ティンバーランドの歴史や特徴とおすすめスニーカー
日本においては、特にブーツとしてのイメージが強いブランドとなっているディンバーランドですが、現在はカジュアルからアクセサリーまで幅広く取り扱う、アメリカ生まれのカジュアル用品ブランドです。
ブーツ以外にも豊富なラインナップを持っており、おしゃれで品質の高いスニーカーも取り揃えています。ここではそんなティンバーランドについて、歴史や特徴、人気やおすすめのスニーカーについて紹介していきます。
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スニーカーの人気ブランド【ティンバーランド(Timberland)】とは?
ティンバーランドとは、アメリカ合衆国ニューハンプシャー州のストラットハムに本社を構えるカジュアル用品全般を扱う企業でありブランドです。親会社はアメリカで大手のアパレルメーカーである「VFコーポレーション」となっています。
元々は靴屋としてスタートし、日本でもブーツなどのフットウェアのイメージを強く持つ方が多いブランドとなっていますが、キャップやソックス、ベルトから財布、バッグまで扱う総合カジュアル用品ブランドと言えるでしょう。
社会貢献に対する取り組み
ティンバーランドは、世界的に見ても非常に社会活動に力を注いでいる企業、ブランドであると言えるでしょう。特にアウトドアにおける環境改善と保護に力を入れており、緑化活動などに対しても積極的です。
ハイチや中国での植林プロジェクト、特に中国の内モンゴル自治区に広がるホルチンにおける砂漠化を食い止めるための活動には特に積極的であり、2012年の段階で1,444,470本もの植樹を行っています。
2015年までにはさらに100万本の植林を行うことを計画しており、これによって中国や韓国、日本や台湾など、東アジアの国々を砂嵐から守ることに貢献しています。
ティンバーランド(Timberland)の歴史
ティンバーランドの歴史は1918年、アメリカはマサチューセッツ州のボストンで靴屋を創めたところから始まります。そこから34年に渡って靴屋を営んだシュヴァルツは、1952年にアビントン・シュー・カンパニーという靴の会社の株式を50%取得し会社としての経営をスタートさせました。
その3年後には残りの50%の株式を取得し、会社としての経営権を完全に獲得し、自身の息子たちを会社に迎え入れるとともに、靴の製造販売を続けシューズブランドへ卸すなどの企業活動を続けていきます。
完全防水レザーブーツの完成
創業者であるネイサン・シュヴァルツは1965年にこれまでにはない製造方法であった、「インジェクション・モールディング・テクノロジー」という靴の成型法によって防水、防寒性に優れたブーツを開発します。
そして1973年にはついて完全防水、そして初の防水保証を付けたブーツを製造し、そのブーツを「ティンバーランド」と命名。そこから同社のブランドネームとして浸透していくこととなります。
この時命名されたブランドネームはそこから5年後の1978年には正式に会社名としてティンバーランドと言う名前を採用します。
ブーツ以外の製造開始から世界展開
ここからティンバーランドは、ブーツオンリーの製造体勢からフットウェアとしてのブランドへと変化を遂げていきます。実際にティンバーランドへ社名を変更した年には手縫いのカジュアルシューズの製造をスタート、翌年にはボートシューズの展開もスタートします。
さらに翌年の1980年にはブランドとしてイタリアへと初の海外進出を果たします。そして1987年にはアメリカ証券取引所に上場するなど、成長を加速、1990年にはロンドンに初のショップをオープンさせました。
VFコーポレーションによる買収
2000年代に入ってもブランドとしての成長を続けるティンバーランドでしたが、2011年に経営難を回避するために、アメリカの大手アパレルメーカーである『VFコーポレーション』に当時のレートで1600億円で買収されることとなりました。
ラングラーやノースフェイス、リー、バンズなどを傘下に収める企業に加わることとなり、世界的な展開、普及を目指していくこととなりました。
ティンバーランド(Timberland)のスニーカーの特徴
ティンバーランドのスニーカーの特徴の話をする上でやはり、「イエローヌバック」と呼ばれるブーツの紹介をしないわけにはいかないでしょう。それほどまでにティンバーランドを代表するものです。
ヌバック素材に関してはフットウェアであればその右に出るものはないと言っても過言ではないほどのクオリティを持つブーツであり、防水性も高く、耐久性も抜群です。ラバーソールは交換可能となっており、とにかく長く使い続けることができます。
スニーカーに関しても非常に質が高いという評価をする方が多く、スニーカー特有の履きジワからのひび割れが少なく、長い時間履いたとしても、経年劣化ではなく経年変化という表現が正しいというのが大きな特徴です。
またスニーカーでありながら、代表的なブーツのディテールを引き継いでおり、ハトメ部分も決して安っぽくなく、ブーツとスニーカーの間を絶妙についた作りとなっているというのも特徴と言えるでしょう。
またスリッポンタイプのスニーカーや、クラシックなスタイルやデザインを取り入れたものなど、どれも高いクオリティで作られており、ティンバーランドの質の高さがスニーカー作りにしっかりと受けつがれています。
ティンバーランド(Timberland)で人気のおすすめスニーカー
ティンバーランドと言えば、やはり6インチブーツが圧倒的な存在感と人気を誇るブランドであることは間違いありません。しかし近年ではブーツ以外のラインナップも非常に充実しており、デザイン性やクオリティの面においても質の高いスニーカーがラインナップされています。
そこで、ここではブーツに分類されるものを除いた、ティンバーランドで人気、そしておすすめのスニーカーについて紹介していきます。ティンバーランドでブーツ以外をお探しの方は是非参考にしてください。
アースキーパー ハンドクラフトスリッポン
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サイドゴアによって脱ぎ履きが簡単なスリッポンです。環境に配慮したティンバーランドらしく、100%オーガニックコットンを使用したアッパーは非常に軽量で履き心地抜群となっています。
ほどよい色落ちを表現したデザインがどこかこなれた雰囲気を演出してくれます。ロールアップした足もとに合わせたいスニーカーとなっています。
アースキーパー ニューマーケットボートデッキシューズ
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シンプルなデザインからどんなコーディネートにも合わせやすく人気のボートデッキシューズです。キャンバスには100%リサイクル可能なPET素材を使用することで環境にも配慮したティンバーランドらしい一足です。
軽量でありながら耐久性や通気性にも優れており、機能的にも非常におすすめのスニーカーと言えるでしょう。アウトドアでも活躍してくれます。
ブリジットン2 オックスフォード
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ティンバーランドの定番のスニーカーと言えばこのオックスフォードタイプのモデルです。ブランドを代表するブーツのディテールを用い、ボリューム感のあるシルエットが特徴となっています。
長時間歩いても決して疲れにくいクッション性は、ティンバーランドの技術の高さを物語っています。ミッドカットとロウカットがあるのでご自身のスタイルに合わせてお選びいただけます。