カシミヤ素材を使用した人気マフラーの特徴
最高級素材「カシミヤ」。その品質と希少性から「繊維の宝石」と称され、世界中で愛されています。肌触りや光沢の美しさ、保温・保湿性の高さと、希少性が相まって高値で取引されています。そんなカシミヤの特徴と歴史、おすすめのカシミヤマフラーをご紹介します。
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マフラーの人気素材カシミヤについて
マフラーに使用されるカシミヤって何の動物?
カシミヤとは、ヤギの一種である「カシミヤヤギ」の毛、もしくはその毛織物です。カシミヤヤギの生息地は非常に限られており、中国の北西部、ネパールのヒマラヤ地域、モンゴルとイランの高度の高い台地に生息しておます。このように、カシミヤヤギは標高が高く、寒暖の差が激しい環境で生きているため、体は防寒性に優れた荒毛で覆われ、その下に柔毛が生えています。
この柔毛を、春先の毛の生え変わりの時期に採取したものが、いわゆる「カシミヤ」です。1頭から200g前後しか採取できず、かつ手間も掛かるため非常に高価な素材となります。毛が細くて肌触りがよく、上品な光沢と暖かさに優れたカシミヤは、非常に高価であり、「繊維の宝石」と称され愛されています。
しかしながら、高級素材としての人気が高く、希少で高価なカシミヤは、羊毛と混ぜる偽装があとを絶たず、生産量の4倍が流通していると言われています。購入の際には気をつけたいポイントです。
人気のマフラー素材カシミヤの歴史と特徴
カシミヤが世界的に広まったのは、100年以上前の1798年に遡ります。エジプト遠征のお土産として、かの「皇帝ナポレオン」が、妻のジョセフィーヌにプレゼントしたことが始まりです。持ち帰ったカシミヤは、インドのカシミール高原のカシミヤショールでした。
ジョセフィーヌは、このカシミヤショールの美しさ、しなやかさ、光沢に魅了され、ことあるごとに身につけました。当時、フランスのファッションリーダーだったジョセフィーヌの影響で、カシミヤショールはヨーロッパの貴族に瞬く間に広がり、「繊維の宝石」と称されました。その後、シルクロードを通し、交易品として大変な人気を博し、現在に至ります。
また、カシミヤの特徴としては、「軽量で暖かい」「肌触りの良さ」「光沢」の3点があげられます。まず、「軽量で暖かい」のは、カシミヤは熱伝導率の低い「空気」をたくさん抱え込む為です。カシミヤの繊維は非常に細く、クリンプと言われる縮れ毛ですので、空気をたくさん抱え込みます。それゆえ、外気を遮断し、熱が逃げるのを防ぎます。だから、カシミヤは軽くて保温、保湿に優れているのです。
次に、「肌触りの良さ」は、通常の羊毛と比較すると、4割以上も伸縮性が高く独特のしなやかさを生んでいます。それに加え、カシミヤの繊維としての特性上、加工時の密度が低くて済むため、柔らかく摩耗に強い生地となります。最後に、カシミヤ独特な「光沢」ですが、これは「キューティクル」によるところが大きいです。
カシミヤは獣毛の中でも最高の美しいキューティクルを持っており、その数も豊富です。それゆえ、あのすばらしい光沢が感じられるのです。しかし、「キューティクル」は非常にデリケートな為、損傷しやすく、光沢が失われやすいです。そのため、取り扱いには注意し、しっかりとケアをすることで、いつまでも素晴らしい光沢と肌触りを維持することができます。
カシミヤ素材の人気マフラー
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ビジネスシーンはもちろん、カジュアルシーンにもとてもよく合います。イタリア製の高級カシミヤマフラーをぜひ一度は使ってみてください。オススメのマフラーです。
女性にオススメのレディース向けカシミヤマフラー
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女性へのプレゼントにもオススメです。年齢を問わずオススメできる、カシミヤ100%マフラーです。