、一生ものの名刺入れを選ぶ人が多いそうです。
価格で選ぶ
名刺入れの価格というのは、ブランドや素材を表します。もちろん、高くなるほどハイブランドのものや良い素材の名刺入れになってくるので「価格」というのもポイントです。
平均的な価格は20代だと1万円前後、30代以降だと1万円~3万円代です。特に、30代以降の大人の方であればや安っぽい名刺入れを持っていると男女共に悪い印象を与えることが多いようです。そのため、年齢に合わせて価格も相応にすることが必要になってきます。
ブランドで選ぶ
自分の年齢や職業に合ったブランドを選ぶことは、相手の第一印象をよくするきっかけになります。
ブランドはハイブランドだからいいということではありません。例えば、新入社員がハイブランドの名刺入れを持っていると「生意気」という印象を持たれてしまう事があります。年齢や業種に合ったブランドを持つことで、好印象を与えることができます。
また、日本人は特にハイブランドに抵抗を持つ人が多いです。そのため、ハイブランドが似合うようになってきた30代以降の人でも、ブランドロゴやブランドデザインが全面的に出ている名刺入れだと嫌味に感じる人がいます。
業種によって一概には言えませんが、ハイブランドでもシンプルなデザインを選ぶと悪い印象を与えないので、選ぶ時には注意したいポイントです。
プレゼント向け名刺入れの選び方
プレゼント向けの名刺を選ぶ時には、相手の年齢や職業、服装に合わせて選ぶことが重要になってきます。
特にポイントにしたいのが相手の年齢や職業です。クリエイティブ系の職業であれば個性的な名刺入れが許される場合もありますが、ほとんどの職業は名刺入れで印象が左右されます。ハイブランドの名刺入れや、派手すぎる名刺れ等は印象を損ねる原因になりかねません。
最も無難なのは、黒を基調とした革製のシンプルな名刺入れです。また、新入社員であれば爽やかなイメージのブランド、ベテラン社員であれば大人っぽくて質がいい名刺入れを選ぶと喜ばれやすいです。
プレゼント向けの名刺入れを選ぶ時に最もやってはいけないことは、「主観で選ぶこと」です。自分が気に入った名刺入れでかわいい、かっこいいといっても、相手にとっては使いづらい名刺入れかもしれません。特に、名刺入れはビジネスシーンで重要なアイテムなので選ぶ時にはより相手のことを知ることが必要です。