革ベルトを育てる正しい手入れ方法
日々使っていく革ベルトは手入れが大事です。革はしっかり手入れすることによって味のある良い風合いを出していくことができますし、長く使っていくことができ、経年変化を楽しめる素材でもあるのでここでは『革ベルトを育てる正しい手入れ方法』について紹介していきます。
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牛革ベルトの手入れ方法
牛革ベルトの手入れは他の革素材においても基本となる手入れなので覚えておくといろいろと応用が利きます。難しい手入れ方法ではないので使ったら実践していきましょう。
牛革の他にもコードバンやピッグスキンにも活用できる手入れなのでぜひチェックしてみてください。
牛革ベルトの手入れの手順
手順は以下の4工程です。それほど手間もかからないので実践してみましょう。
- ズボンからベルトを外してかるくクセを伸ばす。
- 馬毛ブラシを使ってほこりなどを取り除く為に優しくブラッシングする。
- 保革クリームを塗って革に必要な油分などを補給する。
- 日光の当たらない風通しの良い場所で保管する。
では早速解説していきます。
1.ズボンからベルトを外す
使用したらベルトをズボンから外すのは意外と重要なことです。1日中着けているとベルトは汗などを吸ってしまっています。革ベルトは基本的に水や湿気に弱いので、ズボンからベルトを外して湿気を含んだままにしないことが重要です。ひび割れを防止する為にクセもかるく直してあげましょう。
2.馬毛ブラシでブラッシング
表面には目には見えづらいホコリやチリなどが付着している場合があります。柔らかい馬毛ブラシなどで軽くブラッシングをしてホコリなどを取り除きましょう。ブラッシングをしないで放置してしまうとホコリなどが湿気を吸ってしまい、そこからカビが生えたり傷みの原因にもなります。
ブラッシングで取り除けない汚れが付着している場合は革クリーナーを使ってもOK。ウエスなどの柔らかいきれいな布で優しく拭き取ってください。
3.保革クリームを塗る
ホコリや汚れを落としたらデリケートクリームなどで革に必要な栄養を与えてあげましょう。余計なベトツキがなく、革に潤いを与えひび割れなどを防いでくれます。
ウエスのきれいな部分で優しく塗りこんでください。ホコリなどが付着しやすくなってしまわないように塗り過ぎないようにしましょう。
4.保管する
基本的に革は日光や湿気に弱いので日光が当たらない風通しの良い場所で保管しましょう。
特に革ベルトの場合はクセを付けないことも重要なので、吊るすなどして真っ直ぐな状態を保てるように保管するとより効果的です。
牛革ベルトの手入れの注意点
牛革ベルトに限った話ではありませんが、革を使ったベルトは基本的にどれも水は湿気に弱いです。1日中ベルトを付けていると汗などを吸ってしまっていることをまず認識しましょう。使用した後は付けっぱなしにしないように毎回外して手入れ・保管することが重要です。
濡れているからといって日光を当てたりドライヤーで乾かずのもNGです。革の質感が変わってしまいますし、急激な乾燥はひび割れの原因にもなります。時間がかかっても通気性の良い場所でゆっくり乾燥させましょう。
ヌメ革ベルトの注意点
ヌメ革は他の革に比べて特に水や湿気に弱いです。1日中ヌメ革ベルトを付けていると湿気で色が変わっている場合もあるほどです。
上述した工程に加えて、仕上げに防水スプレーを使うなど湿気を遠ざける工夫をして質感を失わないようにしましょう。ヌメ革は他の革よりも革を育てていく感覚を特に楽しめる素材です。湿気に注意しながらしっかりと手入れをしていくと、独特の風合いを楽しめるベルトになっていきます。
エキゾチックレザーベルトの手入れ方法
クロコダイルやパイソンレザーなどワイルドな雰囲気で人気があるのがエキゾチックレザーです。手入れ自体は簡単なのでこちらも実践していきましょう。
エキゾチックレザーベルトの手入れの手順
基本的に他の革ベルトと手入れ方法は変わりません。
- ズボンから外してかるくクセを伸ばす。
- 馬毛ブラシなどを使って表面のホコリなどを取り除く為にかるくブラッシングする。
- 専用のクリームなどを塗って革に必要な栄養を与える。
- 日光の当たらない風通しの良い場所で保管する。
エキゾチックレザーの場合は保革する為の専用のエキゾチックスプレーなどがあります。それ以外は基本的に牛革と手入れ方法は変わらないので使ったら手入れをして長く使っていけるように心掛けましょう。
エキゾチックレザーベルトの手入れの注意点
なんとなく水に強いと思ってしまうかもしれませんが水や湿気には弱いです。濡れてしまったら柔らかい布で優しく拭き取ったり、汗などの湿気を吸ってしまっている場合は日光などには当てずに通気性の良い場所で保管するようにしましょう。
エキゾチックレザーの中にはスティングレイやシャークスキンのように水に強い革素材もあります。しかし濡れてしまったまま放置してしまうとカビなどの原因にもなるので、基本的に湿気には注意を払うことが必要です。
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