目印は必要?個性を演出するスーツケースの飾り方
世界に一つのMYスーツケース。ちょとした傷や剥がしきれなかったラゲージタグなんかも愛着があって、一目で分かる旅の相棒!
だけど最新のデータでは、世界中で年間2400万個以上のスーツケースが紛失しているとか。大事な相棒を守るために、小さな努力で防げることもあるのです。
それは「目印」!面倒がらず恥ずかしがらず、ちょっとした工夫でできる「目印」。しかも個性だって演出できてしまう!大事な相棒を守りつつも、ちょっと洒落ていてユニークな「目印」のアイデアをご紹介いたします。
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スーツケースに目印は必要?
スーツケースに目印が必要だと言う人の理屈は、きっとこうではないでしょうか。「ターンテーブルから出てきた時に分かりやすいから」と。
だけど旅慣れてた人ならこう言うはず。「自分のスーツケースは、ターンテーブルから出てきた瞬間、すぐわかる」と。
スーツーケースって一緒に過ごす時間が多いほど信頼関係が増して愛着がわくもの。旅の思い出を一緒に体感してきた相棒は間違えるはずがないんです。自分のスーツケースは目印がなくったって、鼻が効くんです。旅人は。
だけど時代はそうじゃありません。残念ながら。そんなアウトロー気取りな時代は終了して、今や個性と自己主張むき出しの時代。しかも年々世界中の空港でスーツケースを紛失する率が上がっているというのです。
そう、自然派気取りで盗られてしまったら意味がない!他人に間違わられてちゃ洒落にならない!見渡せば、アジア人観光客の大量のド派手なスーツケースたちに埋もれそう!
スーツケースの目印って、必要か不必要かではないんです。「間違えられないためのアイデンティティ」「盗られないためのセキュリティー」「埋もれないためのオリジナリティ」大事な相棒を想う気持ちは旅人だろうと旅素人だと一緒。
ただ、大事な相棒を守ってあげる・彩ってあげる魅力的な目印のアイデアを、試してみませんか。そこには大した労力も一切の損もないのですから。メリットこそあれデメリットなんてないのですから!
必要派の意見
スーツケースの目印は絶対必要!という必要派の意見は大きく分けると以下の3点です。
- 似たようなスーツケースが多いから絶対に必要。
- スーツケースは大事だからこそカスタマイズしたい。
- ノーブランドでも飾ることで個性を演出できてオシャレになる。
2や3はファッション性重視ですが、1の人たちの理由を掘り下げると、なかなか苦々しい経験談があったので見てみましょう。「いかに必要であるか」参考になる経験談ばかりです。
- 間違って持って行かれて、数日かかって手元に戻ってきた。航空会社から間違った人に電話が入って最終的には手元に戻るシステムだけど、二度とこんな思いはしたくない。
- 間違って持って行ってしまい、他人の下着が入っているのを見て間違えたと気付いた。
- 海外で間違えられ、自分の荷物の中身や詳細を係りに英語で説明するのが困難だった。
- どんなに自分のスーツケースが認識できても、飛行機から降りるのが遅かったりトイレに行っている間に間違えられる可能性があって不安だ。
- 長旅の後は疲れているから判断が鈍り、自信があっても似たようなものに手を出しかけた。
不要派の意見
頑固なまでの不要派はあまりいませんが、目印をつけてない人は結構いるのです。そう言った人の意見を以下にまとめました。
- 面倒臭いし、気にしていない。
- 自分のスーツケースは一目でわかるから不要。
- 大げさにベルトをしたり、ステッカーを貼るのが嫌い。
- ターンテーブルで、間違ったり間違われたりすることは、頻繁にあることではないと思っている。
スーツケースの目印アイデアまとめ
「シンプルに、間違えられないための目印」「盗られにくい対策」、そして「とにかく個性を出してオシャレしたい!」の3つが叶うアイデアを提案します。
そう、時代はちっちゃな携帯だってデコる時代。愛する相棒だからこそ守ってなんぼ。デコってオシャレして主張してなんぼ。だって、盗られたら終わり。間違われるなんてありえません!大事な相棒をカスタマイズしてスムーズでハッピーな旅にしましょう!
ネームタグ
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スーツケースにネームタグをつけると「間違えられる」リスクは減ります。小さいため目立ちませんが、主張しすぎるのが嫌いな人に丁度良いサイズです。表に名前を表記しなくても、パッと見でわからない部分に記入するネームタグもあるのでオススメです。
最近では「プライシー保護」の概念から記載しない人が増えてきました。けれど記入している方が紛失や盗難、ロスバゲの際には大変役立つのです。
記載はアルファベットがベター。アルファベット表記はパッと見で認識しにくいのでサクッと個人情報を覚えられることもありません。海外旅行なら日本語表記では意味がありませんし、何より「日本人アピール」になって狙われやすくなります。
ただこればかりは賛否両論なのも事実。「ローマ字表記でも日本人とバレるから書かないほうが良い」「書いたって盗られたら戻ってこないから無意味」などとアンチ名前表記の声も多いのです。
けれど海外に行くとそんな悲しくて危険なことばかりでもありません。今も昔も、落し物を持ち主に渡そうと努める温かい人はたくさんいて、それは名前や情報が表記されていてこそできる経験なのです。
大きくて派手な鍵
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大きめの鍵を使用するのは大変有効です。もちろん目印にもなりますし「頑丈であるアピール」は防犯対策に良いのです。盗る側は、スピードこそが命でスキがあるモノを狙うわけですから。大きめで派手な鍵は抵抗があって狙われにくいということです。
防犯グッズ
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ネットでも東急ハンズなどでも販売されている、迷子防止や手荷物盗難用に開発されたグッズです。スーツケースが離れるとアラーム音が鳴る仕組みで、ネームタグほどの大きさでちょっとした目印になります。手荷物預けの際には無効ですが、空港やホテルでの置き引きなどが不安な方には役立つことでしょう。
話が逸れますが、盗難や紛失だけが心配だというなら、グローバルな紛失物探索機能「OKOBAN」搭載スーツケースを購入する方法もあります。 人気ブランド「トゥミ」は自社開発のIDタグ搭載で、紛失すると連絡が入るシステムなので非常に便利。
また「リモア」のサービスの一つで、電子タグを利用して荷物の情報をデジタル管理させていると、アクシデントの際に役立ちます。
スーツケースベルト
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最近の主流ではありますが、スーツケースベルトも良い目印になります。100円均一でも購入でき、かわいい柄ものから屈強なものまでバリエーション豊か!スーツケースの色や柄とのコラボレーションを考えて購入すると、思った以上に素敵なアクセントになりオシャレです。
もちろんこのスーツケースベルトは従来「鍵の補強」「何らかのアクシデントによる開閉を防ぐ」というのが本来の用途なので、「機能性」と「ファッション性」の一石二鳥です!
ステッカー
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一昔前の旅人は「旅先々でステッカーを貼って、スーツケースを「旅の履歴書」がわりにする」というのが、嫌味なまでに流行していたものです。最近ではそういったスタイルを見かけなくなったので、今やれば逆に個性が演出できて良いかもしれません!
もしくは元から好みのステッカーを貼るのも楽しいでしょう。スーツケース用のステッカーも販売していますが、安価な「ウォールステッカー」も人気です。また「車用ステッカー」だと水気や熱さにも強くてオススメ。
その他「アルファベットステッカー」なら名前のイニシャルアルファベットを貼ればネームタグ代わりにもなります。
ラゲッジカバー(スーツケースカバー)
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大人気のラゲッジカバー。どんなスーツケースもこれ一つでイメージチェンジできます!無名のスーツケースだって一躍ファッショナブルに!ネットや旅行グッズ専門店、東急ハンズでも購入できて和柄から個性的でユニークな柄までバリエーション豊富です。
スーツケース本体の汚れも防ぎ、傷防止にもなります。撥水加工されていると水気からも守ることができます。スーツケースなんてホテルぐらいしか開けないのですから、これは便利かつ機能的でファッション性の高いアイテムといえるでしょう!
スカーフやバンダナ
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王道ですが、即席でスカーフなどの布切れを巻いて目印にするのも手です。ただ不運にも乱暴な扱いによる紛失や汚れなどの可能性がないとは言えません。高価なものやお気に入りにものを使わない方がベターです。
初めからオリジナリティのあるスーツケースを買う
逆転の発想です!最初から目立って個性的なスーツケースを買えば、目印は入りません。誰も持っていないような個性的なデザインのブランドを選んだり、限定色を選ぶ。オーダーメイドのスーツケースというのも手です。
ペインティングを依頼する
実は、スーツケースにオリジナルの絵を描いてくれるイベントって意外と開催されているんです。大手百貨店や大手ラゲージメーカーが主催する「スーツケースペイントサービス」なるものが開催されていると大チャンス!
参加したりイベント期間中に購入すると、プロのイラストレーターが「好みの絵」「名前のイニシャル」「ワンポイント」などを描いてくれるのです!これはどう考えたってお得だし、最高の目印になります。何と言っても「世界で一つのスーツケース」として愛着が湧きますね。
また「スーツケースのペイント請け負います!」といった業者やアーティストも意外と多いのです。発注して好きな絵をペイントしてもらえるので、無駄な労力もない上に、出来栄えはアート!
世界中にはびこる人気ブランド「リモア」の所持者などは、そう言ったプロのアーティストに依頼して個性を演出している人は多いのです。
自作でペイント!
アクリル絵の具 | スプレーペンキ | マスキングテープ |
実は自分でも簡単なペイントはできるのです。アクリル絵の具やペンキで好きな絵を描いたり、文字を書いたり!ホームセンターなどで購入出来るプラスティック塗装専用のペンキがオススメです。
絵心がなくても大丈夫。家族の手形をペイントしたら、アーティスティックな上に子供の成長の記録にもなります。
スプレーペンキだと色を塗りたくないところにマスキングテープをして無造作ににスプレーするだけでなかなかアート!例えば真っ黒の凡庸なスーツケースでも、映えるカラーのスプレーを数箇所シュッと吹きかけるだけでれっきとした模様!
ただポリカーボネートなどのプラスティック製は一見綺麗にペイントできたように見えても色落ちや変色は免れません。カッチリした絵よりもアバウトなスプレーペインティングの方が、剥がれ落ちてもまた上から同じようにシュッとしたら、変化も楽しめて気楽なのでオススメです。
自作でデコパージュ!
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ペンキに抵抗がある方なら「デコパージュ」も良いでしょう。専用キットと筆があれば大丈夫!文房具屋や100円ショップで購入でき、細かい作業になりますが誰だって簡単に可愛くデコれてしまいます。
専用紙に描かれた絵を自由に切り取って貼って、上からコーティングすることによって剥がれにくく馴染みます。貼る際に使う専用液は「プラスチック用」と「布専用」があり、布用ならソフトスーツケースだってデコれてしまいます。
また専用紙でなくても雑誌の切り抜きや写真やペーパーナプキンでもできてしまうのも魅力!過酷な旅には向いていませんが、そこそこの耐久性もありオリジナリティに富んだデザインになること間違いありません!