キャンバス素材のスニーカーを手入れする方法
現在はローテクスニーカーやレトロスニーカーブームもあってキャンバススニーカーが流行です。
キャンバススニーカーは汚れてしまうと、非常に「みすぼらしい」雰囲気になってしまう為、オシャレに履くには日頃からしっかりとお手入れして綺麗にしておく事が重要となってきます。
キャンバススニーカーの手入れや、素材の基礎知識等について紹介して行きます。
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キャンバススニーカーに使われている素材について
キャンバスというのは亜麻の繊維で作られる生地の事で、油絵等にも使われます。大麻と亜麻の混合や、綿や合成繊維との混織で作られるキャンバス生地も存在します。
英語での「CANVAS」はラテン語の「麻に由来するもの」という意味を持っていて、さらに、ギリシャ語では「麻(cannabis)」を意味する言葉が語源とされています。
ローテクスニーカーやレトロスニーカー等の運動靴に多く使われている素材で、優しく暖かみのある風合いが人気となっている今流行のスニーカー素材です。
キャンバススニーカーのお手入れ方法
まずは浸け置き洗いをします
キャンバススニーカーの繊維の中に浸透した汚れをしっかり落とす為に、まずはスニーカーがすっぽり入る程度の大きさのバケツで浸け置き洗いをします。
40度程度のぬるま湯をバケツにはり、運動靴専用の洗剤を溶かしておきましょう。
キャンバススニーカーを洗うときは、靴紐を外し、インソールも外せる場合は外し、バケツの中の洗浄液に30分程スニーカーと紐とインソールを浸しておきましょう。
専用ブラシを用いてゴシゴシあらいます
洗浄液に浸したキャンバススニーカーをバケツの中でゴシゴシ洗いします。スニーカー専用の洗浄ブラシを使用すると汚れがしっかり落ちるのでオススメです。
キャンバススニーカーの中をブラシで洗浄する時は、奥から外側へ搔き出します。
その後、バケツの中の洗浄液を綺麗なぬるま湯に入れ替えて洗い続けます。キャンバススニーカーから汚れが出なくなった時点で洗い終わりです。
しっかりと乾燥させましょう
キャンバススニーカーを洗った後は、かかと部分を下にしてしっかり干します。ペットボトルにはめて乾かしたり、針金ハンガーを折り曲げて干すと良いでしょう。
スニーカーを早く乾かしたいときは洗濯機の脱水を利用して乾かす事も可能です。日光に当てるとソールのゴム部分が劣化する恐れがあるので日陰で干しましょう。
重曹で防カビ対策しましょう
キャンバススニーカーの特徴としては、重曹を使用した方法でカビ対策が出来る事です。
防カビ対策の方法はまず、水1リットルに対して重曹を大さじ4杯溶かします。ここで作成した重曹水の中に洗い終えたスニーカーを1晩浸け置きしましょう。
浸け置いた次の日にスニーカー用のブラシを使用してしっかり擦り洗いをしたら、水分を十分に拭き取った後、キャンバススニーカーを風通しの良い日陰で干します。
たったこれだけで、スニーカーの大敵「カビ」を防ぐ事だできます。
スニーカーのミッドソールの汚れを取る方法
ミッドソールに付いてしまった汚れに頭を抱えている人は非常に多いかもしれません。
スポンジでゴシゴシ擦っても、歯ブラシでガシガシ磨いても落ちる事が無いため、スニーカーフリーク達が編み出したミッドソールのお手入れ方法は非常に画期的でした。
なんと、このメラミンスポンジを使用する事でミッドソールの汚れは劇的に落ちるのです。このスポンジに含まれる研磨剤は、通常の研磨剤よりも目が細かいために傷がつきにくく、ミッドソール等の汚れを落とすにはもってこいで、その効果は使ってみたらわかります。
以上でキャンバススニーカーのお手入れ方法はおしまいです。
ピカピカのスニーカーというのはいつでも気持ちのよい物なので、大切なスニーカーの為にも適度に洗って頂けたら良いと思います。