リモワの特徴や評判と人気のスーツケース
一流の人が必ず持っているスーツケース「リモア」。嫌味なまでにカッコ良く、セレブリティに溢れ、そのクラシカルな美しさは不変!リモアほど多くの映画やドラマに登場し、自然に人々の脳裏に焼き付いているスーツケースはありません。
そう、リモアは世界一有名なブランド!スーツケースの「王様」!その座は100年も奪われていない、不動の地位を確立しています。だってリモアは、圧倒的にカッコイイ!総合バランスが素晴らしい!そんな、世界中が熱狂し愛し続けるリモアの「真の魅力」に迫ります。
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リモワ(RIMOWA)とは?
ドイツ、ケルンに本社を構える、世界でも名高い「一流スーツケースブランド」。世界中のセレブやビジネスマンが愛用し、映画やドラマにも頻繁に登場。知らない人はいないと言っても過言ではありません。
そのリモアを語るには、三代に渡る経営者ごとの革命的な歩みを見るとわかります。家族経営であるこの格式高いブランドは、伝統には安住しないのです。それが工業国ドイツが誇るリモアの、オモシロイところなのです。
創設者であるラゲージ職人パウル・モルシェックにより、1898年ドイツ・ケルンで創設。当初は牛革や木を用いたスーツケースを販売していました。
二代目社長リチャード・モルシェック(創設者の息子)の頭文字をとって社名をRIMOAと命名。航空の世界に魅せられた彼は、伝説の航空機ユンカースF13の外装からヒントを得て、世に有名なジュラルミン(アルミ合金)のスーツケースを考案。世界的な成功を収めたのです。この頃にはすでに、シンボルである平行凹凸のグルーヴデザインが生まれていました。
2000年代に入り、三代目社長(現社長)ディーター・モルシェックのパイオニア精神により、世界初のハイテク素材ポリカーボネート採用のスーツケースを開発。現在主流のプラスティックボディの生みの親なのです。
親子三代に渡って全く妥協を許さない不屈の精神で、熟練の職人技とハイテクを融合し、スーツケース業界では常に先端を見据えたブランドと言って良いでしょう。
リモワのスーツケースの特徴
リモアといえば、そのスマートで潔いまでにシンプルなデザインが印象的です。色や素材が違っても、一目でリモアと分かる凹凸のグルーヴ加工が施され、外部からの衝撃を和らげます。そして、このグルーブ加工こそがリモアの象徴でありステイタス。創業時代から変わらない一貫したデザインこそが、人々の脳裏に刷り込まれていった理由でしょう。
まずは採用されている2大材質について触れましょう。メタリックな輝きを持つ「ジュラルミン採用モデル」は、アルミとマグネシウムの合金。15階の高層ビルから落としても中身に支障がないほど剛性で、うまく使えば半永久的な耐久性を誇ります。発明当時はその「堅牢性」と「軽さ」が高い支持を得ていましたが、昨今はデザイン性に魅せられる人の方が多いようです。
一方「軽量モデル」に採用されている、ポリカーボネートというハイテクなプラスティック素材は、「小指で持ち上がるほどの軽量さ」と「ビルから落下させても耐えれる堅牢性」を両立した画期的な素材。紫外線耐性もあり適正温度が-100度から+125度と、ハードな環境でも耐えれます。何と言っても柔軟!圧力がかかるとたわみ、その後形が戻るという特性があるのです。どちらもサイズや形のラインナップが多く選択肢が豊富であることも魅力です。
また、リモアといえば「ダブルキャスター」の先駆者です。主に4輪タイプに使われる双輪構造のキャスターは、安定感が増すのです。リモアブームに伴い他社も次々とダブルキャスターを採用し、ちょっとした「キャスター革命」を起こしたものです。他社がスマートな見た目を優先してビルトインを好むのに反して、リモアのダブルキャスターは印象的で大きいのです。まるでデザインの一部のように!また、シングルキャスターも存在感溢れる大型を採用しています。過酷な環境に強いジュラルミンモデルを愛用している方は、悪路に強い2輪タイプの大型シングルキャスターを好まれる方が多いのです。
またリモアは航空会社と大変密接です。民間機のプロデュースや、ドイツのルフトハンザ航空との提携。またエレクトロニックタグでリモートでチェックインして、スーツケースをスムーズに空港で預けられる、現代的なサービスも提供しています。
性能とデザイン、総合バランスは世界でトップクラス。ただ圧倒的なナンバーワンだとは言い難いのです。リモアに劣らない強度や軽量さを誇り、ハイコスパを実現している一流ブランドは他にもあるのです。それに何と言ってもリモアは高価!
では、なぜ、リモアは世界中から支持され続るのか?それは、その「圧倒的なステイタス」。誰しも一度目にしたら強く憧れを抱き、映画に登場するたびに刷り込まれていく「カッコいいスーツケース」の代名詞。コスパでは計り知れない付加価値があるのです。
リモワのスーツケースに対する周囲のイメージ
リモアのスーツケースの人気は、そのクラシカルなカッコよさと、誰もが知っているという知名度の高さ。ゆえに所持している方には「持つことに喜びを感じるスーツケース」です。それを見る側に取っては「持ってみたいスーツケース」であり、持っている人は「オシャレ」「ブランド志向」「一流」、このどれにも当てはまる人に見られるでしょう。
ただ 残念ながら高級ブランドに対する一部の人のイメージはポジティブとは言えません。「成金趣味」「かっこつけ」「ステレオタイプ」という批判的な印象を持たれることもしばしば。確かに多くのビジネスマンやレジャー観光客、中国の富裕層も使用しています。シャネルやヴィトンのように、ブランドネームバリューが膨らみすぎ、優れた性能より先にアンチブランド主義から嫌悪されている感が否めません。
リモワのスーツケースの評価や評判
リモワには屈強でカッコいい「ジュラルミンモデル」と軽量で少しリーズナブルな「ポリカーボネートモデル」があり、人気は二分しています。ただ特徴が違うため、それぞれの評価や評判を以下のようにまとめました。
ジュラルミン素材のスーツケースの評価や評判
重くて高価にも関わらず、「圧倒的にカッコイイ」「自己満足度が高い」「持っているだけで嬉しい」など、ステイタス性に惚れ込んでいる人が多いようです。
また、頑丈なボディや壊れにくく性能の良いキャスターなど、機能性の高さにも定評があります。ボディは衝撃で凹みやすいのですが、そういった点も「凹みやキズがつくほど味になる」と高評価。
ネックは料金の高さで、それ以外は総合的にバランスが良いと評価されています。また、日本だとドイツの倍額で販売されていることが指摘されています。
ポリカーボネート素材のスーツケースの評価や評判
「軽量で頑丈」「キャスター性能が良い」「リモアらしいグルーブ加工がカッコイイ」「内部の両面ファスナーが荷造りしやすい」「ボディは傷が目立ちにくい」など、全体的に好評価。何よりジュラルミン素材よりは安いことが指示を得ています。
また「高くなく重くなければジュラルミンモデルが欲しかった」という声もあります。価格相当の性能か?という点では、一流国産ブランドなどの性能と比べ難色の声も上がっています。
また、リモアの修理サービスは「さすが一流ブランド」という声が聞かれます。主要都市の高級ホテルに、リモアの24時間簡易修理サービスがあり、敏速な対応に定評があります。
リモワで人気のおすすめスーツケース
リモアのスーツケースはラインナップが豊富で、それぞれのモデルにファンが多くいます。その中でも定番中の定番をご紹介いたしましょう。
THEリモア!と言えるカッコよさありきの「ジュラルミンモデル」2点と、THE性能重視! と言える、超軽量で耐久性のある「ポリカーボネートモデル」1点です。あなたのライフスタイルに合った、最高のリモアが見つかるでしょう!
トパーズ
現在の価格はコチラ |
リモアを代表するモデル!ジュラルミン素材の代表格と言えるでしょう。熱帯地方への旅行のために開発され、1950年以来のロングセラー。それにもかかわらず時代に合わせて改良し続けている原点的製品です。
ハンドルは三段階式。全サイズがTSAロック機構搭載で、渡米の多い方にオススメです。全サイズ、重さに左右されないマルチホイールシステム搭載!
360度自由回転しクセになるほどの滑りやすさ!優れた操作性と堅牢性を誇り、悪路でも楽々走行!また静音であることにも定評があります。
64L以上のものは全てエロクトロニックタグ搭載のため、空港でのスムーズチェックインが可能です。またジュラルミンモデルの中では最安価というのも人気の理由!独特の風合いは使い込むごとに味が出るのも魅力。年齢問わず男性にも女性にも人気があり、一生の付き合いになり得るモデルです。
クラシックフライト
現在の価格はコチラ |
ジュラルミンモデルの中では異彩を放つ、高級感あふれるハンドメイドスーツケース。レトロデザインとビンテージ感あふれるシルバー。使い勝手重視というよりは完全に好みの世界!「ダンディズムの象徴」ともいえる、大人の男性に最適なモデルです。
クロスベルトのついたレトロな内装・持ち手のレザー・トランクのような形状をした鍵等、クラシックな演出が満載で、カッコよさでは群を抜いています!
その一方で、操作性の良いマルチホイールシステム搭載・TSA搭載など、クラシックな装いに反してハイテクであるのも魅力です。トパーズより随分軽量という点でも支持されています。
サルサエアー
現在の価格はコチラ |
世界初の、ポリカーボネート素材採用のスーツケース「サルサ」。爆発的な人気を得たそのサルサシリーズの、さらに軽量版!従来のサルサシリーズより30%軽くなり堅牢さも備える秀逸のモデル。
同等のスペックのジュラルミンモデルと比べると、約40%も軽いのです。軽量重視!というの方には最適でしょう。またマルチホイールシステム採用で、デザインのアクセントにもなるT字状のハンドルは、多段階式に伸縮できて大変便利。
若い層にキャッチーなカラーバリエーションが豊富。子供でも使えるサルサエアーミニもあり、家族旅行でお揃いで使うのには最適のモデルと言えます。