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馬革(コードバン)の財布の魅力と手入れ方法

馬革(コードバン)の財布

使い込むことで徐々に身体に馴染み、個性のある経年変化を楽しめるのが『馬革(コードバン)』です。高級ランドセルや名刺入れ、財布、バッグなど馬革を使用したアイテムは多岐に渡っており、経年変化を楽しめる性質から大人な使い方ができるアイテムになっています。ここではそんな『馬革(コードバン)の革財布の魅力と手入れ方法』について紹介していきます。

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馬革(コードバン)の特徴

馬のお尻の部分の革のことをコードバンといいます。鞭で打たれることによって硬くなった農耕馬のお尻の皮は重厚で弾力性に優れていて、牛革の数倍の強度と緻密な繊維構造を持っています。

それ故に使い込んでいくと独特の美しい光沢を放つ貴重な革となっており、農耕馬1頭からランドセル2個分ほどしか採れない為、非常に希少価値が高く革の宝石とも言われています。

使い始めはやや硬めの質感と思うかもしれませんが、革がしなやかで柔軟なのでシワになりづらく、使い込むことで革の色合いや風合いの経年変化を楽しむことができる高級革財布となっています。

馬革(コードバン)の財布の魅力

やはり使えば使うほど身体に馴染み、革の色合いや風合いの変化を楽しめる革財布というのが最大の魅力でしょう。コードバンの特徴である美しい光沢や表面がつるつるした独特の感触もポイントです。しなやかで強度にも優れている為取り扱いしやすく、手入れが簡単なのも嬉しいポイントです。

希少価値が高くその光沢から上品な雰囲気を演出できる革財布として人気がありますし、経年変化を楽しむことができ強度に優れているので長く革財布を使っていきたい人や一生物として使える財布がほしいと考えている人にコードバンの革財布はぜひおすすめです!

馬革の種類

ホースハイド

1930年代に衣料を中心に多く用いられた革ですが、近年では生産が減少しアイテム自体が少なくなっています。銀面の繊維が牛革に比べると強度も低く、上質な革は高値で取引されています。なめらかで柔軟性に優れている点からジャンパーなどに用いられることが多いです。

ホースハイドの革財布ですが、革としての品質が高くはありますが強度が高くない為傷が付きやすいので注意が必要です。そういう意味で財布には適していない革素材であるといえます。ホースハイドの革財布を持つ際、特にバッグに入れたりする場合は傷が付かないように工夫する必要があります。

ポニーレザー

小型の馬から採れる馬革をポニーレザーと呼びます。やわらかさと軽さが特徴となっており、牛革と比べると半分程度の重さしかありません。また、ポニーレザーは牛革の最高級素材であるハラコと称される場合もあるほどの品質を持っています。

ポニーレザーの革財布はやはりやわらかく持ち心地がいいことと、その軽さからスマートに取り扱えるというのが魅力となっています。やわらかく軽い革財布という点から手入れが面倒そうな印象がありますが、基本的な手入れだけで済むという簡単さも魅力的です。

馬革(コードバン)の財布の手入れ方法

強度に優れているコードバンの手入れ方法は他の革と比べると比較的楽かもしれません。

  • たまに乾いたきれいな布でホコリを拭く程度でok。馬毛ブラシ山羊毛ブラシでブラッシングでも可能です。
  • オイルが抜けてきたと感じたら表面の汚れをかるく落とし専用クリーム塗り、仕上げのブラッシングで完了です。おすすめは「シュプリームクリーム」です。
  • 基本的に水汚れもすぐに拭き取るようにしてください。加工方法によっては水シミになる可能性があります。

馬革(コードバン)財布の手入れの注意点

  • 濡れたら放置しないこと。水分をしっかり拭き取らないと水シミになる可能性があります。
  • コードバンに限らず革は熱に弱いのでドライヤーで乾燥させたり、直射日光で乾燥させないようにしましょう。革の性質が変わってしまいます。

やはり革にとって水濡れは天敵です。雨で濡れてしまったり手入れの過程で濡れてしまったらしっかり水分を拭き取り日陰で乾かしましょう

熱にも弱いので強制的にドライヤーで乾かしたり直射日光は避けましょう。ごわつきや変色の原因にもなります。

>>革財布に使われる革の種類まとめはコチラ

>>他の革素材について詳しくはコチラ

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