少し縫うだけで手袋をスマホに対応化させる『導電糸』
スマホ手袋の種類が増えたとは言え、お気に入りの手袋を使い続けたい。そんな時は、今あるお気に入りの手袋に「導電糸」を縫い付けるだけで、スマホ対応出来ます。
どんな素材でも、どんな箇所でもタッチパネル対応にできる「導電糸」。その特徴とは。
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縫うだけでスマホ対応手袋になる『導電糸』とは?
導電糸でスマホ対応手袋になる仕組み
「導電糸」で普通の手袋をスマホなどのタッチパネルに対応する仕組みは、「導電糸」という電気を通す性質を持った糸を、手袋に縫い付けることにより、スマホと手の間に電気を通して操作を可能にするという仕組みです。
そもそも「導電糸」とは、導体といわれる電気を通しやすい物体で構成された糸のことです。代表的な導体は、金属や炭素などがあげられます。対して、繊維を構成する素材は、不導体であり、電気が流れません。
「導電糸」は、電気を通す炭素を混ぜて作られた繊維であり、静電気が起きないため、電子機器工場などの作業に使用されています。
手袋をスマホ対応させる『導電糸』はコレ!
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これが「導電糸」です。一見すると銀色っぽいただの糸です。これを手袋に縫い付けることにより、どんな手袋もスマホ手袋になります。価格も300円程度と、非常にリーズナブルです。
スマホ対応化グッズ『導電糸』の特徴
手袋を導電糸でスマホ対応させるときの注意点
「導電糸」を縫い付けることによって、普通の手袋をスマホなどのタッチパネル対応にすることが出来ます。「導電糸」のメリットとしては、どんな手袋でもスマホ対応出来る点です。
とても気に入ってるデザインや、プレゼントでもらった手袋などを、ニットやレザーなどの素材すら関係なく、タッチパネル対応の手袋にすることが可能です。しかし、注意点としてデザインや価値が損なわれる危険性が高いです。
ワンポイントとはいえ、銀色の糸で縫い付ける必要があるため、見た目が悪くなります。また、高級ブランドの本革に縫い付ける勇気は、私にはありません。それに加え、一箇所だけ縫い付け、その部分のみ操作可能となったとしても、普段の使用で、その部分だけで操作している、いうことはないと思います。
それゆえ、操作性にも優れません。見た目も悪くなり、すごく不器用な使い方になってしまいます。昨今では、スマホ対応手袋の種類が非常に豊富なので、出来ればそちらを探したほうが得策ではないかと考えます。
どうしても、今の手袋で使いたいという強い意志と、優れた裁縫技術を持った方にはオススメです。
導電糸ならこんな手袋もスマホ対応可能!
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「導電糸」を使えば、こんなオシャレなエルメスのレザー手袋もスマホ対応になります。上質なラムスキンがふんだんに使用され、シンプルで高級感漂うエレガントなレザー手袋。やはりハイブランド、エルメスは一味違うなと、思わせる高級品です。
もちろん、「導電糸」でスマホなどのタッチパネル対応にすることが出来ますが、私にはくすんだ銀色の糸で、この高級手袋に素人丸出しの刺繍をする勇気はありません。