ジーパンの裾上げ方法とお店の裾上げ料金の相場
ジーパンを購入する時や、裾が傷ついてしまった時に検討するのが「裾上げ」です。ご自身のサイズに合わせて裾上げをしたりほつれた裾を修理する意味で行う方もいるでしょう。ここでは、そんなジーパンの裾上げの方法やお店に出した際の料金について紹介します。
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お店でジーパンを裾上げしてもらう場合
ジーパンの裾上げに必要な料金の相場
ジーパンの裾上げをいつ行うかということに関しては、おそらくジーパンを購入時にご自身のサイズに合わせてという方が多いでしょう。その場合の裾上げというのはもちろん購入したお店にもよるかとは思いますが、大抵の場合は裾上げに関しての料金は無料サービスとしているところが多いようです。
しかし、もしも履いているうちにやっぱり裾の長さをもっと短くしたい、自分のイメージしたシルエットではないから裾上げをしたい裾部分が擦れて修理したいなどの理由から、ジーパンの裾上げを検討する方も多いでしょう。
その場合の、ジーパンの裾上げにかかる料金の相場というのはどの程度なのでしょうか。お店ごとに違いはありますが、1,000円以上2,000円以下といったお店が多いようです。また、裾上げの加工の方法によって値段が変わる場合もあるのでお願いしようとしているお店に確認するのが良いでしょう。
お店でジーパンを裾上げするならチェーンステッチで
ジーパンの裾上げをする上で気を付けなくてはいけないのは、裾を縫う時の縫製方法です。基本的に裾上げの際には、シングルステッチとチェーンステッチという二つの方法があり、ジーパンの裾上げ時にはチェーンステッチという方法がおすすめです。 チェーンステッチというのは縫い目の裏側がチェーンのような形になる縫い方でヴィンテージのジーンズもほとんどがこの方法で縫われています。
チェーンステッチにすることによって裾の部分の色落ちが段々状になり、シングルステッチの時とは違った味のある色落ちをしていきます。ジーパンの良さを生かす意味でもお店で裾上げをするのであれば、このチェーンステッチという縫製方法で仕上げをしてくれるお店にすると良いでしょう。
ジーパン裾上げ時のアタリ出し加工とは?
そもそもアタリ出し加工とは一体なんのことを言うのでしょうか。これは、ジーパン特有の色落ちのことを指します。つまり、敢えて色落ちしているように見せる加工のことをアタリ出し加工というわけです。
裾上げの時になぜアタリ出し加工が必要になるのかと言うと、裾を上げたそのままの状態だとあらたに裾となる部分には全くアタリが出ていないため、どうしてもカッコ悪く見えてしまうことがあるからです。裾上げ時にアタリ出し加工も同時に行えば、こうしたことにならず、色落ちした味わいを残したままのような形でのジーパンの裾上げが可能となるのです。
自分でジーパンの裾上げをする方法
ミシンでジーパンの裾上げをする時の注意点
一見すると、難しいと感じる方も多いジーパンの裾上げですが、実は自宅でもよほどのジーパンでなければ、比較的簡単に裾上げをすることが可能です。特にミシンがあればより手軽に行うことができるので、失敗しても良いという程度のジーパンであれば、何度か練習してみてはいかがでしょうか。
ただ注意点としては馬力があまりにもないミシンの場合どうしても生地が分厚くなる部分や、もともと分厚いデニムは縫いにくいでしょう。また慣れない場合はまっすぐに縫うことが、難しく感じるかたもいらっしゃるでしょうから、なるべくゆっくりと縫っていくと良いでしょう。
また、仕上がりの形にしてからハンマーなどで叩いて癖をつけたりすると、生地の厚みがつぶれて縫いやすくなります。いずれにせよ、いきなりお気に入りのジーパンを自分でというのはおすすめしないので、まずは練習用のジーパンを用意してやると良いでしょう。
ジーパンなどの厚い生地も裾上げ出来るおすすめミシン
手縫いでジーパンの裾上げをする時の注意点。上記はミシンを使った際のジーパンの裾上げに関する話でしたが、手縫いでもジーパンの裾上げは可能です。その際の注意点としては縫い目がまっすぐになるように注意すること、縫い方をどれにするかを検討することと言えるでしょう。
特に普通のなみ縫いなどでは強度や見た目の点からおすすめできません。しっかりと返し縫いをする必要があるので注意しましょう。一針一針縫っていくのはかなり根気のいる作業ですが、丁寧に縫っていけばミシンにも負けない出来栄えも無理ではありません。
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