ベルトの長さや幅のサイズと合わせ方
皆さんがベルトを購入する際に気にするのは、もちろんデザインやシルエットでしょう。しかし忘れてはいけないのがサイズです。自分に合ったサイズのベルトを選ばなければ、ベルトとしての機能を果たさないことはもちろん、見た目にも良いとは言えないでしょう。
ここではそんなベルトのサイズはもちろんのことながら、ベルトの幅(太さ)が変わることによって変化する印象についても触れながら紹介していきます。
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ベルトのサイズについて
基本的なベルトサイズの選び方、決め方に入る前に、まずは自分にあったベルトの長さを知る上で必要となる、ベルトのサイズ、特に長さの正しい測り方について確認していきましょう。
ベルトの長さの表記について、購入時に確認する際、どの長さのことを指しているのかについて示したのが下の図です。これを見てそのベルトのサイズがどのくらいの長さなのか、正しい長さを知りましょう。
ベルトのサイズ表記
まずベルトの長さをはかる上で起点となるのが、バックルのどの部分かということになりますが、図のようなタイプのバックルであれば、金具のピン部分が付いている根元の部分から長さをはかります。
販売しているお店によって、金具の先端部からの長さを表記している場合もあるので注意しましょう。そして、サイズ表記の長さを示すのは、そのベルトに空いている穴の真ん中の穴となります。
基本的にベルトに最初から空いている穴の数は奇数個である場合がほとんどです。その場合には真ん中の穴が基準となり、バックル部分の起点となる場所から真ん中の穴までの長さということになります。
たとえば、30インチというサイズ表記のベルトであった場合は、起点となる場所から真ん中の穴までの長さが30インチ(およそ76センチ)ということになります。
また、サイズ表記が【71~81cm】という記載がある場合のものがあります。これは多くの場合、最短の長さから最長の長さまでの部分の長さを表記しているものがほとんどとなります。
バックルの形状によるサイズの測り方の違い
ベルトのサイズを測る際に重要となるのは、上記のとおり、バックルのどの部分からなのかということになります。そして図で紹介したようなオーソドックスなバックルタイプは金具のピンの根元になりますが、他のタイプはどのような測り方となるのでしょうか。
ピンが金具の中心に来るもの
金具のピンがバックルの中心にくるようなタイプのものの場合、こちらもピンの根元部分が基準となります。前提としてあるのは、ベルトを金具にとめた時の長さが腰回りの長さと一致する位置ということになります。
トップ式バックル
エンブレム状のバックルの裏側に突起が付いており、それをベルトの穴にさすタイプのバックルの場合は、この突起部分がサイズ表記の起点となります。こちらもベルトを留めた時の長さと腰回りが合うような測り方となります。
その他のバックル
ベルトには他にも、布ベルトやリングベルトなどに代表される、自由に留める場所を決めることが出来るもの(いわゆるバックル式バックル)があります。そのようなベルトにサイズ表記がある場合は、ほとんどが全長を示しています。
ベルトサイズの選び方
正しいベルトの長さが分かったところで、今度はどのようにして自分のサイズに合ったベルトを選ぶかという選び方の部分に話を移しましょう。せっかく買ったベルトもサイズが合っていなければ使えませんので、失敗しないベルトサイズの選び方を確認しましょう。
今使っているベルトを基準にする
新しいベルトを購入する際に、最適なベルトサイズを知る一番簡単な方法は、今現在使っているベルトを基準にする方法です。言われてみれば当たり前のことかもしれませんが、これが一番確実で失敗しません。
そこで、まずは自分が今使っているベルトの長さを測りましょう。その際には、上記で紹介した測り方を参考に、必ず正しい方法で測るようにしてください。この長さを基準に、基本的には購入しようとしているベルトのサイズ表記と同じもの、もしくは最も近いものを選ぶと良いでしょう。
体型の変化とベルトサイズ選び
ベルトサイズを考える上で迷ってしまう要素の一つに、体型の変化を挙げる方もいらっしゃるのではないでしょうか。年齢的にお腹周りが太ってしまいそうだと考えているようであれば、今のベルトの長さが、新しいベルトの真ん中の穴よりも、一つ内側となるようにしておくと良いでしょう。
反対に、今は太ってしまっているものの、今後はやせていく予定という方であれば、今のベルトの長さが、新しいベルトで真ん中より一つ外側の穴と同じになるようにしましょう。
着こなしによるベルトサイズ選び
ここまでで紹介したベルトサイズの選び方というのは、最もオーソドックスなものであり、ファッション的な観点を除いた選び方ということも言えます。当然ですが、見た目やコーディネート、着こなしによってもベルトサイズの選び方が変わることもあるでしょう。
たとえば、通常よりもパンツを少し下げるようなスタイルで履く場合には、一般的な選び方よりも大きめになるようなサイズ選びが必要となるでしょう。
また、バックルで留めたベルトの先端部分の余りをどの程度出したいかどうかによっても変わってきます。最近ではベルトの余り部分をおしゃれに魅せるコーディネートもあるので、そうした傾向でベルトのサイズを選ぶ方も少なくないようです。
ベルトの太さによって変わる印象
ベルトというのは、その太さによって見た目の印象に比較的大きな印象を与えます。一般的には細いベルトほど、シャープでスマート、ドレッシーな印象となり、反対に太ければよりカジュアルな印象となるとなるでしょう。
では、具体的に細いベルトと太いベルトの境界線というのは何センチなのでしょうか。これについて明確な決まりがあるわけではありませんが、3センチが一つの基準となるでしょう。
これよりも細いベルトであれば、スマートで洗練された印象を与えます。特にスーツスタイルにおけるベルトを選びにおいては3センチを基準に選ぶと良いでしょう。
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