横型?半かぶせ型?ランドセルの形状の種類と特徴
ランドセルを探していると主に3つの形状を発見できるかと思います。ランドセルには縦型と横型があり、縦型には全かぶせ型と半かぶせ型があります。横型にも全かぶせ型や半かぶせ型がありますが、ほとんどの物が半かぶせ型です。
一時は縦型の半かぶせ型も流行しましたが、現在最も一般的に使われているランドセルは縦型の全かぶせ型です。以下ではそれぞれがどんなランドセルなのかメリットデメリットも踏まえて詳しく解説していきます。
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縦型 / 全かぶせ型ランドセル(学習院型)
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縦型の全かぶせ型ランドセルは現在最も多く使用されているオーソドックスな形です。読んで字の如く縦型のランドセルで、かぶせがランドセル本体の底まで達しているランドセルです。子どもが6年間使う上で体の発育に負担がかからないよう年々改良を重ね、機能面でもどんどん進化しています。
教材やランドセルカバーもこの縦型の全かぶせ型ランドセルに合わせて作られることが多いので、他の形のように余計な苦労をすることなく使用することができます。
全かぶせ型ランドセルの使い勝手
全かぶせ型ランドセルは一般的に多く使われているだけあって使い勝手も抜群です。カラーやデザインのバリエーションも豊富ですし、機能面でも1番よく考えられて改良されています。
背負い心地はメーカーや子どもの体格によりますが、体格が小さい場合は横型によりも断然良いです。もうずっと昔から使われている形なので安心して選ぶことができます。
全かぶせ型ランドセルのメリット
- カラーやデザインのバリエーションが豊富
- ブランドも選択肢が多い
- 歴史、使用者数ともに群を抜いているので安心
全かぶせ型ランドセルのデメリット
デメリットは特にありませんが、強いて言うならばランドセルを寝かさないとかぶせが開けられない点です。しかし防犯上はその方が安全と言う見方もできます。
縦型 / 半かぶせ型ランドセル
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縦型の半かぶせ型ランドセルは、本体の形は縦型でオーソドックスなものに近いですがかぶせがランドセルの半分ほどまでしかなく、留め金具がランドセルの背面についているランドセルです。
半かぶせ型ランドセルの普及率
半かぶせ型ランドセルは一時期全かぶせ型と同じくらい流行したこともありましたが、今ではほとんど使っている子どもはいないようです。
学校によっても「傾向」があるので一概には言えませんが、学校中見ても誰も使っていないこともあれば学年で1人、2人ということもあるようです。
半かぶせ型ランドセルの使い勝手
半かぶせ型のランドセルは一般的なランドセルに比べて微妙にサイズが違うことがあるので、教科書が入らないということが稀にあるようです。買う際にはサイズ感はしっかり確認したほうが良いですね。背負い心地はメーカーや子どもの体格によりますが、体格が小さい場合は横型よりも断然良いです。
半かぶせ型ランドセルのメリット
- 物の出し入れがしやすい(ランドセルを立てたまま開けられる)
- 机のフックにかけたままでも取り出しやすい
- 忘れ物をしたときに親が後ろから物を入れやすい
- レトロな雰囲気がでる
- たくさんのランドセルの中からでも見つけやすい
半かぶせ型ランドセルのデメリット
- たくさん詰めすぎた場合、開けたときの跳ね返りが強い
- かぶせで物をはさむ使い方ができない
- 後ろから簡単に開けられてしまうので防犯面で心配
- 市販のランドセル用カバーが合わない
- カラーやデザインのバリエーションが少ない
横型ランドセル
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横型ランドセルはワイドランドセルとも言われるように、横幅が広い作りになっています。かぶせはほとんどの場合半かぶせ型になります。大人が使っても遜色ないような見た目がお洒落で、個性的なものを好む子どもや親から人気を集めているようです。
横型ランドセルの普及率
横型ランドセルの普及率もまだまだ多いとは言えません。学校によっても違いますが、全く使われていないこともあれば学年に1人、学校中で1人か2人といった割合です。また、学校によっては横型を禁止しているところもあるので先に確認しておいた方が良いでしょう。
横型ランドセルの使い勝手
横型ランドセルは収納量や収納サイズでは縦型よりも余裕があります。ただ、そもそも本体が大きいので体格が小さいうちは少しバランスが取りにくいこともあります。
体格が大きくなってくればバランスも崩れることなく、むしろ肩ベルトの位置もワイド設計にできるので窮屈に感じることは少ないようです。
横型ランドセルのメリット
- お洒落で個性的
- 教科書の出し入れがラクラク
- かぶせを開くと教科書の背表紙が見える
- 収納サイズが大きい
- 型崩れがしにくい
- 背負ったま体育座りをしても地面につかない
横型ランドセルのデメリット
- 許可されていない学校もある
- 低学年の時には大きすぎる
- 学校のロッカーに収まらない可能性がある
- 机の横に吊るすと大きすぎることがある
- 市販のランドセル用カバーのサイズが合わない
- ラインナップが少ない