ボクサーパンツの正しい洗濯方法
肌に最も接している時間が長いパンツ。快適性を追求された今のボクサーパンツは非常に繊細に作られています。それに加え、皮脂による影響や洗濯頻度の高さ、干した時の紫外線などによって、非常に傷みやすい環境にあります。そこで、ボクサーパンツを痛めにくい、正しい洗濯方法についてご説明します。
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ボクサーパンツの洗濯手順
お気に入りのボクサーパンツを長く大切に履くためには、洗濯の方法が非常に重要です。正しいボクサーパンツの洗濯方法についてご説明します。
洗濯表示の確認
まず選択前に必ず確認しなければならない点があります。それはボクサーパンツの洗濯表示です。衣類のタグに記載されているマークのことです。
ボクサーパンツは近年非常に多様化しており、綿などの天然繊維はもちろん、ポリエステルやレーヨン等の合成繊維が織り交ぜられて作られています。
それゆえ、パンツ毎に洗濯方法に違いが生まれてきます。特に注意して欲しい点が2点あります。
まず1点は、洗濯機で洗えるかどうかです。「手洗い」と明記してあるものがそうです。このタイプのボクサーパンツは洗濯機で洗えませんので、必ず手洗いが必要です。
もう1点が、お湯の温度です。洗濯をする時に汚れ落ちが良いからと安易にお湯を使用してはいけません。タグに書いてある選択表示の数字は、使用できる液温の最大温度が記載されていますので、必ず守るようにして下さい。
ボクサーパンツを裏返す
洗濯表示の確認が終われば、洗濯に入ります。ここでポイッと洗濯機に投げ入れてはいけません。
必ずボクサーパンツを裏返しにしてください。特に柄物やプリントされたボクサーパンツの場合、色落ちやの危険があります。洗濯時に裏返さないとすぐに表面が傷んでしまいます。
また、ゴムの伸びを気にする人は、裏返した後でゴム部分を輪ゴムでまとめておくと、洗濯の時にゴムが伸びにくくなるのでおすすめです。
ボクサーパンツを洗濯ネットに入れる
まだ洗濯機に入れてはいけません。必ず下着用の洗濯ネットに入れてから洗濯してください。洗濯物同士が擦れたり、衝撃を和らげる効果が洗濯ネットにはありますので、ボクサーパンツの寿命が延びます。
型崩れもしにくくなるので、ボクサーパンツを選択するときは必ず洗濯ネットを使ってください。この時の洗濯ネットは、大きさな問いませんが比較的の目の細かい下着用を選んだ方が無難です。
洗濯機の設定と洗剤について
ここでようやくボクサーパンツを洗濯機に入れます。洗濯機の設定(コース)についてですが、弱コース(ソフトコース)の短時間が理想です。
他の洗濯ものと一緒に洗う方が多いと思いますが、出来ればパンツは下着類だけでまとめて洗濯した方が痛みは少なくなります。
特に気を付けてほしいのは、洗い時間よりも脱水時間です。脱水時が一番傷みやすいので出来るだけ短い方が好ましいです。目安としては30秒から60秒くらいで十分です。
また、使用する洗剤についてですが、オシャレ着用の中性洗剤が無難です。洗濯表示に中性と記載があるボクサーパンツに関しては、かならず中性洗剤で洗濯するようにして下さい。
直接振りかけたり、粉が解けないと色落ちやムラの原因となりますので、液体タイプの洗剤がおすすめです。また、塩素系の漂白剤は変色のリスクがあるので避けて下さい。
ボクサーパンツの干し方
洗濯が終われば後は干すだけです。濡れたままの時間が長いとシワや色移りの可能性があるので、洗濯後はすぐに干すようにして下さい。
ボクサーパンツは日陰干しが基本です。直射日光は生地を痛めたり変色させることがあるので、風通しの良い日陰に、シワを伸ばしながら干しましょう。ただ、綿のボクサーパンツは日に当てた方が良いので、普通に干してください。
当たり前ですが、乾燥機は絶対にNGです。生地を強烈に痛めますし、シワや型崩れに繋がります。
ボクサーパンツの手洗い方法
洗濯機不可の表示があるボクサーパンツや、大事なボクサーパンツは自分で洗いたいという人の為にボクサーパンツの手洗い方法をご紹介します。
まず、ぬるま湯(洗濯表示に従う。30度以下であればだいたいOK)を溜め、中性洗剤でボクサーパンツを押さえるようにして洗います。この時に擦ってしまうと生地が傷み、シワや型崩れに繋がります。
次に、ぬるま湯を入れ替え、綺麗なぬるま湯でやさしくすすぎます。すすぎ終わったら脱水ですが、絶対に絞らないでください。やさしく押さえて水気を出し、バスタオルで優しく押さえて下さい。
最後に形を整えて風通しの良い場所で陰干しすれば完了です。この時にできれば洗濯ばさみを使わない方がよりパンツに優しいです。