ウール素材を使用した人気マフラーの特徴
8000年以上前から人類とともに歩んできたヒツジ。現在では12億頭以上も飼育されています。ヒツジの毛である「ウール」の歴史も深く、紀元前から人類の衣類を支えてきました。毎年120万トンを超えるウールが産毛され、全世界の繊維の2%を占めるウール。その特徴とは。
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マフラーの人気素材ウールについて
マフラーに使用されるウールって何の動物?
ウールとは、ヒツジの毛や、ヒツジの毛で織られた生地のことを指します。全世界で12億頭以上のヒツジが飼育されており、ウールの産毛量は120万トンをゆうに超えており、全世界で生産されている全ての繊維の2%をウールが占めています。ウールは、紀元前から今日に至るまで人類にとって無くてはならない程大きな貢献をしています。
最もウールの産毛量が多いのがオーストラリアで、ウール産毛量の30%を占めています。ヒツジの種類は3000種類以上ありますが、代表的なのが「メリル」種です。世界で最も優れた品質のウールを最も多く産出しているヒツジと言われています。
人気のマフラー素材ウールの歴史と特徴
3000種類以上の品種があり、世界で12億頭以上も飼育されているヒツジ。東南アジアを除く、世界中で飼育されていると言っても過言ではありません。北極などの非常に過酷な環境でも飼育されています。ヒツジの歴史は、人類の文明の発祥とともに始まります。
約8000年前の紀元前6000年に中央アジアで牧羊が始まったと言われており、紀元前2000年頃にメソポタミア南部でウールを使用した毛織物が作られました。その後は、ギリシャやローマへとその技術がわたり、より品質の良いウールをよりたくさん刈り取るために、羊が品種改良されていきました。
18世紀まではウールは、王族や貴族などの身分の高い人々しか身につけることが出来なかった高価なものでしたが、イギリスで起こった「産業革命」により、羊毛工業が飛躍的な発展を遂げ、一般人にもウールが普及していきました。
また、ウールの特徴としては、以下の点があげられます。
ウールのマフラーが持つ「優れた保温性」
繊維の縮れである「クリンプ」が多く、熱伝導性の低い空気を多く含むことが出来るため、温まった空気を逃しにくく、暖かいです。
ウールのマフラーが持つ「優れた吸湿及び放湿性」
ウールは、これらに非常に優れており、汗を素早く吸収し外気へと発散します。綿の2倍、ポリエステルの40倍の能力を誇り、繊維の中でずば抜けて高い吸湿及び放湿性を誇ります。そのため、ウールは蒸れることなく快適に過ごせます。
ウールのマフラーが持つ「強い弾力性」
繊維の縮れである「クリンプ」が多いため、衝撃を吸収し分散する特性も持ち合わせています。形状を記憶する性質もあり、型崩れしにくく、耐久性を持った繊維です。このように優れた特性を持っているウールは、紀元前から重用され続け現代においても愛用家が多い、優れた繊維のひとつです。
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