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ワイシャツの上手な洗い方・洗濯方法

ワイシャツの上手な洗い方・洗濯方法

社会人にとって戦闘服と言っても過言ではないワイシャツ。周りの人への印象を大きく左右します。いくら高級でオシャレなワイシャツでも、汚れているとネガティブなイメージを持たれてしまいます。そこで綺麗で清潔なワイシャツを毎日着るために、ワイシャツの正しい洗濯方法をご紹介します。

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ワイシャツの上手な洗濯方法

ワイシャツの上手な洗濯方法

ワイシャツは毎日着るものであり、人に与える印象を左右するものなので清潔に保っておくことは社会人として当たり前のことです。いくらオシャレで高級なワイシャツを着ていても襟や袖が黄ばんでいたり、汚れていたりすると相手に与える印象は最悪になってしまいます。

相手に与える印象だけではなく、清潔なワイシャツは自分も爽やかで気持ちの良い気分にすることができます。綺麗にワイシャツをビシッと着るために必要なワイシャツの洗濯方法をご紹介します。

早速、ワイシャツを上手に洗うための要点を確認しましょう。

  1. 洗濯機で洗えるワイシャツか確認する
  2. ワイシャツのボタンを全て外す
  3. 襟や袖口の汚れには下準備を施す
  4. 洗濯ネットは必ず使用する
  5. 洗剤と漂白剤を上手に利用する
  6. 洗濯機のコースは標準でOK
  7. 脱水時間は短めに設定する
  8. 水の温度は高めで洗う
  9. 大きなシワを伸ばして干す

以上の9ポイントをしっかりと守って洗濯すれば、まるでクリーリングに出したかのような上手な洗濯が可能となります。ではそれぞれの手順やポイントについて詳しく解説していきます。

まずはワイシャツが洗濯機で洗えるか確認

ワイシャツの洗濯表示

ワイシャツを洗濯する上で、まず必要なのが洗濯表示の確認です。ほとんどのワイシャツは綿100%か綿とポリエステルの混紡ですので、問題なく家庭の洗濯機で洗濯することが出来ます。

しかし、高級ブランドのワイシャツや特殊な素材が使用されているワイシャツは水洗いが出来なかったり、洗濯機が使えないケースもあるので注意が必要です。

そういったワイシャツは手洗いで洗う方法もあるのですが、耐久性が低くかったり、手間が非常にかかることがありますのでクリーニングに出すことをおすすめします。自分で下手に洗濯して高いワイシャツをダメにするくらいなら、クリーニングに出した方が安心です。

上述した通り、綿かポリエステルと綿の混紡の一般的なワイシャツであれば問題ありませんが、一応タグについている洗濯表示は確認してください。洗濯表示はJIS(日本工業規格)で定められている表示であり、洗濯機で洗える衣類には洗濯機の四角いマークが表示されています。この記載があるかを必ず確認してください。

洗濯前にワイシャツのボタンをすべて外す

洗濯機での選択が可能なことを確認したら、ワイシャツのボタンをすべて外してください。ワイシャツを綺麗に選択するための基本的なことですが、知らない人や忘れる人も多いので覚えておきましょう。

ワイシャツの襟や袖は肌に直接触れる個所であり、最も摩擦する個所ですので特に汚れがつきやすいです。ボタンを付けたままにして洗濯してしまうと、襟や袖が固定された状態がキープされますので、ほとんど汚れが取れません

ですので、襟はもちろん袖のボタンもすべて洗濯機に入れる前に外しておく必要があります。洗濯前にすべてのワイシャツのボタンを外すの一苦労ですので、ワイシャツを脱ぐときにすべてのボタンをはずす癖をつけておきましょう。

襟や袖口などの汚れやすい個所の下準備

一日中着るワイシャツは、汗や皮脂を吸って見た目以上に汚れています。夏場は特に皮脂汚れが付着するので、普通に洗濯するだけでは不十分になることも多いです。

ワイシャツの中でも特に汚れやすい個所が「襟」と「袖」です。皮膚と直接接しており、摩擦しやすい個所ですので黄ばみや黒ずみになりやすいです。この箇所に洗濯前にひと手間加えるだけで洗い上がりの綺麗さが驚くほど違ってきます。

この下準備は簡単で、市販の襟・袖用の洗剤や液体洗剤を襟・袖につけて5分ほど放置するだけです。汚れがひどい場合は、歯ブラシなどを使って優しく擦ると効果的です。

>>ワイシャツの襟汚れに関して詳しくはコチラ

>>ワイシャツの黄ばみについて詳しくはコチラ

洗濯ネットは必須

ワイシャツを洗濯機で洗う時は必ず洗濯ネットを使用するようにして下さい。洗濯ネットを使用せずに洗濯して、取り出す時にワイシャツの袖が絡まった経験はありませんか?

ワイシャツの袖が絡まると取り出すのが大変というだけではなく、脱水時に大きな力がかかるので生地を傷めやすく、ワイシャツの寿命を縮めることになります。

洗濯ネット選びの注意点としては、洗濯ネット1枚に対してワイシャツ1枚を入れるようにして下さい。複数枚を入れてしまうと汚れが落ちにくくなりますし、生地同士が擦れて傷みの原因にもなります。

もう1点は、網目の大きい洗濯ネットにすると言う点です。網目が小さい程生地の傷み防止になりますが、汚れが落ちにくくなるのである程度の網目の大きさが必要です。

ワイシャツを洗う時は洗剤と漂白剤がおすすめ

入れる洗剤に関してですが、基本的には洗剤と漂白剤を入れることをおすすめします。漂白剤を追加するとやはり汚れの落ち方が全然違いますので、ワイシャツの洗濯時には入れることをおすすめします。

漂白剤を入れる時は、ワイシャツの洗濯表示の確認は必須ですが、カラーシャツに使用できる漂白剤も多く販売されていますので探してみて下さい。

また、ワイシャツに使う漂白剤には酸素系の漂白剤がおすすめです。特に粉末タイプの酸素系漂白剤で過酸化ナトリウムが主成分の物は、アルカリ性で洗浄力・漂白力に優れているので特におすすめです。

洗濯機のコース設定

ここまで準備を終えたら、後は洗濯機に任せるだけです。ただ、入れ過ぎには注意してください。入れる量の目安は洗濯機の7割から8割までが適量です。

それ以上入れてしまうと、洗濯ジワや脱水シワ、洗濯ものの絡まりの原因になります。汚れも落ちにくいのでご注意ください。では、ワイシャツの汚れを落としやすい洗濯機のコース設定について解説していきます。

脱水時間は短め

洗濯機のコース設定は、標準コースでOKです。ただ、脱水時間は短めに設定してください。脱水を短く設定する理由は2点あります。

まず1点は、脱水はワイシャツの生地を傷めやすいからです。強い遠心力をかけて脱水するので、どうしてもワイシャツに負荷がかかり傷みやすいです。痛みを最低限にするためにも、水が滴らない程度の脱水にとどめておく必要があります。

もう1点は、形状安定加工のワイシャツのシワを伸ばす為です。最近のワイシャツのほとんどはしわになりにくい形状安定加工がなされたワイシャツです。

この形状安定加工は、乾かす時の重みで自然にシワが伸びるようになっています。ですので、ある程度濡れた状態から乾かした方が綺麗にシワが伸びるのです。

この2点の理由から、脱水時間は短めに設定することをおすすめします。

水の温度は高めに設定

また、ワイシャツの汚れがひどい時は洗濯時の水の温度を上げると良いです。水温が高い程洗浄力が増しますので、クリーニング店では50度から60度のお湯で洗濯しているそうです。

温度設定が出来ない洗濯機でも、洗濯機に水を入れた後に熱湯を足すことでお湯で洗うことが出来ます。ただ、温度を上げ過ぎるとワイシャツを傷めるリスクがありますので注意が必要です。

洗濯を終えたワイシャツの干し方

洗濯機による洗いが終われば、最後に干すだけです。ワイシャツの干し方は非常に重要であり、干し方次第でその後のアイロンやたたみの手間が異なってきます。

ワイシャツの干し方は、まず洗濯機から取り出した後に手で叩いて小シワを伸ばします。しっかり強めに叩いて下さい。

次にワイシャツを振ったり、振りさばいて大きなしわを伸ばします。大小のシワをある程度伸ばせたら、ハンガーにかけて干します。この時に縫い目を引っ張って伸ばすと、アイロンがけが不要なくらい綺麗な仕上がりとなります。

また、ワイシャツは洗濯方法と同様に、アイロン方法とたたみ方も重要です。アイロンがけは生地の素材や形状記憶などの種類によって異なります。たたみ方にもいくつか種類がありますので自分のワイシャツに合った方法を選ぶことが重要です。ご興味のある方は覗いてみて下さい。

>>ワイシャツのアイロンがけについて詳しくはコチラ

>>ワイシャツのたたみ方について詳しくはコチラ

自宅でワイシャツを洗濯してもどうしてもキレイにならない。そもそも面倒だし時間が勿体ないと考える方は、ワイシャツのクリーニングを活用しましょう。

>>ワイシャツのクリーニング料金の相場はコチラ

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