ナイキの歴史や特徴とおすすめスニーカー
今や世界中で大人気のスニーカーブランドであるNIKE【ナイキ】。サッカー、野球、バスケットボール等の様々スポーツをサポートし、スニーカーの技術力やデザインレベルの高さが人気のブランドであるナイキ。
シグニチャーモデルや限定モデル等の幅の広さでスニーカーフリーク達を虜にしています。そんなNIKE【ナイキ】のスニーカーの歴史を紹介しながら魅力に迫って行きましょう。
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スニーカーの人気ブランド【ナイキ(NIKE)】とは?
ナイキ(NIKE)は現在世界的なスポーツブランドとして、サッカー、野球、バスケットボール等、様々なの有名競技をサポートし、トップアスリート達を支える為に様々な最新技術を研究しながら製品開発をしています。
また、デザインや開発、そしてマーケティングに関して熱心に投資し、製品の生産は外注に出すという形をとるビジネスモデルを確立。世界中にある約800以上の契約工場でナイキの製品が製造されています。
ナイキ(NIKE)の規模
全世界でスニーカーの定番ブランドとして確固たる地位を築いたナイキは、年間売上高が1兆2000億円、そして従業員数は約22,000人という巨大企業です。
ナイキ社のスニーカー以外を含むスポーツ製品は、全世界のスポーツ市場の中でなんと32%ものシェアを占めている超人気のブランドです。
ナイキ(NIKE)の歴史
1964年、オレゴン大学にて陸上部のコーチを務め、自作のランニングスニーカーを制作していたビル・バウワーマン。そしてその陸上部の選手であったフィル・ナイトが共同で資金を出し合い、ブルーリボンスポーツ社を設立しました。
この会社としての主な業務は、日本のオニツカダイガー(現アシックス)のスニーカー製品の輸入販売と、その開発でした。
ブルーリボンスポーツからナイキ(NIKE)へ
ブルーリボンスポーツはオニツカタイガーのスニーカーへ、新しいデザインなどを多くの技術や提案を行いました。
それらのスニーカーはアメリカで非常に高い支持を獲得し、スニーカーの人気は飛躍的に拡大してきましたが、1970年頃になるとオニツカタイガーのスニーカーの売れ行きが滞り始め、1971年にオニツカタイガーとの取引を停止し、自社ブランドをスタートさせました。
NIKE【ナイキ】という名前の由来は、ブルーリボンスポーツ社の社員の一人である、ジェフ・ジョンソンが夢で見たギリシャ神話の勝利の女神「ニーケー(nike)」からです。
そしてワッフルソールを利用したスニーカーがアメリカで大ヒットすると同時に、自社ブランド名であったナイキをそのまま社名に変更したのです。
ナイキ(NIKE)のスニーカーの特徴
大ヒットとなったワッフルソール
ナイキのランニング用スニーカーと言えばワッフルソールというぐらい、今までのアウトソールの常識を塗り替えた革新的なソールです。
ナイキの創業者であるビル・バウワーマンが朝食の時に、ワッフルメーカーを見てこのソールのデザインアイデアを思いつきました。
一片が約5mm程度の正方形の突起物が並んでいるソールで、滑り易い路面等でも安定してグリップするように開発されました。
スニーカー界の世紀の大発明といっても過言ではないこのソールシステムで、ナイキは一流企業へと成長したと言っても良いでしょう。製品としては「オレゴンワッフル」や「ワッフルトレーナー」があります。
【エア】と呼ばれるクッショニングシステム
ハイテクスニーカーブームの火付け役ともなったナイキのエアシステムは
近年のスニーカーにおける最高クラスのテクノロジーであると言っても過言ではなく、その後のスニーカーブランドのクッション技術に多大な影響を与えました。
加圧した窒素ガスを充填したポリウレタンカプセルをミッドソールに埋め込み、スニーカー自体の軽量化と優れたクッション性能を両立させた技術です。
ナイキ(NIKE)で人気のおすすめスニーカー
Cortez(コルテッツ)
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現在の価格はコチラ |
ナイキの創始者であるビル・バウワーマンの試行錯誤によって、1972年に誕生したナイキブランド初のスニーカーがコルテッツです。
軽量かつクッション製に優れるランニングスニーカーとして陸上の世界に新風を吹き込みました。現在でも生産され続けているナイキを代表する人気スニーカーで、素材はレザーやナイロン、スエード等多岐にわたります。
AirJordan(エア・ジョーダン)
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現在の価格はコチラ |
ナイキのベストヒットスニーカーというだけでなく、スニーカーという物を世界的に人気のある物にしたと言っても過言ではないシリーズです。
1984年の時点で、大学バスケットボールのスターであったマイケル・ジョーダンが、NBAのシカゴ・ブルズへの入団をキッカケにナイキは巨額の契約金を支払い、またプロを経験してすらいないマイケル・ジョーダンとパートナーシップを結び、彼の名を冠したシグニチャー・スニーカーシリーズをスタートさせました。
この契約自体もそれまでの常識では考えられないものでしたが、ナイキのエアジョーダンシリーズは爆発的に人気スニーカーとなり、以降、年1回のペースでモデルチェンジし、今でも復刻版等が人気となっています。
シリーズの中で最も人気があるのは初代エアジョーダンです。
AirMax(エア・マックス)
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現在の価格はコチラ |
ナイキを代表するハイテクスニーカーの火付け役で、初代エアマックスは1987年に発売されました。
それ以降、舗装路におけるランニングスニーカーの最上位モデルとして君臨しています。このシリーズの中でも1995年に発売されたエアマックス95、通称イエローグラデは、エアマックスシリーズのスニーカーの中でも狂気に似た人気を獲得し、このスニーカーを履いている人が襲われ、スニーカーを奪われるという、エアマックス狩りという事件が多発し、社会現象にまで発展しました。