象革(エレファントレザー)の財布の魅力と手入れ方法
条約などの規制によりあまり見かけることのない希少性の高い皮革が『象革(エレファントレザー)』です。象の持つ強いイメージ通り、耐摩耗性や耐久性に優れており、触り心地も独特の質感を楽しむことができます。ここではそんな『象革(エレファントレザー)の財布の魅力と手入れ方法』について紹介していきます。
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象革(エレファントレザー)の特徴
エレファントレザーは条約などの規制により輸入量も変動する為、皮革の中でも特に希少性が高い革素材です。その為、価格の変動やその希少性からリーズナブルに購入できる革とは言い難いものになっています。使われる部位に鼻や耳、胴部分がありますが性質にあまり違いはないです。
特徴としては耐久性に非常に優れており、摩擦にも強いので取り扱いしやすく長く使っていくことができます。長く使っていくと銀面のツヤが増していくので経年変化を楽しむことができる革素材です。
起毛されている革素材なのでベルベットのようなしっとりとしたなめらかな質感になっており、ハリやコシを併せ持った独特の感触を楽しむことができます。エレファントレザー特有のヒダやシワも特徴となっています。
象革(エレファントレザー)の財布の魅力
エレファントレザーの財布の魅力はなんといってもその耐久性でしょう。摩擦にも強いのでバッグの中にも気兼ねなく入れて持ち運ぶことができますし、なにより手入れをしていけば長く使っていけるのも魅力的なのがエレファントレザーの財布です。
起毛された皮革なので長く使っていくことで毛が寝るので、それによってツヤ感が増していく経年変化を楽しむことができます。劣化してツヤがなくなってきたとしても磨き直すことで本来のツヤを取り戻すことができるので手入れ自体を楽しむこともできるのではないでしょうか。
シワやヒダが織り成す特有のシボの風合いも特徴となっており、他の革財布にはない雰囲気を感じることができます。マットな風合いにもなっているので落ち着いた雰囲気が好きな人に向いているかもしれません。
ただいくら丈夫といっても水濡れには弱いので、雨天時の使用など水がかかってしまった場合は放置せずすぐに拭き取るなど、手入れ面をしっかり行えば質の高い財布として長く使っていくことができます。
象革(エレファントレザー)財布の手入れ方法
基本的には簡単な手入れでokですが、汚れてしまった場合は専用クリームなどを使ってしっかり手入れしてあげましょう。
象革(エレファントレザー)財布の手入れの注意点
- 水には弱いので濡れてしまったら放置しないようにしましょう。シミの原因になります。
- ドライヤーや直射日光も避けましょう。革の性質が変わってしまいます。風通しの良い日陰で干せばok!
希少性が高く値段も安くはないからこそ、長く使っていく為に手入れは注意して行いましょう。