サングラスのネジの緩みを修理する方法
気がついたらサングラスのテンプル部分がプラプラと力なく可動しているなんて事があります。サングラスの蝶番につけられているネジが緩むと装着感は悪化しサングラス自体も傷つけます。
しかも、治しても治しても、すぐにネジが緩んでしまうなんて事もあったりと面倒ですよね。ここではサングラスのネジを締める方法から、緩まなくする方法まで紹介します。
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サングラスの緩んだネジを締めなおす
サングラスに使われているネジの種類
サングラスに使われているネジはフレームのタイプやデザインによって違いますが、よく使われるネジの太さサイズが1.omm/1.2mm/1.4mm/1.7mmの四種類です。
1.0mm/1.2mmの小さいネジは、主に鼻パッドを止める為のネジとして使われ、レンズの止めネジには1.4mmのサイズが使われている事が多くあります。テンプルの止めネジに使われている事が多いのは1.7mmのネジですが、こういったサングラスに使われているネジは、日常生活ではあまり見ない程の非常に小さなネジである事が理解出来ると思います。
専用のドライバーを使用してネジを締める
日常生活ではあまり使わない小さなサイズのネジを使用して作られたサングラスは、おそらく一般家庭にあるドライバーでは締められないか、ネジの山をなめてしまう場合があるので、サングラスやメガネ用に専用の精密ドライバーを使用する事をオススメします。
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作業内容にあった工具を使用して修理する事は、道具を使う上での鉄則です。適正工具を使用しない場合、サングラスを破損させる恐れもあるので注意しましょう。
サングラスの緩むネジを緩まなくする
締めても締めても緩むネジ
一般的なネジよりも小さなネジという事は、それだけ耐久性も弱く、使っているうちにだんだんと緩んで行き、最後には取れてしまうという事があります。
さらに言えば、一度緩んだネジは締めなおしても緩み易く、サングラスの悩みの種となります。こういう場合何が起きているのかというと、ネジとサングラス本体の溝が擦れて広がった為に、ネジ自体が止まらなくなってしまっているという現象が起きているのです。
嫌気性接着剤を使用して緩まなくする
ネジの固定によく使われるのは嫌気性接着剤と呼ばれる物です。ネジの緩み止めや仮固定など様々な種類がありますが、コレを使えばネジの緩みを無くせます。
なぜネジが緩まなくなるのかというと、この接着剤はネジに塗って締め込むと酸素が遮断され、ここで初めて硬化反応が始まり、ネジピッチに染み込んで硬化して行くのです。
つまり、広がってしまったネジ山に、新しいネジ山を作る為の接着剤なのです。そのため、ネジを緩ませれば、また外す事が出来るという優れもので、通常の接着剤と違い、ネジが外せなくなるという現象もありません。
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使い方は非常に簡単で、ネジに塗って締め込むだけで硬化が始まります。どなたでも使えるので、サングラスのネジの緩みに困っている方にオススメです。