【決定版】大定番スニーカーの人気ランキング
今や、スニーカーといえばカジュアルファッションの足元を飾る定番の靴として、性別や年齢を問わず多くの人に愛されています。そんなスニーカーですが、実際にしっかりと選んで買ったことがないという人も多いのではないでしょうか?そこで、スニーカーマニアたちに高い評価を獲得し続けている大定番のスニーカーから、特に人気の高いものをランキングにして紹介していきます。
国内外で高い支持を得ているスニーカーの定番ブランドから、世代を超えて愛されている傑作スニーカーまで、とにかく定番と言われるスニーカーの中でも特に人気の高い定番中の定番をピックアップしていますので、是非スニーカー選びに役立てていただけたら嬉しく思います。
では早速、スニーカー人気ランキングの1位から20位までをざっと紹介しましょう。人気ランキングに登場したスニーカーについては、人気の理由やスニーカーの特徴を詳しく解説していますので、自分に合った最高のスニーカーを見つけてください。
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大定番スニーカー人気ランキングの上位20種類
まずは、一覧表にしてスニーカー人気ランキングの上位20位までを紹介します。画像かモデル名を選択することで、そのスニーカーの特徴や人気のポイントなどを詳しく紹介した場所へと移動できますので、気に入ったスニーカーや興味のあるスニーカーを見つけたら活用してください。
スニーカーの参考画像には、スニーカー自体のシルエットで好みの判断がしやすいよう、主にホワイトやグレーといったカラーを中心に掲載していますので、自分好みの配色をイメージしながら選んでみるのがおすすめです。
順位 | 参考画像 | モデル名 | ブランド |
第1位 | エアフォース1 | ナイキ | |
第2位 | オールスター | コンバース | |
第3位 | スウェード | プーマ | |
第4位 | スーパースター | アディダス | |
第5位 | エラ | バンズ | |
第6位 | ジャックパーセル | コンバース | |
第7位 | スタンスミス | アディダス | |
第8位 | M576 | ニューバランス | |
第9位 | オールドスクール | バンズ | |
第10位 | コルテッツ | ナイキ | |
第11位 | メキシコ66 | オニツカタイガー | |
第12位 | ブレザー | ナイキ | |
第13位 | 2570 | スペルガ | |
第14位 | エアジョーダン1 | ナイキ | |
第15位 | インスタポンプフューリー | リーボック | |
第16位 | エアマックス90 | ナイキ | |
第17位 | M1300 | ニューバランス | |
第18位 | ダンク | ナイキ | |
第19位 | CVO | スペリートップサイダー | |
第20位 | ワンスター | コンバース |
大定番スニーカーの人気ランキングをトップ20まで振り返ってみると、ブランドではナイキが6機種と圧倒的な人気を得ているのがわかります。それに、コンバース、プーマ、アディダスなどの定番ブランドの名作スニーカーたちが並んでおり、主にローテク系のレトロなスニーカーの人気が続いています。
近年急激に人気を獲得しているのが13位に登場したスペルガや、19位のスペリートップサイダーであり、特に夏場のマリンルックや爽やかなファッションの流行と相まって注目度が急増している点も見逃せません。
では、人気ランキングに登場したスニーカーを1位から順に詳しく解説していきます。
スニーカー人気ランキング第1位:ナイキ/エアフォース1
1982年の発売以来、ナイキのバスケットボールカテゴリーに属すスニーカーの中でも、とりわけファッションアイテムとして人気の高い『ナイキ・エアフォース1』。特にローカットモデルやミッドカットモデルの人気は高く、スニーカーの人気ランキングでは堂々の1位を獲得しました。
エアフォース1はナイキの代表的テクノロジーといえる「エア」を初めて搭載されたバスケットボールシューズであり、アメリカ大統領が登場した際に空軍機が使用するコールサイン「エアフォースワン」という名前の由来に恥じない威厳と、時代を超越したシルエットが組み合わさり圧倒的な人気を誇ります。
いまでは定番の人気スニーカーとして、コートからストリートへと戦場を移していますが、誕生当時はトッププレーヤー向けのバスケットボールシューズとして高い機能性が評価された逸品。激しい動きから足を守るクッショニング性能など、履き心地も素晴らしく、まさに1足は持っておきたいド定番と言えるスニーカーです。
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【ナイキ/エアフォース1】が人気の理由
ローカットモデル、ミッドカットモデル、ハイカットモデル、これら全部を合わせて世界的な人気を調査したら、おそらく2位のオールスターとの間には、かなり大きな隔たりが出来るのではないかと予測されます。
最も定番といえるのはローカットモデルですが、年齢層が下がるにつれてミッドカットモデルの人気も高まります。初めてのスニーカー選びをするならローカットモデルがおすすめで、ストリート系のファッションならミッドカットを選ぶのも良いでしょう。
人気ランキング1位のスニーカーというのは伊達ではなく、休日の渋谷スクランブル交差点なら、同時に信号を渡る人混みの中で何度もこのスニーカーを見かけることも稀ではありません。
カッコイイ、ダサい、これらを超越したスニーカーの1つであり、まず全種類を集めるのは不可能だと言えるほどのカラーバリエーションの豊富さなど、人気の理由を言い出したら枚挙に暇がありません。
スニーカー人気ランキング第2位:コンバース/オールスター
すべてのバスケットボールシューズの原点といっても過言ではないコンバースのオールスター。1917年に誕生したこのスニーカーは、バスケットボール選手のチャックテイラーが使用したことで、スニーカー通の間では「オールスター」という名前ではなく「チャックテイラー」という名前で呼ばれています。
特にキャンバス生地で作られたレトロな風合いのオールスターが人気を得ており、定番スニーカーとして人気ランキングでは2位に登場。登場以来大きなモデルチェンジが行われることなく、オフホワイトやブラック、レッドといったカラーリングは、スニーカーを語る上で欠かすことのできない定番の逸品。
ちなみに、ローカットモデルのオールスターは「オックスフォード」という名前で呼ばれることもあり、チャックテイラーと合わせて非常に高い人気を誇るスニーカーです。
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【コンバース/オールスター】が人気の理由
流石に人気スニーカーランキングの2位となると、もはや見たことのないスニーカーだと感じる人はいないでしょうから、このスニーカーが人気の理由は語る意味すら感じられません。まさにローテクスニーカーの代表格。全世界でスニーカーといえばこの形であり、スニーカーの原点と言っても良い定番スニーカーです。
特に春夏のカジュアルファッションにおける人気は圧倒的であり、重苦しさを微塵も感じさせない軽量なルックスと、細身のシェイプが性別や年齢どこか、ファッションのジャンルすらも軽々と飛び越えて多くの人から人気を得ています。
どんな服装にも合うスニーカーであり、まずダサいなんて思われることのない定番スニーカーですが、逆にカッコよく見せるのも難しいのが唯一の難点かもしれません。ただ、スニーカー選びに迷っているなら、とりあえずオールスターを買っておけば失敗することはないでしょう。
値段も非常にリーズナブルなので、定番色と好みの色を複数買いするのもおすすめです。
スニーカー人気ランキング第3位:プーマ/スウェード
1968年にトレーニングシューズとして登場して以来、ヒップホップシーンで一世を風靡したビースティーボーイズや、スケートボーダーとして有名なスコットボーンなどのファッションアイコン達がこぞって使用し、プーマの歴史を紐解く上でも欠かせないほどの定番となった名作のスニーカーがスエードです。
上質なスエード素材と、プーマのフォームストライプが醸し出すオーセンティックな雰囲気が歴史を超えて愛されており、人気スニーカーランキングで堂々の3位に入賞。当初は品番のみでモデル名すらなかったこのスニーカーですが、いまや世界中で愛される、プーマを代表する定番スニーカーとしての地位を確立しています。
ちなみに、プーマスウェードを愛した往年の名バスケットプレイヤーであるウォルトフレイジャーのシグニチャーモデルとして、同型のスニーカーが「クライド(CLYDE)」として、意匠を変えて登場しています。
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【プーマ/スウェード】が人気の理由
プーマのスウェードはミッドカットモデルとローカットモデルの2種類が展開されていますが、特に人気なのはローカットモデル。スニーカー人気ランキングの上位20種類の中でも、特に「誰が履いても似合うスニーカー」である点が人気のポイント。
ある意味、没個性的な印象を受けるかもしれませんが、そのシンプルさこそが1968年の誕生以来、常に人気スニーカーの上位に登場し続けている風格といったところ。スニーカー単体で見たときのデザインバランスも筆舌に尽くしがたいほどの絶品ですが、着こなしすら考える必要のない普遍的なフォルムもまた絶品です。
しかし、春夏のハーフパンツ系爽やかファッションの場合は、スエード素材が重苦しく感じるかもしれません。それにだけ注意すれば、このスニーカーより使い勝手の良いものは他に存在しないと言って過言ではないでしょう。
スニーカー人気ランキング第4位:アディダス/スーパースター
1969年の誕生以来、バスケットボールシューズというカテゴリーの枠に収まることなくアディダスの代表的定番スニーカーとして、世界中で愛され続けているスーパースターは、スニーカー人気ランキングの4位に登場。
貝殻をモチーフにしたつま先のシェルトップが印象的で、このモデルを使用し活躍したNBAのスタープレイヤーであるアブドゥルジャバーの言った「まるで足に3本ラインがプリントされているようだ」というはき心地は今なお健在。バルカナイズ製法主流だった当時のバッシュ界を変革した歴史的スニーカーとしても知られています。
また、このスニーカーはサブカルチャーを語る上でも欠かせない定番スニーカーとしても知られており、80年代にヒップホップカルチャーをオーバーグラウンドまで押し上げたラン・ディーエムシー(RUN DMC)が愛用したことで、今でも色あせることなく輝き続けるスニーカーとして高い人気を誇っています。
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【アディダス/スーパースター】が人気の理由
生誕45周年を迎え、今なお人気スニーカーの代表的1足として支持されているスーパースター。一目でアディダスのスニーカーだとわかる個性の強さに、多くの人がスニーカーをイメージするときに描くシルエットであることが、もはやこのスニーカーを「見飽きた」と言うことすら許されない雰囲気があります。
スニーカーのディテールを細かく見ていくと、レザーの重厚感、シェルトップのつま先が持つボリューム感、インパクトの強い3本ラインと、個性の強すぎるようなスニーカーですが、実際に履いてみると想像以上にコーディネートと合わせやすく、使い勝手の良いスニーカーであることがわかるでしょう。
まさに「コレ履いておけば間違いない」そんな風格こそが、スーパースターの人気の理由と言えます。
スニーカー人気ランキング第5位:バンズ/エラ
バンズ(VANS)というブランドが産声をあげた1966年からバンズの代表的スニーカーとして君臨し続けているオーセンティックに、トニーアルバやステイシーペラルタといったレジェンドスケーターたちがアップデートを加えて誕生したエラ(ERA)は、スケーターのみならず多くの人に愛され今なお定番スニーカーとして人気をえています。
そんな、人気ランキングの5位に登場したエラは1976年に登場しており、バンズのロゴとして有名な「OFF THE WALL」のロゴマークも同じ年に登場していることもスニーカーマニアの間では当たり前の知識として知られています。
最近ではシングルカラーのデザインが人気を得ていますが、スニーカー好きならやっぱりコンビカラーで履きたいところ!バンズのアイコンとも言えるサイドのサーフラインが登場する1978年以前のデザインなのもまた、エラがバンズのみならずスニーカーを語る上で欠かすことのできない存在である所以とも言えるでしょう。
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【バンズ/エラ】が人気の理由
エラの最大の特徴といえば、バルカナイズドソールの高さ程度しかない足先の薄さ。そこから生み出されるボリュームの少ないスマートなシルエットは、まるでフォーマルユースの革靴のような雰囲気を持っており、非常に幅広いファッションに相性が良いというところが人気の理由といえるでしょう。
ワンピースやスカートといった女性の定番ファッションから、ジーパンにTシャツという男性の定番ファッションまで合わせやすく、内羽根式のデザインが持つドレッシーな印象が、大人っぽい落ち着いたコーディネートに人気のスニーカーです。
まるでスリッポンに靴ひもの意匠が施されたような簡素化されたデザインのため、アメカジはもちろん、ワーク系やトラッド系まで使い勝手の良いスニーカーです。
スニーカー人気ランキング第6位:コンバース/ジャックパーセル
スニーカー人気ランキングの6位に君臨するジャックパーセルは、ニルヴァーナのボーカルであるカートコバーンが愛用したスニーカーとしても知られており、つま先部分のスマイルと呼ばれるラインや、かかとにヒゲと呼ばれるマークが入っているのが特徴的なスニーカーです。
コンバースの定番といえばオールスターと思うかもしれませんが、それに匹敵するほどの高い人気を誇っており。ジャックパーセルの誕生は1930年代から40年代にかけて活躍したバドミントンプレーヤーのジャックパーセルが自身の名を冠したシグニチャーモデルをスポルディング社から登場させたのが始まりです。
現在はコンバースが販売権を持っていますが、以前はスポルディング以外にもタイヤで有名なB.F.グッドリッチ社などが所有するなど、多くの注目が集まった人気スニーカーとして知られています。
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【コンバース/ジャックパーセル】が人気の理由
キャンバス生地のローテクスニーカーといえばコンバースのオールスター。そんな中で、ちょっと人とは違うおしゃれをしたい!という人から絶大な人気を得ているジャックパーセルは、オールスターにはない大人な印象と、室内履きのような落ち着いた雰囲気が魅力のスニーカーです。
ジャケットやジレを着こなすようなキレイ目ファッションのカジュアルダウンから、春夏のハーフパンツコーデまで幅広く使えて、つま先のスマイルラインが「ジャックパーセルを履いている」ということを主張し、適度な個性を発揮してくれる逸品。
スポーツミックスで使えば軽やかに、カジュアルに履けば真面目な雰囲気に、合わせる服装によって印象を変えてくれる、そんな絶妙なバランスが性別問わず高い人気を誇っています。
スニーカー人気ランキング第7位:アディダス/スタンスミス
現在も色あせることなく高い人気を誇っている定番スニーカーといえばアディダスのスタンスミス。スニーカー人気ランキングの7位に登場したこのスニーカーの誕生は1965年、フランス人のテニスプレイヤーであるロバートハイレットの名を冠した「ハイレット」というスニーカーが始まりでした。
このスニーカーを”コートの紳士”ことスタンスミスが愛用したことで、1970年代中期ごろからスタンスミスという名前で、彼のイラストとサインが加えられて販売されるようになったという歴史を持っています。
スタンスミスの特徴はなんといっても、レザースニーカーでありながらもアディダスのアイコンである3本ラインを穴にすることでベンチレーションホール(通気口)を設けた画期的なデザイン。1991年には2200万足という販売数を誇り、ギネスでも認定されている「世界で一番売れたスニーカー」なのです。
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【アディダス/スタンスミス】が人気の理由
下は小学生から、上は50代以上の年配な方まで。とにかく高い人気を誇っており、街で見かけない日はないほどの定番スニーカーとして愛されているスタンスミスは、ストリートファッションからトラディショナルファッションまで幅広い用途に使えるスニーカー界の便利屋さん。
レザー素材で作られている、どことなく「紳士的」なその容姿と、パンチングで施されたアディダスの3本ラインは、ダボっとしたサイジングのジーンズから、タックの入ったスラックス、さらにはハーフパンツまで合わせるボトムスを選ばない点が高い人気を誇っています。
有名すぎる上にバリエーションが少ないため、人と被るという現象は避けられませんが、それ故に無難を好む人には最適な1足とも言われます。高い人気を誇るメジャーなスニーカーですが、決してダサいという印象にはなりません。
スニーカー人気ランキング第8位:ニューバランス/M576
スニーカーの定番ブランドであるニューバランスを代表するスニーカーといえばM576。一貫してアメリカにおける生産を行っていたニューバランスが、イギリスにも生産拠点を設けるほど人気となったスニーカーであり、レザーモデルやヌバックの登場によってストリートシーンで爆発的な支持を獲得した経歴を持ちます。
1988年の誕生以来、いまでも変わらぬ人気を勝ち取っている576は、刻みの深いアウトソールからもわかるかと思いますがオフロード対応のランニングシューズとして誕生したスニーカーであり、クラシカルでオーセンティックな色合いと上質な天然皮革で包み込んだロングセラーモデルです。
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【ニューバランス/M576】が人気の理由
コンサバティブな印象の強いニューバランスのなかでも、飛び抜けて「大人の足元を飾るにふさわしいスニーカー」としてファッション誌で取り上げられることの多いM576。ランニングシューズのもつスポーティーなシルエットと、レザー素材によるクラシカルでアダルトな雰囲気が人気を得ている理由です。
ブラウンのレザーだけでなく、コードバン系のワインレッドやブラックなど様々な素材が出ているため、スニーカーと合わせるボトムスの定番であるデニムジーンズ以外にも、コーデュロイやスラックスといったドレッシーなファッションにも良く合います。
秋冬のメインスニーカーとして使用している人も多く、革靴をメインシューズにしているアメトラやブリトラ系のファッションを好む人からも高い人気を誇る逸品です。
スニーカー人気ランキング第9位:バンズ/オールドスクール
スケートボードのトリックがより高度に多様化するにつれ、様々なスケーターからのフィードバックを積極的に取り入れることで1977年に誕生したオールドスクールは、「ジャズ」という名称で愛され続けるバンズの代表的な定番スニーカーとして知られる名作です。
現在のバンズスニーカーの顔とも言えるサイドのサーフライン(通称ジャズストライプ)が初めて搭載されたスニーカーがこのオールドスクールであり、激しいトリックにもびくともしない高い耐久性がBMXライダーたちに支持されました。
販売当初はSTYLE#36というモデル名で登場しており、現在でも人気を得ているバンズのスケートハイ(STYLE#38)と共にBMX用スニーカーとしてカタログに掲載され、登場当時はつま先部分のスエード面積が少なかったものの、アップデートを重ねるごとに現在の形へと変化していきました。
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【バンズ/オールドスクール】が人気の理由
似合わないファッションを見つける方が難しいといえるバンズのオールドスクール。スーツ姿に合わせたとしても「はずし」といえば通用してしまうような整ったシルエットに、コーディネートのアクセントとなるサイドのサーフラインが履くだけで全体のバランスを整えてにくれます。
デニムパンツにプリントTシャツといったカジュアルの定番も、どことなくおしゃれな雰囲気へと導き、「とりあえずコレを履いておけば間違いない」という無難さが人気を得ているポイントです。
女性からの人気も高く、ボーイッシュなコーディネートやマニッシュなファッションには欠かせない1足。飛び抜けた個性はありませんが、気が付いたら履きつぶしてしまうほどヘビロテしていた、となってしまう事間違い無しの便利スニーカーです。
スニーカー人気ランキング第10位:ナイキ/コルテッツ
いまやスニーカーの頂点に君臨するブランドだと言っても良いナイキの草創期、まだブルーリボンスポーツとしてオニツカタイガーのスニーカーを、フィリップナイトとビウバウワーマンが輸入していた頃からナイキの売り上げを支え続けた名作がこのコルテッツ。いまでもローテクスニーカーの定番として人気を獲得する逸品です。
1971年に最初のコルテッツとして登場したレザーコルテッツの発売以来、現在まで生産され続けているナイキの代表的スニーカーであり、現在ではレザー以外にもナイロンなどのファブリックから、スエードなどの変わり種まで豊富に展開されています。
このスニーカーの原型は、オニツカタイガーのコルセアがモデルであり、コルセアにナイキのマークを縫い付けただけのモデルとされオニツカタイガーと法廷闘争となりましたが、そこでナイキが勝利。もともとオニツカタイガーの輸入販売で始まったナイキでしたが、別々の道を歩み始めた歴史的な1足がこのコルテッツなのです。
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【ナイキ/コルテッツ】が人気の理由
ローテク系ランニングシューズブームの火付け役ともなったナイキのコルテッツは、男性女性と性別を問わず人気が高く、特にレザーの黒のレディースサイズは売り切れが続出するほどの人気を誇っています。
定番のスポーツコーデはもちろん、古着系のファッションとも相性が良く、無駄な装飾のないミニマルな雰囲気は大人っぽいファッションまで合わせられる点が人気の理由。女性であればガーリー系コーデの鉄板スニーカーであり、男性であればキレイ目コーデのハズシとして大活躍間違い無しの逸品です。
スニーカー人気ランキング第11位:オニツカタイガー/メキシコ66
現在はアシックスとしてスポーツシューズを展開する傍ら、タウンユースに向けたレトロ感のあるスニーカーが日本以外にもヨーロッパ諸国で人気となっているオニツカタイガー。スニーカー人気ランキング11位に登場したのは、そんなオニツカタイガーの代表的名作スニーカーといえるメキシコ66です。
この名前の由来は、当時のオニツカタイガーがメキシコオリンピックの開催する1968年に向けて、リンバーと呼ばれるモデルを原型に1966年にこのトレーニングシューズを開発したことから付けられたとされています。今ではアシックスストライプとして知られている、スニーカーのサイドに付けられている補強のラインは、当時メキシコラインという呼び名で呼ばれており、このスニーカーがこのデザインの認知度を向上させたと言っても過言ではありません。
アシックスからオニツカタイガーの復活プロジェクトで最初に着手されたスニーカーがメキシコ66であるという点も、いかにこのスニーカーが世界中から人気を獲得しているのかという事が伺えます。
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【オニツカタイガー/メキシコ66】が人気の理由
無難であることとセンスが良いことは紙一重、派手である事はオシャレだと思われがちですが、本当にセンスの良い人というのは無難さの中にバランスを持ったファッションをしています。そんな人たちから「普遍性とハイセンス」のバランスがうまく取れているスニーカーと称されているのがメキシコ66です。
夏場はスポーツMIXなアクティブコーディネートとしても使えて、冬場は上品でキレイ目な服装に合わせられる、そして履けば履くほどにレトロかつ馴染む風合いに変化していくことも人気を得ている理由と言えます。
スニーカー人気ランキング第12位:ナイキ/ブレザー
エアフォース1やジョーダンシリーズなど、ナイキといえばバスケットボールシューズというイメージのある人も多いかもしれませんが、もともとはランニングシューズの輸入ブランドから始っており、エアマックスやコルテッツといったスニーカーを生み出したことで、スニーカー界ではもともとランニングシューズブランドとして認知されていました。
そんなナイキがバスケットボールシューズカテゴリーに参入した1972年、急先鋒として登場したこのモデル。ポートランドのNBAチームであるトレイルブレーザーズから命名されたこのブレザーは、名選手であるジョージガービンが愛用したことや、レジェンドスケーターのトニーアルバが愛用したことでストリートにも急速に普及。
スケートボード雑誌で有名なスラッシャーマガジンの創刊号でもイラストに使われるなど、主戦場をコートからストリートに移して人気を獲得し、現在でもそれらのバックボーンを元に、ナイキSBでの抜擢など現代的なアップデートや、ナイキのバッシュの原型とも言える歴史の重みが人気を支えています。
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【ナイキ/ブレザー】が人気の理由
いうならばブレザーはローテク系のバスケットボールシューズ。コンバースのオールスターをそのままレザー仕様にしたような雰囲気は、キャンバス素材のハイカットスニーカーでは足元がペラっと薄く感じられてバランスが取りにくいという人や、冬場の細身ファッションに合わせるレザーのスリムなスニーカーが欲しいという人から高い人気を得ています。
ハイテクなバッシュだと、どうしてもスポーツ系スタイルや、ヒップホップな雰囲気へと引っ張られてしまう中で、クラシカルな雰囲気を感じさせるブレザーはベーシックなカジュアルファッションと相性が良く、無難な服装をスタイリッシュに魅せてくれる点が人気の理由です。
スニーカー人気ランキング第13位:スペルガ/2750
日本国内では女性を中心に人気に火がつき、ここ数年はファッション感度の高い人たちから徐々に拡散され、いまや定番スニーカーと呼ぶに相応しい1足として多くのファッション誌で取り上げられているスペルガの2750は、名だたる有名ブランドを押しのけてスニーカー人気ランキングの13位を獲得。
イタリアのコンバースとも呼ばれているスベルガは、ヨーロッパを代表するキャンバススニーカーと言っても過言ではなく、その中でも不屈の名作と呼ばれる2750はスペルガブランドの始まった1925年から人気を得続けているクラシックモデル。ヨーロッパのリゾート地で最も見かけるスニーカーとも呼ばれています。
2015年の春夏コレクションでは、1つのモデルに対して全23色展開をブランドが打ち出すなど、とにかくこのスニーカーの人気は底知れぬものがあります。
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【スペルガ/2750】が人気の理由
ファッションモデル達のインスタグラムを夏に開けば、猫も杓子も「スペルガの2750」を履いた写真をアップしている様子からも、このスニーカーがファッションの先端を行く人たちからもオシャレなスニーカーであるという印象を抱かれている事が伺えます。
キャンバススニーカーといえばコンバースという時代も今や昔、もともとバスケットボールシューズとして生まれたコンバースのオールスターはどうしてもスポーティーな雰囲気になってしまう中で、リゾート感のあるリラックス系デザインのキャンバススニーカーという点が人気を得ている理由でしょう。
スニーカー人気ランキング第14位:ナイキ/エアジョーダン1
ナイキブランドというよりは、もはやエアジョーダンという名前も同程度のブランド力を持っている、そんなナイキを代表するシグニチャースニーカーの定番といえるエアジョーダン。2015年の時点で29モデルが登場している、まさにモンスター的な人気を誇っているこのシリーズも、最も定番として愛され続けているのは初代エアジョーダンです。
現在ではミッドテク系スニーカーに位置するベーシックなデザインですが、当時はブラックとレッドを大胆に組み合わせた配色が斬新で、NBAではユニフォーム規定違反となりコートで使用禁止となった事など、1985年に登場した瞬間から現在に至るまでスニーカーを代表する名作として語られ続けている逸品です。
ストリートシーンの頂点に君臨すると言っても過言ではない傑作スニーカーシリーズの原点。現在ではエアジョーダン1のローカットモデルやリプロダクツも展開されていますが、やはり人気が高いのはベーシックなジョーダン1です。
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【ナイキ/エアジョーダン1】が人気の理由
ハイテク系バスケットボールシューズの原点と言える形こそがエアジョーダン1の特徴であり人気の秘訣と言えます。この手のスニーカーの中でもエアジョーダンのロゴマークが高級感を演出し、インパクトの強いシルエットでありながらもベーシックなデザインによる「ファッションとの馴染みやすさ」が多くの人から人気を得ています。
エアジョーダンシリーズの中でも、恐らく最も多くのファッションに合わせやすいジョーダン1。現代においてはミッドテク系スニーカーに属す比較的シンプルでありながら存在感の強いデザインは、ファッション全体のアクセントとしても使えて、また「なんとなく履いてもおしゃれ」な点も人気となっている理由です。
スニーカー人気ランキング第15位:リーボック/インスタポンプフューリー
ハイテクスニーカーの2大巨頭といえば、ナイキのエアマックスとリーボックのインスタポンプフューリー。1990年代のハイテクスニーカーブームを牽引した名作であり、いまでもその斬新さや近未来的なフォルムは色あせることなく、現在でも根強い人気を獲得する定番として、スニーカー人気ランキングは15位を獲得。
1989年に誕生したリーボックのポンプテクノロジーを生かし、1994年にリリースされたこのモデルはリーボックの代名詞とも言われる名作スニーカーであり、空気をスニーカーにポンプで入れるというアイデアは、多くの人々にスニーカーの未来を感じさせました。
革新的な音楽を生み出すアイスランドの歌姫ことビョークもPVでこのスニーカーを使用し、先鋭的なデザイン性は多くのハイブランドからも注目された事で知られています。
非常に多くのカラーバリエーションやマテリアルで展開され、他ブランドとのコラボレーションモデルも数多く登場しました。現在の最上位機種と言われるポンプフュージョンが登場してもなお、定番スニーカーとして愛され続ける人気モデルです。
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【リーボック/インスタポンプフューリー】が人気の理由
インスタポンプフューリーといえば、なんといっても奇抜で先進的なデザイン。ハイテクスニーカーブームの頃に登場したデザインというのは、現代からするとハイテクというよりも「滑稽な未来像」を感じさせるレトロな雰囲気すら感じさせますが、このスニーカーは現代でも先進性を感じさせるシルエットが特徴です。
ファッションの主役になり得るようなそのデザインで、どんなコーディネートでもスポーティーなルックスへと変身させ、またカッチリ目の服装にもハズシとして使える遊び心が人気となっている理由です。
スニーカー人気ランキング第16位:ナイキ/エアマックス90
人気スニーカーランキングの15位に登場したインスタポンプフューリーと並び、ハイテクスニーカーブームを牽引した歴史的名作として語られ続けるナイキのエアマックスシリーズ。日本国内では「エアマックス狩り」という言葉とともにエアマックス95が異常とも言えるほどの人気を得た事でスニーカーファンのみならずともその名を轟かせるシリーズです。
そんなエアマックスシリーズでも、現在ファッションアイテムとして高い人気を誇っているのがエアマックス90と呼ばれるこのモデル。エアマックスシリーズの第三弾として1990年に登場したスニーカーであり、TPU素材のシューホールガードやヒールパッチといったディテールがストリートで人気を博したモデルです。
もともと、ランニングシューズとしてスポーツ用に生み出されたエアマックス1やエアマックス2(ライト)がアスリート志向だったのに対し、ストリートを意識したデザインで作られたエアマックス90はファッションアイテムとしての高い人気を獲得し、エアマックスブームの基礎を築いた名作として語り継がれている定番のスニーカーです。
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【ナイキ/エアマックス90】が人気の理由
エアマックスという名前に「ミーハーで一世を風靡した過去のスニーカー」という印象を持つ人も多いかもしれませんが、かかとの隙間から見えるビジブルエアと、TPU素材で作られた各所のパーツなど、ハイテクスニーカーの持つ「現代からするとレトロな雰囲気」が可愛いと人気を得ているエアマックス90。
カラーバリエーションも豊富で、女性からの人気も高く、懐かしいおもちゃのように愛着のわくデザインなのが人気のポイント。派手というよりはポップな印象のスニーカーを探している人におすすめの逸品です。
スニーカー人気ランキング第17位:ニューバランス/M1300
ニューバランスの最高峰モデルとして知られるM1300。販売当時は大卒初任給が14万円だった1985年という時代に、3万9000円というハイプライスで登場したことも当時のスニーカーファンは記憶にあるのではないでしょうか?
しかし、ただ高額なだけではないこのスニーカーのはき心地の良さは、スニーカーのロールスロイスという異名を持ち、ラルフローレン氏は「雲の上を歩いているようだ」と称したほどの逸品。これまでにも幾度となく復刻されていますが、それらも早々に完売されており、現在でも絶対的な価値を保ち続けている名作中の名作スニーカーです。
卓越した機能性とオーセンディックなデザインやカラーリングは、各界の著名人たちから高く評価されており、現代に至るまでエクスクルーシブな逸品として語り継がれているスニーカーです。
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【ニューバランス/1300】が人気の理由
セレクトショップなどで働いている、いわば「おしゃれの中心にいる人たち」から愛されているM1300。少し前までは大人(おっさん)の履くスニーカーといった印象だったニューバランスですが、オーセンティックな雰囲気と、上品なレザー使いがキレイ目な服装によく合うことで多くの人に支持されています。
また、スニーカーとしての金額の高さと、それに見合った極上の履き心地というのも、ある種のステータスとなっており、比較的高い年齢層(主に30代以上)の人たちから人気となっています。コロンとした独特のシルエットで作られているのも女性票を多く獲得した理由と言えるでしょう。
スニーカー人気ランキング第18位:ナイキ/ダンク
スニーカーの名作達がひしめき合う80年代中頃の1985年。全米大学体育協会のバスケットボールリーグにおいて様々な大学のカラーを配置してノンエアバッシュの量産機種として見事なまでに存在感を放ったダンクシリーズ。
当時、日本では未展開だったダンクは、古着マニアを中心に高い人気を博し、特に「紺×黄」のカラーリングは幻のアイテムと言われたほど。その後1999年に満を持して復刻を果たし、日本国内でも比較的手に入りやすいスニーカーとして定番の地位を獲得。スニーカーの人気ランキングでは堂々の18位に登場しました。
シティアタックシリーズとしてファッショナブルなデザインに身を包んだダンクを中心に人気を得て、2002年にはナイキスケートボーディング(NIKE SB)のフラッグシップモデルとして抜擢。ノンエアでありながらも、軽量性と反発弾性の高いファイロンを搭載したミッドソールと、フッドベッドを一体成形する技術なども高く評価されているスニーカーです。
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【ナイキ/ダンク】が人気の理由
ミッドテクノロジー系スニーカーの代名詞と呼ぶにふさわしいナイキのダンクは、スポーツMIX系のコーディネートと相性が良く、古着系のファッションからストリートの定番ファッションまで幅広いシーンで使えるのが人気のポイントです。
ダンクの定番といえばハイカットのモデルですが、ナイキSBとして登場しているダンクはローカットの方が人気が高く、ボリューミーなタンや高いクッション性能などにアップデートが加えられている点もスニーカー好き達から愛されている理由と言えるでしょう。
バッシュ系のスニーカーに挑戦したいけど、シュッとしたスマートな雰囲気は崩したくない、そんな人なら迷わずダンクを選ぶのがオススメです。
スニーカー人気ランキング第19位:スペリートップサイダー/CVO
スニーカーの定番ブランドを語る上で欠かすことのできないスペリートップサイダー。ナイキやアディダスと比べると知名度は高くありませんが、1935年の創業以来ボートシューズ(デッキシューズ)のブランドとして代名詞的存在となっており、マリンルックの流行とともに人気スニーカーランキングの19位に登りつめました。
世界で初めてデッキシューズを生み出したスペリートップサイダーの生み出すCVO(キャンバス・オックスフォード)は、オーソドックスなシルエットでありながらも、スペリーソールと呼ばれる波型の切れ込みが入った独自のソールパターンを使用するなどの個性が強く発揮されているのが特徴です。
スペリートップサイダーの生み出すスニーカーのなかでも、伝統の人気商品として知られるCVO。流行に左右されることのないクラシカルかつベーシックなキャンバススニーカーの醍醐味は、世代を超えて愛され続けています。
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【スペリートップサイダー/CVO】が人気の理由
コンバースを中心にキャンバス素材のスニーカーは、毎年夏になると人気を獲得しますが。その中でもコーディネートを選ばないシンプルなデザインと、マリンルックに相性の良い爽やかさが人気を得ているスペリートップサイダーのCVO。
この手のローテクスニーカーの中でも、比較的細身の木型(ラスト)を使用していることで生み出されるシュッとしたスリムな出で立ちと、内羽根式によるフォーマリックな雰囲気は若い世代だけでなく40代以上の大人達からも高い人気を誇っており、プレッピーなルックスには欠かせない夏のスニーカーとして君臨しています。
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スニーカー人気ランキング第20位:コンバース/ワンスター
1970年代から1980年代にかけては、幻のモデルと言われていたほど入手が困難となったコンバースのワンスター。バスケットボールシューズとして人気を博した同社のオールスターでしたが、人気スニーカーランキングの4位にも登場したアディダスのレザー製バスケットシューズ「スーパースター」の登場した1969年に、対抗してコンバースが生み出したレザー製バスケットボールシューズがこのワンスターです。
当時では量産化が非常に難しかったため2年ほどしか製造されなかったことも、このスニーカーが幻のモデルと言われた理由の1つでした。しかし、1984年に復刻されたことで、現在では多くの人から愛される定番のスニーカーとして確固たる地位を築き、スニーカー人気ランキングでは20位を獲得しています。
そんな、ワンスターの原型となったジャックスター(星マークの両側にラインの入ったデザイン)も人気が高く、シューレースではなくベルクロを使用したモデルも高く評価されています。
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【コンバース/ワンスター】が人気の理由
レトロでローテク感のあるスニーカーにもかかわらず、レザーを使用した雰囲気はキレイ目なスタイルにもよく合い、サイドのスターマークはどことなく遊び心を感じさせるのが、ワンスターを人気スニーカーとして押し上げている理由です。
地味な印象を感じる人もいるかもしれませんが、ワンポイントになった星マークは良く目立ち、レザーの生み出す重厚感はラフすぎずカッコイイスニーカーです。定番スニーカーと言われるなかでも「ハズシ感」や「ちょいマイナー」な印象のスニーカーですから、ベーシックなデザインを選んでも人と被りにくい点も人気を得ている理由です。