ベルトの太さ(幅)で変わる印象
ベルトの太さによって与える印象が変わることはご存知でしょうか。太さの違いによってカジュアルであったりフォーマルであったり、その印象は異なります。そうなると、シーンに合わせたベルトの太さの選び方は実に重要なポイントになるといえるのです。
ここでは、ベルトの太さが与える印象を始め、着こなしについて詳しく解説していますので、ベルトの太さについて少しでも理解を深めてみてはいかがでしょうか。
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ベルトの太さ(幅)が与える印象
ベルトの素材や種類が豊富なように、ベルトの太さにもいくつかの種類があることはご存知かと思います。しかし、いざコーディネートをしてみようとしたところ、どの太さのベルトを選べばいいの?と悩んだ経験がある方もいるのではないでしょうか。
ベルトの太さには基本のルールがあります。
- 細いベルトはフォーマル向け
- 太いベルトはカジュアル向け
ベルトは太さによって与える印象が大きく変わります。TPOに合わせたベルトの太さを選ぶことも重要ですし、トータルコーディネートのバランスを保つためのベルトの太さを選ぶことも重要です。
今、自分が持っているベルト幅がどれくらいなのか?それはどんな時に使うのが適しているのか?と思っている人や、イメージするスタイルに合わせるためのベルトの太さはどれくらいの太さなのか?と考えている方はこの3種類を目安にしてみてはいかがでしょうか。
それぞれの太さが与える印象は以下で説明しています。
細ベルトが与える印象
細いベルトとは一般的には3cm以下の幅のベルトを指します。細いベルトはスーツやドレッシーなスタイルに合わせやすいベルトなので、カジュアルよりもスタイリッシュやモードな印象を与えやすいベルトと言えるでしょう。
デザイン的な意味でのおしゃれ感を与えるというよりも、全体ファッションのバランスから細ベルトであることから、ハイセンスなおしゃれ感を演出しやすい、言うなれば"大人の男性"といったイメージを与えやすいベルトです。
細ベルトの合わせ方
上記でも述べましたが、細ベルトはスタイリッシュであったりモードな印象を与えるのに最適なベルトです。そのため、スーツスタイル、モードスタイルなどドレッシーな着こなしの際に合わせやすいベルトでしょう。
もちろんカジュアルスタイルにも使用できますが、ジャケットなどと合わせることができれば、細ベルト効果でおしゃれ感は倍増します。ただし、あくまで細身のスタイルにおいてですので、ダボっとしたゆとりのあるカジュアルスタイルには不向きなベルトと言えますので、注意してください。
中ベルトが与える印象
中ベルト、つまり3cm~3.5cmほどの太さのベルトは割とオーソドックスなベルトの太さで、日頃から多くの人が馴染みのあるベルトと言えます。このベルトは基本的にはジーンズやチノパンなどのカジュアルスタイルからスーツなどのフォーマルスタイルに至るまで、どんなスタイルにも合わせやすいベルト幅です。
しかし、逆に言えば遊び部分も少ない幅感とも言えます。そのため、真面目な印象を与えやすいベルトの太さであり、就活生などにおいては最適のベルトの太さと言えるでしょう。
中ベルトの合わせ方
一般的な3cm~3.5cmのベルト、いわゆる中ベルトについては、素材にもよりますが比較的どんなファッションにも合わせやすいベルト幅であると言えます。
3cm幅の革ベルトであればスーツ姿に合わせることができますし、3.5cmのメッシュベルトであればジーンズと合わせてカジュアルスタイルを楽しむこともできます。
一番オーソドックスな太さであることから、素材は別としても幅感だけで考えれば真面目にも遊びにも使える用途の広いベルトの太さであるため、この太さのベルトは必ず1本は持っていたいところでしょう。
女性からのプレゼントとしても一番適した太さと言えるので、ベルトの太さについて悩んだ際は3cm~3.5cmのベルトの太さを選べば失敗することはないでしょう。
太ベルトが与える印象
太ベルトとは概ね4cm以上のベルトに対して言うことが多いのですが、この太ベルトが与える印象としては"ザ・カジュアル"といったところでしょうか。そのため、カジュアルライクな印象を与えたい場合は太めのベルトをチョイスは間違っていません。
幅感が太ければ太いほど、スタイリッシュなイメージからはかけ離れ、カジュアル向けな印象を与えることができますので、デートなどの場所によっては注意すべきベルトとも言えます。
太ベルトの合わせ方
4cm以上のベルトを多くは太ベルトと言いますが、太ベルトの着こなし方法としてはカジュアル感を中心としたファッションスタイルが適していると言えます。特にアメカジスタイルであったり、股上の浅いパンツを好んで履く場合は特にマッチしやすいベルトと言えます。色落ち加工を施しているジーンズにも合わせやすいでしょう。
また、太ベルトはバックルが大きいものや、幅感があることからベルト自体に装飾などを施されているものも存在しているため、インパクトを与えるファッションとして適しています。
ベルトの太さによる違い
ベルト太さについて、細ければ細いほどフォーマルで太ければ太いほどカジュアルという印象となりますが、それ以外にもベルトの太さが異なることで与える印象や効果があります。それらの印象や効果について以下にまとめていますので、参考にしてください。
ベルトの太さによる足長効果について
ベルトの太さによって感じる視覚的効果について考えたことはありますか?単純ではありますが、ベルトの幅が太ければ太いほど、その分ウエスト部分が覆われて足の長さについても見える印象が変わってきます。
もちろん選ぶボトムスであったり、ベルト位置についても足長効果は変わってきますが、太さについても影響があるものと思っていいでしょう。少しでも足長効果を・・・と思っている人は、一般的な太さのベルトor細ベルトを選んでみてはいかがでしょうか。
ベルトの太さによる身軽さについて
ベルトの太さが太いことによって体にかかる圧迫感も当然変わってきますし、重量感も変わってきます。ベルトの留め位置にもよりますが、それでも体に密着している面積が細ベルトと太ベルトによって異なるのは必然。ましてや、ベルトの素材によってはベルトの幅が太ければ太いほど、面積量の増加により重量も増えます。
つまり、ベルトの太さによって体の身軽さにも影響がありますので、自分のその日一日の予定なども鑑み、身軽に動けるベルトの太さを選ぶことも重要といっても過言ではありません。
特に夏場などは汗もかきやすいため、密着する面積が多い太ベルトはベルトの密着部分から大量の汗をかいてしまうこともあるため、気温などにも気をつけて着こなした方がいいでしょう。
ベルトの太さによるバランス
自分の体型に対して、どのベルトの太さが似合うのかと悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。当然世の中には人の体型は千差万別であるため、似合うベルトの幅も変わってきます。
ファッションコーデにもよるところはありますが、一般的に背が高い人あったり体が大きめの人は太めのベルト、小柄であったり背が低い人、または細身の人は細めベルトを選ぶとバランスが取れると言えます。
もちろん全ての人がこの条件に当てはまるわけではありませんが、ベルトの太さに悩んでいる人は参考にしてください。
ベルトの太さに合わせたデザインの選び方
ベルトの太さによって、施されるデザインが大きく異なります。考えてみればそれもそのはず。ベルトそのものの面積が違うため、細いベルトと太いベルトに対してできる装飾などにも差ができるわけです。ここではベルトの太さとデザインの関係性について詳しく述べていきます。
ベルトの太さによる素材の違い
革ベルトであれば細ベルト〜中ベルトあたりが一般的なベルトの太さとして展開されていることが多いと言えます。その中でもスウェードベルトなどはスーツなどに合わせるのに適した幅と素材です。
逆に革ベルトで中ベルト〜太ベルトとして展開されているものでメッシュベルトはなどはおしゃれベルトとして登場することが多く見られます。また牛革ベルトなども太ベルトとして展開されていることが多いのですが、これらのベルトはジーンズなどのカジュアルスタイルに合わせやすいベルトと言えます。
ベルトの太さによるカラーについて
ベルトのカラーと太さは密接な関係にあると言っても過言ではありません。例えばモノトーンのコーディネートに対してベルトを選ぶ場合、ブラックの牛革ベルトが太めのベルトだった場合はウエスト部分にやたら重さを感じる印象を与えてしまいます。この場合はオーソドックスな中ベルトをチョイスしたいところですよね。
また、白のボトムスに対してベルトで少しアクセントを入れたいと考えている場合、細いベルトであることから赤や緑といった差し色としての役割も果たしてくれる場合もあります。この場合、太すぎるベルトだとベルトが主張しすぎて全体のバランスが崩れかねません。
そういった意味でも、ベルトの太さとカラーチョイスは重要と言えますので、コーディネートの際に気をつけてください。
ベルトの太さによる装飾の違い
ベルトの太さによって大きく影響を受ける装飾部分。特に太ければ太いほど、その影響はファッションのインパクトとして大きな影響を与えます。
まず、フォーマル向けの細めのベルトの場合、両端にステッチが入ることが多く、その他においては割とシンプルに作らているものが多く見られます。
逆に太いベルトの場合はステッチが全くなくベルトの存在感をしっかりと主張するものや、逆にベルト自体にしっかりと刻印を施したものや、刺繍されているもの、中には布ベルトに対してシルバーの装飾を施している派手なものも太ベルトには存在します。
細ければ細いほどシンプルでフォーマル、そしてスマートで締まった印象であり、太くなればなるほど、遊びがありカジュアル向けなベルトといえるでしょう。
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