指先に垂らして手袋をスマホに対応化させる『てぶタッチ』
寒い冬、手袋をしたままスマホの操作をしたい。でも気に入るスマホ手袋がない。そんな方にピッタリなのが、「てぶタッチ」。お気に入りの手袋に数滴垂らすだけでスマホ手袋に早変わり。
そんな、便利な「てぶタッチ」の特徴と魅力、注意点を詳しくご説明します。
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垂らすだけでスマホ対応手袋になる『てぶタッチ』とは?
てぶタッチでスマホ対応手袋になる仕組み
「てぶタッチ」とは、スマホ手袋ではない、普通の手袋に使用することで、スマホ等のタッチパネルの操作が可能となる便利なグッズです。その仕組みを以下にご説明します。
まず、スマートフォンなどのタッチパネルが、指先で触れることにより反応する仕組みをご説明します。仕組みとしては、「抵抗膜方式」や「表面弾性波方式」など数種類の仕組みがありますが、現在最も普及している仕組みは、スマートフォン等でも利用されている「静電容量方式」です。
「静電容量方式」とは、簡潔に申し上げると、指先と電動膜(パネル)の間での静電容量の変化を捉えて、タッチパネル上でタッチされた位置を検出します。静電気で反応するため爪やタッチペンでは操作が出来ず水滴で誤作動が生じます。
それゆえ、電気を通さない手袋ですと、スマホの操作が出来ないのです。手袋に導電性を持たせたものが、いわゆる「スマホ手袋」です。「てぶタッチ」は、液体であり、数滴を手袋に垂らすと、その部分でタッチパネルの操作が可能となります。これは、垂らした部分が導電性を持ったということです。
「てぶタッチ」の主成分は、「界面活性剤」、「高分子ポリマー」、「アルコール」であり、この「高分子ポリマー」によって、導電性がもたらされます。ただし、「てぶタッチ」は液体であり、外気にさらされ続ける手袋に染み込ませて使用するため、永続的に導電性が与えられるわけではありません。
手袋をスマホ対応させる『てぶタッチ』はコレ!
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こちらが「てぶタッチ」です。手袋に「てぶタッチ」を数滴垂らすだけで、タッチパネルの操作が可能なスマホ手袋に出来ます。成分は、界面活性剤、天然高分子ポリマー、アルコール、水、香料、添加剤です。
ゴムや液体が染み込まない素材の手袋では、使用できませんのでご注意ください。1000円弱で購入可能ですので、非常に優れたアイデア商品です。
スマホ対応化グッズ『てぶタッチ』の特徴
手袋をてぶタッチでスマホ対応させるときの注意点
「てぶタッチ」は非常に便利で優れたアイテムですが、注意しなければならない点もあります。まず、使用可能期間です。前述した通り、「てぶタッチ」を染み込ませた部分が永続的に導電性を持つわけではありません。
手袋の素材や使用方法にもよりますが、2日から1週間程度で効果がなくなります。効き目が薄くなってきたら継ぎ足して使用するようなイメージです。「てぶタッチ」1本で計算しますと、2-4ヶ月使用可能となる計算です。1本購入しておけば、1シーズンはもつと考えても良いと思います。
次に、使用可能な素材が限られているという点です。基本的には、水が染み込む素材の手袋であれば、使用可能です。しかし、「ゴム手袋」や一部の「革手袋」など、水分が染み込まない手袋には使用できませんのでご注意ください。
また、本革の手袋ですと、色落ちしてしまう危険性がありますので、使われる際はご注意下さい。「てぶタッチ」を使用される際は、「使用期間」と「手袋の素材」に注意して下さい。
てぶタッチならこんな手袋もスマホ対応可能!
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バーバリー ブラックレーベルのオシャレな手袋です。ウールとシルクを利用した柔らかな手触りと暖かさ。シックの中にも可愛らしさがある素敵な手袋です。
こんな素敵な手袋も、「てぶタッチ」を垂らすだけで、簡単にスマホ手袋にすることが可能です。非常に素晴らしい商品ですので、ぜひ一度は「てぶタッチ」を使ってみてください。
もうスマホ手袋は必要ないかもしれないと感じるくらいの性能です。ただし、くれぐれも手袋の素材にはご注意ください。