ハイテクスニーカーとは?
90年代に爆発的ブームが起きたブランドの技術の結晶とも言えるハイテクスニーカーですが、現在もなおそのハイテクスニーカーは進化を遂げ、毎年新しい技術が搭載されています。
先進的なクッショニング技術からフィッテング技術、更には軽量化に関して等の工夫がされ、次の世代へと進化するハイテクスニーカーの魅力や特徴について紹介します。
スポンサーリンク
ハイテクスニーカーの特徴
今後も進化し続けるであろうスニーカーのテクノロジーですが、そんなブランド独自の最新技術を搭載したスニーカーをハイテクスニーカーと言います。
新型として登場するハイテクスニーカーに搭載される技術は大きく分けて3つ。「ソールの技術」「履き心地の技術」「軽量化の技術」に分ける事ができます。
ソールの技術というのは衝撃吸収性能や、推進力、グリップ力に関するテクノロジーで、代表的な物で言うとNIKE【ナイキ】AIR MAXに搭載されたビジブルエアなどです。
履き心地の技術というのは、フィット感を向上させる技術や通気性のテクノロジーで、ワイヤーを巻き上げて靴全体を足に密着させるセルフ・フィッティングシステムとして、PUMA【プーマ】のDISC SYSTEMのようなテクノロジーが存在します。
軽量化の技術というのは、スニーカーの能力を落とすの来なく軽くするテクノロジー、Reebok【リーボック】のインスタ・ポンプ・フューリーのように、独自の機構をそのままアッパー素材にして計量化する等の技術が存在します。
ハイテクスニーカーのメリット
ハイテクスニーカーというのにも大きく分けて2種類あります。
1つ目はコレクターに多い「当時ハイテクだったスニーカー」としての種類と。もう1つは「現時点で最新の技術を搭載したスニーカー」に対する言葉です。
当時ハイテクだったスニーカーというのは一般的にファッション要素を持ち、近未来的な要素や独特の色彩感覚、さらにスニーカーのインパクトが楽しめます。
現時点での最新技術を搭載したスニーカーのメリットというのは沢山あります、中でも一番大きな物は、最も足に優しいスニーカーであるという事です。
スポーツのアスリート達が履くスニーカーなので、競技者はもちろんの事、町中を散歩するだけでも、その驚異的な技術力に感心すると思います。
人気のハイテクスニーカー
NIKE【ナイキ】: AirMax【エア・マックス】
|
||
現在の価格はコチラ |
NIKE【ナイキ】を代表するハイテクスニーカーの火付け役で、初代エアマックスは1987年に発売されました。それ以降、舗装路におけるランニングスニーカーの最上位モデルとして君臨しています。
このシリーズの中でも1995年に発売されたエアマックス95、通称イエローグラデは、エアマックスシリーズのスニーカーの中でも狂気に似た人気を獲得し、このスニーカーを履いている人が襲われ、スニーカーを奪われるという、エアマックス狩りという事件が多発し、社会現象にまで発展しました。
>>NIKE AIR MAX【ナイキ・エアマックス】の歴史について
Reebok【リーボック】: INSTA PUMP FURY【インスタ・ポンプ・フューリー】
|
||
現在の価格はコチラ |
シュータンに取り付けられたポンプを押す事でスニーカーに設置された空気室へ、空気を送り込んで足を包み込むセルフ・フィッティングシステムを使用し、さらにその空気室であるエアチェンバーをそのままアッパー素材にしてしまう事で、計量化と極上のフィット感が達成された究極形態ともいえるハイテクスニーカーがReebok【リーボック】: INSTA PUMP FURY【インスタ・ポンプ・フューリー】です。
90年代に起きたスニーカーバブルから、ハイテクスニーカーブームを引き起こし、【CHANEL(シャネル)】ともコラボしたReebok【リーボック】の名作スニーカーです。
PUMA【プーマ】: DISC BLAZE【ディスク・ブレイズ】
|
||
現在の価格はコチラ |
PUMA【プーマ】を代表するハイテクスニーカーのテクノロジーといえば、1992年に発表されたDISC SYSTEMを採用したDISC BLAZE【ディスク・ブレイズ】です。
足の甲部分に取り付けられたディスクを回転させる事でワイヤーを巻き取ることによって、フィット性とサポート性を向上する事が出来るハイテクスニーカーの代名詞的存在です。
さらに、安定した履き心地を提案する【BIO RIDE】と呼ばれるソールテクノロジーを搭載し、着地から蹴り出しまでスムーズな体重移動が行える独自のメカニズムを採用してします。
今も色褪せる事の無いこのスニーカーは、スニーカーバブル当時の争奪戦を知るマニアから、現代のスニーカーフリーク達までを唸らせるPUMA【プーマ】至極の一足に仕上がっています。