グラビスの歴史や特徴とおすすめスニーカー
スノーボードが誕生した1970年代、スノーボードブランドとして誕生した『バートン』から、スノーボード後に使えるシューズを展開するブランドとして誕生したのが『グラビス』というブランドです。
その後はスノーボードだけでなく、サーフ、スケートを通じてストリートカルチャーへと浸透していきました。ここではそんな『グラビス』について、その歴史やスニーカーの特徴、おすすめについて紹介していきます。
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スニーカーの人気ブランド【グラビス(GRAVIS)】とは?
グラビスとは、スノーボードのブランドとして有名な『バートン』から派生するような形でうまれた、アメリカ発のエクストリーム系スポーツブランドです。シューズがメインとなっていますが、バッグなどの取扱いもあります。
おもにサーフ、スケート、スノーの分野におけるプロを抱え、アフタースポーツにおける足元のサポートを行うことで、若者を中心としたストリートファッションカルチャーに大きな影響を与えたブランドであると言えるでしょう。
ブランドコンセプト
グラビスのブランドとしてのコンセプトは、前述の通りスノーボードや、スケートボード、サーフィンの後に履くスニーカーとして、履き心地はもちろんのこと、デザインや機能性に優れたものを開発することで、ライフスタイルの向上を目指すことです。
世界を舞台に転戦するライダーたちの足元を支えるスニーカーは、機能的にもデザイン的にも優れたクオリティであることはもちろんながら、常に進化し続けていると言っても過言ではないでしょう。
グラビスの商品開発
グラビスの商品開発は、サーフやスノー、スケートの分野で活躍するプロのライダーたちと、アーティストの意見を取り入れて行われます。決して妥協のない製品開発によって生み出されるスニーカーはデザインや機能性の面においても非常に質の高いものであると言えるでしょう。
特にストリートにおけるファッション性の高さは、こうした商品開発によって実現されるものであり、多くの若者のファッションやスタイルに影響を与え、コーディネートを彩るアイテムとして確かな存在感を示したと言えるでしょう。
グラビス(GRAVIS)の歴史
グラビスというブランドが、バートンから派生する形で立ちあがったのは、1998年のことです。この時の拠点はバートンの本社があるアメリカ・バーモント州のバーリントンでした。
しかしそこから9年後の2007年には、一気にアメリカ大陸を横断するような形で西海岸はカリフォルニア州のアーバインへと本拠地を移転させると同時に、ブランドカラーをブルーに大転換させました。
この本拠地の移転は、それまで約10年にも渡って積み上げてきたものを一気に変化させるという非常に大胆かつ異例のことであったと言えるでしょう。広い意味ではブランドとして常に新しいものを求める姿勢ではあると言えますが、それ以上にこだわったものがありました。
ブランドの転換点
この時グラビスはブランドが誕生してから約10年。これだけの時間が経つと、グラビスがブランドとして誕生した当初からのユーザーの生活は変化しています。特に若い頃からのユーザーには、より顕著にその傾向が現れるでしょう。
同時に、作る側であるグラビスサイドの人間も同時に変化していったことも影響し、グラビスは商品をプレミアム感のあるものへと変化させていきました。しかしストリートカルチャーの衰えから徐々に人気を失っていったことから大きな変化が必要であることを感じました。
スケートボード用シューズの開発
そんな時に立ち上がったのが、当時アメリカのスニーカーにおけるマーケットで非常に大きなシェアを持っていたスケートシューズの開発計画です。これによって誕生したのが、「GRAVIS Skateboarding」です。
スケートボードチームを本格的にサポートするためにも、ボードスポーツのメッカとも言えるカリフォルニア州への大移動が必要となり、上記で紹介した異例の大移動へと繋がっていくことになりました。
さらにこの時グラビスは、ブランドロゴを新しいものにすると同時に「GRAVIS IV」コレクションも展開、「GRAVIS Skateboarding」と並ぶ新生グラビスの二大コレクションとして、ブランドに新しい風をもたらすことになりました。
グラビス(GRAVIS)のスニーカーの特徴
グラビスのスニーカーの大きな特徴といえば、その履きやすさではないでしょうか。ストリートファッションにおいて欠かせないスニーカーと言われた時代があったことから、どうしてもデザイン性を取り上げる声が多く聞かれますが、実際には非常に履き心地がよいスニーカーが揃っています。
それを支えるのがグラビス独自のテクノロジーを利用したインソール、フットベッドです。スニーカーの中でかかとをしっかりとホールドすることによって靴の中で足が動くことを防ぎ、無駄な動きを無くします。これによって疲れを軽減させることが可能となっています。
スニーカーのデザインが良いのは当たり前と捉え、それ以上に履き心地を重視しているのがグラビスのスニーカーの特徴となっています。それらはグラビスの豊富なラインナップすべてには反映されていると言えますが、続いてはそんな豊富なラインナップについて、種類ごとにその特徴を簡単にまとめてみました。
オリジナルコレクションのスニーカー
グラビスがブランドをスタートさせた当初の春夏コレクションとして発表された、グラビスのオリジナルラインとして今も根強い人気を誇るスニーカーが「KONA」です。グラビスというブランドの原点とも言うべきスニーカーです。
アフタースノーというブランドのコンセプト自体を破壊したと言っても過言ではないほど普段使いにピッタリのスニーカーとして、当時のスノーボーダーたちからは熱狂的な注目を浴びたシリーズは今も復刻版として健在です。
コードウェイコレクションのスニーカー
フランス語でレザー職人をあらわす言葉である、「コルドニエ」から来ているのがこのコードウェイコレクションです。その名の通りレザーを使用した上品な質感のスニーカーがこのシリーズにラインナップされています。
レザーシューズを作る際に用いられる製法をスニーカーに応用し、シンプルでありながらもスタイリッシュなシルエットとデザインが特徴となっています。
スケートボードコレクションのスニーカー
グラビスを代表するコレクションの一つとなったのがこの「スケートボードコレクション」でしょう。その名の通りスケートボードの時に使えるスタイリッシュ且つ快適で耐久性を兼ね備えたスニーカーがラインナップされています。
グラビスに所属するプロのライダー達の意見をふんだんに取り入れることによって、スケーターが本当に求めるスニーカーとなっています。抜群の衝撃吸収能力を持つクラウド9フットベッドは一度使えばトリコになること間違いなしでしょう。
ライフスタイルコレクションのスニーカー
普段の生活に溶け込む可能のように自然な履き心地でありつつ、高いデザイン性によって個性を発揮することが可能となっているスニーカーがラインナップされていると言えるのがこちらのライフスタイルコレクションです。
デザイン性だけでなく、快適に履くことを考えられて作られた機能性十分なスニーカーであることも特徴であり、普段履きのスニーカーを探している人には一度は見ていただきたいラインナップが揃っています。
グラビス(GRAVIS)で人気のおすすめスニーカー
上記のグラビスのスニーカーの特徴で紹介した通り、グラビスからは非常に豊富なラインナップが揃っており、自分に合ったスニーカーをなかなか見つけることが出来ないという方もいらっしゃるかもしれません。
ここではそんな方々に向けて、当サイトでおすすめのグラビスのスニーカーについて紹介します。Amazonなどでも人気となっているものからピックアップしてみたので是非参考にしてみてください。
ターマック(TARMAC)
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グラビスのスニーカーのラインナップにおいて、普段履きとして非常に高い人気を誇るのがこちらの「ターマック」です。シューレースを解かずに脱ぎ履きが可能となっていながら履いている時のフィット感を失いません。
シンプルなシルエットとデザインであり、足元をスマートに魅せるのに最適です。どんなスタイルにも合わせやすいので非常に使いやすく、カジュアル向けのスニーカーとしておすすめです。
コースター(COASTER)
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アッパー部分には上質なキャンバス素材を使用した、スリッポンスタイルのスニーカーで見た目にも涼しいスタイルとなります。ハーフパンツのコーデに合わせれば間違いなしのアイテムと言えるでしょう。
しっかりとしたフィット感を生み出すサイドゴアに加え、蒸れをおさえるメッシュライニングを使用し、履き心地も良い点が人気となっています。
コナ(KONA)
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グラビスのスニーカーを選ぶのであれば、一度は履いておきたい。グラビスを代表する、そしてその知名度を確かなものにしたと言えるほどの名作と言えばこの「KONA」でしょう。
メッシュとシンセティックレザーの多層構造によって軽量となっており、フットベッドと合わせて長時間履いても疲れにくいのが特徴。グラビスの歴史を作った一足が復刻版となって復活です。
レコン(RECON)
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多くのスケーター御用達のスニーカーと言えばこの「RECON」です。スケーター向けとしてラインナップされているものの、シンプルでおしゃれなデザインから普段履きとして利用しても全く問題ありません。
スエードを使用した上質な質感となっており、どんなスタイルにもあわせやすく使いやすい一足です。ミッドカットもラインナップされていてかなりおしゃれです。ローカットが好きではないという方にも是非見ていただきたい一足。