ジーパンの色を染め直しする方法
長年穿き続けたジーパンは自分の体にフィットし、非常に穿き心地が良いものです。しかし、いくら丁寧に扱っていても、少しづつ色落ちしていきます。そこで、色落ちしたジーパンを染め直しする方法をいくつかご紹介します。どの方法も一長一短ありますので自分に合った方法を見つけてみてください。
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色落ちしたジーパンを染め直す方法
ダイロンを使用してジーパンを染め直す方法
イギリス生まれの家庭用染料「ダイロン」。家庭でもお手軽に染色が出来ると人気の商品です。そんな染料「ダイロン」を使って。色落ちしたジーパンを染め直す方法をご紹介します。
まず希望の色のダイロンを記載の分量通りの熱湯(80度以上)に溶かしてよく混ぜます。次に塩を入れてまた混ぜます。この中に、水洗いして脱水したあとのジーパンを入れてもみ洗いするようにしっかり馴染ませます。20分つけ置きし、さらにひっくり返してもう20分つけておきます。最後によくすすぎ、ジーパンの余分な染料を落としてから水洗いすれば完成です。
注意点としては、染料が非常に強いので、必ずゴム手袋をして作業してください。また、ジーパンの裏側やタグまで全て染まってしまいますので、その点はご注意ください。
染めQを使用してジーパンを染め直す方法
スプレーで簡単にジーパンを染色できる便利な物もあります。それが「ジーンズ染めQ」です。暗い色から明るい色への染色は難しいですが、色落ちしたジーパンを簡単に濃い色へと染色できます。洗濯で色落ちすることもほとんどありません。非常に便利な方法です。
使い方は、ジーパンの汚れ等を洗濯で落として完全に乾燥させます。次に、染めたくない箇所をマスキングテープ等で隠します。缶をよく振って、10センチ程度の距離から早く・薄くスプレーしてください。5分ほど乾かしたら、再度さまざまな角度から重ねて吹きかけ、好みの色になるまで染色します。スプレーし終わったら、常温で2時間程度乾燥させます。乾燥後に、乾いた布でスプレーした所を拭き取れば完成です。
ジーパンを染め直す時の注意点
ジーパンを染め直す際の注意点ですが、よほど慣れていないと思った通りの色に染まることはないということを覚悟して行ってください。工場では様々な処理をジーパンに施してから染色していますので、その手法を完全に家庭で再現することは難しいです。「ムラなく染める」という意識だけで行う方が失敗が少なく済みます。
また、どの方法でも染め直しは可能ですが、必ず添付の「使用方法」と「注意書き」をよく読んで、正しい使い方をしてください。思わぬ失敗をすることがありますので、くれぐれもご注意ください。
ジーパンの染め直しを応用したリメイク
コーヒーや紅茶でもジーパンの染め直しが可能
「専用の染料を使ってジーパンを染めると失敗したら取り返しがつかなそう」「染料だとジーパンが人工的な色合いになりそうで嫌だ」という人にオススメなのが、「コーヒー」や「紅茶」を使ったジーパンの染め直しです。染料を使った時ほど強烈に染まりませんの、風合いを出したい時などに便利です。
例として紅茶でのジーパンの染め方をご紹介します。まず、大きな鍋に紅茶の葉と水を入れて火にかけ、紅茶を煮出します。この時に塩を入れるのを忘れないでください。水洗いして脱水したジーパンを、この煮立った紅茶の中につけ込むだけです。方法は非常に簡単です。より強く染めたい場合などはジーパンを入れて煮込んでも大丈夫です。染め終わったらよくすすいで、ジーパンを乾燥させれば完成です。染め直しの方法の一つとして参考にしてみてください。