ジーパンをダメージ加工する方法
ジーパンをよりオシャレに楽しむために、自然な色アセを作る「ユーズド加工」や破く「クラッシュ」加工が施されたジーンズを販売しているメーカーもあります。しかし、普通のジーパンも自分の手でユーズド加工やクラッシュさせて仕上げることも可能です。ジーパンのダメージ加工の方法についてご説明。
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ジーパンをダメージジーンズに加工する方法
ジーパンのダメージ加工に必要な道具
最近では、最初からダメージ加工されたジーパンも数多くジーパンブランドから販売されていますが、自分の手でジーパンのダメージ加工をして世界にひとつだけのオリジナルジーパンを作る簡単な方法をご紹介します。
まずジーパンのダメージ加工に必要な道具ですが
- マジックペン
- 240番のサンドペーパー(理想はディスクサンダー)
- 割り箸
- 木片(湾曲しているものが理想)
以上のような道具があれば、ダメージ加工が簡単に出来ます。
ジーパンのダメージ加工テクニック
ジーパンのダメージ加工について、加工の種類別にご説明します。
「色落ち」のダメージ加工
サンドペーパーで頑張って擦ります。それだけです。ただし、生地の下に突起があるとその部分だけ強調されますので注意が必要です。
「ヒゲ」のダメージ加工
まずジーパンをはいて状態でヒゲを付けたいポイントにマジックで印をつけます。次に、ジーパンを脱いでから印の下に割り箸を潜り込ませます。その箇所をサンドペーパーで擦れば割り箸をおいた箇所が強調されて色落ちしますので、これを何度か繰り返せばヒゲが完成します。
「クラッシュ(破れ)」のダメージ加工
湾曲した木片を「クラッシュ」させたい箇所の内側に潜り込ませて、ディスクサンダーを装着した電動ドリルを当てます。力加減が難しいので、くれぐれも慎重に行ってください。力を入れすぎると横糸まで飛ばしてしまうので穴があいてしまいます。かといって弱い力ですと、縦糸が飛ばずに長い時間を要します。慣れればものの十数秒で完成しますが、慎重に行ってください。
ジーパンを上手にダメージ加工するコツ
ジーパンのダメージ加工が広がり過ぎない方法
ジーパンに入れたダメージ加工の横線がだんだんと広がり、大きな穴になってしまうこともあります。そうなるとジーパンをはく時に足の指を引っ掛けてしまいまた穴が大きくなるという悪循環も考えられます。そうならないための方法として、あて布があります。
方法は簡単でジーパンの裏側から、余った布(何でもいいです)を布用のボンドで貼り付けて穴を塞ぐだけです。黒の無地の布であれば違和感はありませんし和柄など好みの柄で個性を出すのもいいと思います。冬の寒さ対策にもなりますので、オススメの方法です。
ジーパンのダメージ加工でヒゲを染色する
ジーパンは基本的にはブルーでダメージ加工された部分は白っぽくなります。そこでダメージ加工の最後に「ブラウン系」の染料で全体を染めるとよりオシャレになります。全体的に茶色っぽくなるのでは?と不安に思うかもしれませんが、大丈夫です。
ブルーのところへの影響は極めて小さくダメージ加工された箇所(ヒゲなど)が茶色っぽく染まるだけですので、ご安心ください。
素人が均一にムラなく染め上げることは至難の業です。しかし、ダメージジーンズですので、そのムラがまた味を出しオリジナルな要素の強い、おしゃれなジーパンが完成すると思います。