生デニム?ジーパンの糊落としの方法
「ノンウォッシュジーンズ」や「リジットシーンズ」とも呼ばれる未洗いの状態で出荷されるジーパン「生デニム」。穿いて洗うたびに縮んで体に馴染んでいく「生デニム」は、未洗いのためノリがついたバリバリの状態で売られています。そこで必要な「糊落とし」の方法についてご説明します。
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生デニムとは?ジーパンの糊落としとは?
生デニムのジーパンとは?
「生デニム」のジーパンとは「ノンウォッシュジーンズ」や「リジットシーンズ」とも呼ばれる未洗いの状態で出荷されるジーパンのことです。未洗いの状態ですので、洗濯するとジーパンの種類にもよりますがサイズが2-3インチ縮んだり、色が通常のジーパンよりもたくさん抜けます。さらに未洗いですので、糊が付いている状態のため初めはバリバリっとした感触です。
ジーパンの糊落としの必要性とは?
上述したとおり、未洗いの「生デニム」には糊がついている状態で販売されていますので、洗濯してジーパンの「糊」を落とす必要があります。もちろん、そのまま「糊」が落ちてないジーパンの状態ではいてバリバリの感触を楽しむこともできますが、一般的には固くて穿きづらいため、ジーパンの糊は落としたほうが穿きやすくなります。
糊を落とさない状態ではけるのは「生デニム」ならではの特徴ですので、バリバリの感触を楽しんでから洗うのも良いと思います。
生デニムのジーパンを糊落としする方法
基本的なジーパンの糊落とし方法
基本的な「生デニム」のジーパン糊落としの方法をご紹介します。まず、バケツやたらいに60度くらいの熱めのお湯を張ります。熱めのお湯を使う理由はジーパンの「糊」を溶けやすくするためです。 他にも、「生デニム」は洗濯の度に縮む特徴がありますので、ジーパン生地を縮めきるためという理由もあります。
20分から40分程度浸けておくと「生デニム」の「糊」が生地の表面に浮いてきます。浮いてきたジーパンの糊をシャワーで優しく洗い流してください。その後、生デニムを裏返して洗濯機で洗って脱水してください。可能であれば、無蛍光の洗剤を使用し、他の衣類と一緒に洗わないようにしてください。ジーパンの色が移る危険性がありますので、ご注意ください。
最後に乾燥ですが、可能であれば「乾燥機」で乾燥させてください。コインランドリーの乾燥機はガス式で強力なのでオススメです。乾燥機を使用する理由は、「生デニム」を縮めきるためです。一度目の洗濯で縮め切ったほうが、その後ジーパンの形が変わることもありませんのでオススメです。
また乾燥機に入れる際は必ずジーパンを裏返しにして入れてください。表側のままで乾燥機に入れると特定の箇所だけ擦れ、意図しない色落ちが発生する可能性がありますので、ご注意ください。また、乾いた状態のバスタオルなどの厚手の布を一緒に入れておくとクッションの役割を果たしますし、乾燥の効率も上がるのでオススメです。
ジーパンを履いたまま糊落としするのもアリ
「生デニム」の糊落とし方法としては、他にも「生デニム」を穿いた状態でお風呂に入って糊を落とす方法もあります。60年代のアメリカ映画などでよく登場するシーンです。おろしたての「生デニム」を穿いたままお風呂に浸かり穿いたまま乾かしてジーパンを自分の体にフィットさせるという方法です。
この方法には他にもジーパンの穿きジワを定着させやすいなどのメリットがあります。しかし、非常に手間がかかりますしジーパンを穿いたままお風呂に入るのには抵抗があると思います。普通に糊落とした方が効率が良いのは確かですので、ジーパン愛が強い方だけにオススメの方法です。