マフラーの基本的な編み方の種類
一度は編んでみたい手編み。マフラーの形は長い長方形ですので、編み物初心者にも簡単です。マフラーはデザインもたくさんあり、編み方も「かぎ針編み」や「棒針編み」など多くの方法があります。シンプルなものから手の込んだ編み方まで多様ですので、代表的な編み方をご紹介します。
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基本的なマフラーの編み方【棒針編み】
棒針編みのマフラーとは?
一般的ななフラーは、「棒針編み」で編まれたものです。「棒針編み」とは、二本の棒を使用した編み方です。「かぎ針編み」と比較すると、伸縮性に優れており、弾力も強く柔らかい仕上がりになるのが特徴的です。
「棒針編み」の編み方には、「メリヤス編み」「ガーター編み」「一目ゴム編み」「二目ゴム編み」等があります。表目と裏目があるのが特徴で、目によって模様が異なりますので、その違いを利用した模様によるデザインも出来ます。また、「ゴム編み」はより伸縮性を増して編むことができますので、伸縮性の高さは以下の通りになります。
「二目ゴム編み」>「一目ゴム編み」>「メリヤス編み」
棒針編みマフラーのデザインの魅力と特徴
以下に各編み方の特徴を記載しますので、参考にしてみてください。
「メリヤス編み」のマフラー
表目と裏目で目の模様が異なり、それに加え表目と裏目の伸縮も異なるため、両端が丸まってしまうことがあります。アイロンのスチーム機能で真っすぐにすることは可能ですが、マフラーにはあまり向かない編み方です。
「ガーター編み」のマフラー
表目と裏目を交互に編む編み方が「ガーター編み」です。「ガーター編み」は「メリヤス編み」と異なり、丸まってしまうのを防ぐことが可能です。また、「ガーター編み」は、表目と裏目を気にすることなく、ずっと表目だけで編むことが出来るので、簡単に編むことが可能です。モールヤーン等も簡単に編むことが可能です。
「一目ゴム編み」のマフラー
「一目ゴム編み」は、表目と裏目を交互に編むことにより、横方向に伸びる性質のデザインです。マフラーの編み方においては最も一般的な編み方です。特に男性へのプレゼントに関しては、単色でシンプルに仕上げることができる「一目ゴム編み」は重宝されており、ファッションに合わせやすいマフラーを作ることができます。
このように、「メリヤス編み」か「一目ゴム編み」がシンプルであるため、初心者でも編むことができます。特にマフラーを編むのであれば、「一目ゴム編み」がオススメです。また、アレンジとしては、毛糸を何種類かの色を使うことにより、印象を変えることができます。ボーダーにするのも良いですし、2色を交互に編んでも良いデザインができます。
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基本的なマフラーの編み方【かぎ針編み】
かぎ針編みのマフラーとは?
「かぎ針編み」とは、かぎ針を使用した編み方です。かぎ針とは、1本の棒の両先端がかぎ爪状になっている棒であり、毛糸がひっかかるように出来ています。「かぎ針編み」には太さが様々あり、太ければ太いほど目の粗い編み物が出来ます。また、「かぎ針編み」は、「棒針編み」と比較すると、伸縮性の低い編み物が出来上がります。そのため、「棒針編み」よりも繊細なデザインが可能であり、レースのような繊細なものも作れます。
「かぎ針編み」には、「方眼編み」「細編み」「長編み」「レース編み」などの種類があります。「モチーフ」という編んだパーツを組み合わせて繋げて、ひとつのマフラーにする方法もあります。モチーフにたくさんの色を使用すれば、カラフルで鮮やかなマフラーとなります。
かぎ針編みマフラーのデザインの魅力と特徴
以下に各編み方の特徴を記載しますので、参考にしてみてください。
「方眼編み」「長編み」のマフラー
シンプルな編み方であるこれらの編み方は、初心者にオススメの編み方です。単色であり、ひとつの色の毛糸を使用するだけですので、比較的簡単です。また、ストレートヤーンでは目が目立ちやすいので初心者には注意が必要ですが、スラブヤーンやモールヤーンですと、あまり目が目立ちませんのでオススメです。特にスラブヤーンは糸に変化がありますので、味のある仕上がりになるので、単色でも豪華な印象になります。
「レース編み」のマフラー
「レース編み」は、細かい模様が美しく、女性的な印象を与える美しいデザインです。特に細いモヘアで編むと、体にフィットするしっとりとしたデザインが出来ます。レースのように美しい隙間が空きますので、軽やかな印象を得られます。一見すると「レース編み」は、難しそうに見えますが、単純な編み方の繰り返しだけで、美しいレースが編みあがります。