クロコダイル(鰐革)を使用したバッグの特徴
独特な凹凸が特徴的で、ワイルドで迫力がある高級皮革といえばクロコダイル(鰐革)。クロコダイルは絶滅の危機に瀕し、ワシントン条約により保護されており、希少な高級皮革です。牛革や豚革などとはひと味もふた味も違った魅力を持つ。そんなクロコダイル(鰐革)を使用したバッグの魅力とは。
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クロコダイル(鰐革)素材のバッグの魅力
クロコダイル(鰐革)は、独特な凸凹模様が特徴的な高級皮革です。ワニの鱗片によって形作られる凹凸模様は、鱗片の数が多く、配列が綺麗なものが貴重で美しいとされています。現在、野生のクロコダイルは絶滅の恐れがあるため、ワシントン条約で保護されています。
それゆえ、クロコダイル(鰐革)の流通量の80%以上が養殖ワニで、クロコダイル(鰐革)の最大の魅力である鱗片は背中や腹部など部位によって表情が違い、それぞれが異なった魅力を放っています。特に、鱗片の特記が高く立体的な背中や四角形の鱗片が綺麗に並ぶ腹部は人気が高いです。
また、近年ではピカピカの光沢のある「シャイニークロコ」よりも光沢を抑えた「マットクロコ」の方が人気が高く、鱗片が大きく迫力のあるクロコダイル(鰐革)が好まれています。
クロコダイル(鰐革)は「ラージクロコダイル」「スモールクロコダイル」「ナイルクロコダイル」「シャムワニ」などの様に多様な種類があります。
ワニ革=クロコダイルというわけではなく、「アリゲーター」や「カイマン」というワニは、クロコダイルには含まれません。クロコダイル(鰐革)の最大の魅力は、独特な凸凹模様の鱗片ですがクロコダイル一匹一匹個性があり、同じ模様のものはありません。一つとして全く同じクロコダイル(鰐革)製品が無いのも、クロコダイル(鰐革)の魅力です。
クロコダイル(鰐革)の注意点
水辺に生息するクロコダイルですが、「水」は天敵です。クロコダイル(鰐革)も、やはり呼吸をすると言われる「革」ですので、他の革製品と同様に、デリケートな扱いが必要な場面もあります。できるだけ濡れないように工夫し、もし濡れた場合でも直ぐに拭き取り、風通しの良い場所で陰干しを行ってください。また、「水」以外にも「湿気」「直射日光」「高温」にも弱いため、注意して下さい。
簡単に出来るクロコダイル(鰐革)バッグの手入れ方法
クロコダイル(鰐革)のお手入れは、汚れが着いたらこまめに乾いた柔らかい布で拭き取るのが基本です。それに加え、エキゾチックスプレーと言われる爬虫類皮革専用のクリーナーを使うとより良いでしょう。エキゾチックスプレーは、艶出し効果と防水効果を併せ持ったスプレーです。
特に「コロニル」のエキゾチックスプレーは評判がよく、フッ化炭素樹脂によって防水効果だけではなく、汚れの浸透も防ぎ、クロコダイル(鰐革)独特の美しさを保ちます。使い方も簡単で、乾拭きしたあとエキゾチックスプレーをスプレーし、乾いた後にもう一度乾拭きします。これでお手入れは完了です。
クロコダイル(鰐革)は、普段の手入れによって、美しさが非常に長持ちします。高級感と迫力から丈夫そうな印象を受けますがとてもデリケートな革製品です。また、お手入れによってクロコダイル(鰐革)の表情は、豊かに変化しますのでその変化を楽しむのもクロコダイル(鰐革)の魅力と言えます。
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クロコダイル(鰐革)バッグの手入れ手順
クロコダイル(鰐革)の手入れの手順は、上述したとおりです。まず、乾いた柔らかい布で表面の汚れやホコリを取り除きます。通常はこれだけでお手入れは完了です。しかし、それに加えて定期的にエキゾチックスプレーで磨くことにより、より艶が美しくなり、長持ちするようになります。
また、水などに濡らしてしまった場合は可能な限り早く水分を拭き取り形を整えた後、陰干しで乾かしましょう。時間が経つとクロコダイル(鰐革)の光沢が失われますので覚えておいてください。もちろん、ドライヤー等による高温での乾燥や直射日光による乾燥は変色や変形に繋がりますので絶対に避けてください。
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