ウール靴下の魅力や特徴と効果
暖かくやわらかい履き心地が特徴となっているのが『ウール靴下』です。冷え性の人に最適な靴下としても人気があり、その保温性から登山などでも使える靴下として幅広く着用されています。暖かい靴下がほしいなら外すことができない『ウール靴下の魅力や特徴と効果』を紹介していきます。
まず簡単に素材としてのウールの特徴に触れてみましょう。
- 羊の毛からできている動物繊維
- 繊維自体に空気を含んでいるので保温性がある
- 吸湿性・放湿性に優れている
- 適度な伸縮性を持っている
- 抗菌・消臭効果がある
- 洗濯に弱い
- 人によってチクチク感じるので敏感肌の人は注意
以上のウールの特徴からわかるように靴下として非常に最適な素材であることがわかります。ではウールの特徴を踏まえた上で、ウール靴下の魅力について紹介していきます。
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ウール靴下の魅力や特徴
靴下の履き心地に密接に関わりがある蒸れづらさ。ウール靴下は吸湿性・放湿性に優れた靴下なので、意外と汗をかいている足の湿気を吸収し、外へ放出する特性を持っています。保温性に優れているので、特に冬にウール靴下を着用する人は多いですが、冬ももちろん足は汗をかいています。せっかく暖かいのに蒸れていたら履き心地が悪いですよね。そういった蒸れを回避できるのがウール靴下の魅力です。
適度な伸縮性があるので圧迫感や締め付けも少なく、抗菌・消臭効果もあるので嫌な靴下の臭いを軽減してくれる作用まであります。
しかし人によってはチクチクした感触を感じるので、アトピーや敏感肌の人は使用する場合注意が必要な場合があります。それに加えて洗濯洗いに弱いデメリットもあります。
ウール靴下のお手入れ方法
- 手洗いがベスト
- 洗濯機を使う時はネットに入れる
- 乾燥機はNG
- 風通しの良い場所で自然乾燥
特に乾燥機は避けてください。ウールの縮みの原因は「高温」にあります。強制的に熱を加えて乾かそうとすると縮んで履き心地が悪くなってしまうので、面倒でもしっかり自然乾燥してあげてください。汚れづらい素材でもあるので手入れをしっかりすれば長く使っていくことができます。
冷え性の人におすすめ!寝る時に向いているウール靴下
「寝る時に靴下着用はNG」こんな話聞いたことある人もいるかと思います。ではなぜNGと言われているのか。
冷え性の人に限らず冬などの寒い日は足が冷えてしまいますよね。人によってはなかなか寝付けないかと思います。そんな時に安易に靴下を履いてしまうと、ゴムなどの圧迫によって足が締め付けられ血行を悪くしてしまいます。血液の流れが悪くなるわけですから当然足の冷えに繋がるわけです。
そんな時におすすめなのがウール靴下です。弾力がある素材ではありますが締め付けが適度になっており、ゴムなどのように一部分を圧迫するわけではなく足全体に適度な締め付けが分散されるので、血行が悪くならないようになっています。
血流の邪魔にならず、ウール靴下の特徴である保温性によって暖かさを保つことができ、優れた吸湿性・放湿性によって蒸れたりする心配がありません。以上の理由から寝ている間、快適に着用できます。
寝る時に靴下=NGというわけではなく、どんな靴下を履くかによるわけです。ウール靴下と同じようにシルク靴下も寝ている時に履く靴下としておすすめできますので、気になる人は参考にしてみてください。