ランドセルがオーダーメイドできる人気ブランド特徴比較
近年、デザインやカラーの選択肢が増えたことでランドセルをオーダーメイドで作ることの人気が高まってきました。自分で細かくパーツを選んで注文したオーダーメイドランドセルは既製品には無い特別感を感じることができ、一生の思い出になります。
オーダーメイドと言うと既製品よりも何倍か高くなってしまうイメージがありますが、ランドセルに限っては必ずしもそうとは限りません。もちろん高級な素材を選択すれば高くなりますが、デザインやカラー、好きなパーツを選んだくらいでは既製品と同じくらいの値段で仕上がることもあります。
オリジナリティもあり、子どもが最高に気に入るランドセルを手に入れることもできるなど、魅力がたくさんあります。メーカーによってはホームページでシミュレーションできることもあるので、とにかく一度見てみることをおすすめします。以下ではオーダーメイドできる人気のブランドをまとめましたので、参考になさってください。
スポンサーリンク
イオン(AEON)
イオンのオーダーメイドランドセルは少し高級志向の「FLATCUBE」か、大手ならではの安心価格志向の「MYCOLOR」の2つから選んでカスタマイズしていきます。
「本体のカラー」「かぶせのカラー」「ヘリのカラー」「内装のデザイン&カラー」「かぶせ鋲」「ネームホルダー(イニシャル)」の7箇所がカスタマイズでき、組み合わせ次第では誰も持っていないようなランドセルをオーダーすることも可能です。
インターネット上で簡単にシミュレーションできるので子どもと楽しく選ぶことができます。
参考価格:「FLATCUBE」57,240円、「MYCOLOR」41,040円
イトーヨーカドー
イトーヨーカドーのオーダーメイドランドセルはパターンオーダーメイドができます。「本体カラー」「サブカラー」「かぶせ裏」「金具タイプ」「デザインタイプ」「背中の色」「名前を入れる」「シルバー箔押しの有無」の8箇所のカスタマイズになります。
機能的にも優秀なランドセルです。インターネット上でシミュレーションできるので、子どもと楽しく選べるのも良いですね。ただし、注文はインターネット上ではできないので、注文票をプリントアウトして店舗に持ち込む必要があります。
参考価格:女の子向け108,000円~113,400円、男の子向け91,800円
フィットちゃん
フィットちゃんのオーダーメイドランドセルもパターンオーダーメイドですが、選べる項目がかなり多いです。「本体の色」「へりの色」「まど」「フタ」「背当て」「鋲」「中のパターン」「引き手」「刺繍」「名前をいれる」の11箇所をカスタマイズすることができます。
オーダーメイドランドセルにもフィットちゃん機能がついているので体にフィットし、負担を減らす工夫がなされています。ホームページでシミュレーションができ、値段も手ごろなので人気のオーダーメイドランドセルです。
参考価格:54,800円~
ららや(ララちゃんランドセル)
ららやのオーダーメイドランドセルもかなり細かく選ぶことができます。また、半かぶせ型が選択肢にあるのも他と違う点ですね。
「本体のサイズと形」「へり」「糸」「中」「横」「ポケット」「ふた」「ネーム刺繍」「ふた刺繍」「肩ベルト刺繍」の10箇所をカスタマイズできます。最後にレッスンバッグを作るかどうかも選べます。
ホームページで簡単にシミュレーションすることができます。そしてららやのオーダーメイドは早割でかなり安くなるのも特徴の1つです。
参考価格:超早割49,000円、通常70,000円
神田屋鞄製作所
神田屋鞄製作所のオーダーメイドランドセルもカスタマイズできる箇所がたくさんあります。最初にクラリーノか牛革を選べることと、取り外しができる取っ手がつけられるのも魅力的です。
「素材と色」「ふち」「糸」「背中」「横」「ふた」「中」「前」「取っ手」「名前を入れる」の10箇所をカスタマイズできます。
いわゆる工房系ランドセルで、職人の手縫いによるこだわりの少量生産なので品質も信頼できるランドセルです。こちらもホームページでシミュレーションすることができます。
参考価格:クラリーノ 早割54,800円 / 通常63,000円、牛革 早割68,800円 / 通常77,000円
ランドセル工房生田
ランドセル工房生田のオーダーメイドランドセルは最初に牛革かコードバンを選ぶので本格仕様のランドセルと言えます。その中でさらにコバ塗りかどうかも選べるので、まさにこだわりのランドセルをオーダーすることができます。
「ランドセルを選ぶ」「ふちの色」「糸の色」「内装」「背中の革の色」「ふたの鋲」「金具の色」の7箇所をカスタマイズして最後にオプションを選びます。
こちらも工房系ランドセルで、職人の手縫いによるこだわりを感じることができるランドセルです。ランドセル工房生田ではそもそも天然皮革の本革しか扱っていないことからも強いこだわりが見て取れますね。同じくホームページでシミュレーションすることが可能です。
参考価格:牛革51,500円~、コードバン70,000円~
ランドセルのスドウ
スドウのオーダーメイドランドセルも牛革かコードバンから選べます。これまでのオーダーメイドとは少し違っていて、ベースのランドセルを選び、そこからカラーの変更や金具などの追加をおこなっていくオーダー方法です。
「本体ランドセルの選択」「背当て・バンド裏のカラー変更」「かぶせ裏・Y字ベロ裏・内装のカラー変更」「ステッチのカラー変更」「コバのカラー変更」「背カンのカラー変更」「前ポケットファスナーのカラー変更」「イニシャル追加」「イニシャルの文字追加」「ダイヤ追加」「持ち手の追加」「背負いベルトDカン追加」「大マチナスカン追加」「前ポケット内Dカン追加」「錠前、その他金具類のカラー変更」と14箇所選ぶ項目があります。
しかし残念なことにホームページ内にシミュレーションが無いのでイメージが湧きにくいかもしれません。オーダーはホームページでもできますが、直接工房に出向いても良いようなので、近場の方は工房に出向いて相談しながら決めると良いかもしれません。サンプルの取り寄せは可能です。
参考価格:45,000円~(変更・追加ごとに上がっていく)
ガルソン
ガルソンはオーダーメイドのランドセルのみ取り扱っているメーカーです。ガルソンの特徴でもある独自の「ボルサ」という素材は牛革を特殊加工しており、牛革の風合い、なめらかさを持ち、傷にも雨にも強いという嬉しい素材になっています。他に人工皮革も扱っています。
選ぶのは「本体の色」「ふち」「糸」「うちばり」「背中」の5箇所で、比較的少なめです。しかしもともとオーダーメイドしか扱っていないので、そのこだわりや品質は口コミでも広まってきていて、良心的な価格帯なのも人気の秘訣です。ホームページでシミュレーションをおこなうことが可能です。
参考価格:ボルサ43,500~46,000円、人工皮革38,500~41,000円
近藤かばん
近藤かばんのオーダーメイドランドセルは選べる箇所は少ないものの本革の牛革かコードバンから選ぶことができます選ぶ箇所は「背当ての色」「肩ベルト裏の色」「内装」の3つです。その他オプションで糸のカラー変更やヘリのカラー変更ができます。
選べる箇所やバリエーションは多いとは言えませんが、親子2代で60年以上ランドセルを作り続けている小さな工房です。ホームページでシミュレーションをすることはできないので、カタログを取り寄せてしっかり吟味するようにしましょう。
参考価格:45,000円~
ヤマヨシ
ヤマヨシのオーダーメイドランドセルは素材が牛革ボルサで「本体」「縁取り」「背中・内装」「糸」の4つを選択できます。選べる箇所は決して多くありませんが、最大の特徴としては価格が安いことです。
ホームページでシミュレーションすることはできないので実物サンプルを取り寄せて吟味するようにしましょう。
参考価格:45,000円
ふわりぃランドセル
ふわりぃではこれまではのメーカーには無かった「障がい児用のランドセル」もオーダーメイドすることができます。もちろん一般的なランドセルもオーダーメイドができ、これまで紹介したメーカーの中で最も選ぶ箇所が多いです。特にコンビカラーの組み合わせは随一と言えます。
選ぶのは「素材」「単色orコンビカラ―」「ステッチカラー」「かぶせステッチデザイン」「かぶせ鋲」「背中カラー」「大マチのステッチライン」「ファスナーの引手」「防犯ブザー用フック」「ポケット」「内装生地」「前締め鋲」「チェストベルト」「名前の刺繍」の14箇所です。
ホームページにシミュレーションのような機能はありますが、最後の完成図で「カラー、ステッチカラー、内装生地」しか反映されないのが少し残念な点ではあります。
参考価格:63,720円~