【襟・形・柄】ワイシャツの種類を徹底解説
ワイシャツには生地や柄だけでなく、襟の形など様々な種類があります。ワイシャツがどのようなタイプかによって適しているシーンなども変わってくるので、それぞれ特徴を把握しておくと正しい着こなしをすることができます。
ここではそんな『襟・形・柄】ワイシャツの種類』を徹底解説していきます。
まずワイシャツには以下のタイプがあります。
それぞれに様々な種類があるので、自分に合ったものやシーンに合わせたワイシャツを選べるようにチェックしていきましょう。
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ワイシャツの襟型の種類
ワイシャツの襟は人と会話する際に顔の次に目に付く部分となっています。相手に与える印象に大きく影響する部分となっているので襟選びは非常に重要です。
レギュラーカラー
ワイシャツの襟の定番中の定番となっているタイプです。シーン問わず使用できるので迷ったらレギュラーカラーにしましょう。
ボタンダウンカラー
襟羽と身ごろにボタンが付いているカジュアルな印象が強い襟のタイプです。フォーマルシーンで使うのは難しいですが、おしゃれな印象が特徴となっている襟型となっています。
ウイングカラー
襟が立てられており襟羽の先端が前に折られているタイプです。フォーマルシーンに適している襟型となっています。
ワイシャツの袖の種類
袖のカフス部分にも様々な種類があります。上着を脱いだときや上着から見え隠れする部分で意外と目に付く部分となっているので、おしゃれに着こなしたい場合は袖にも気を使いましょう。
シングルカフス
オーソドックスで一般的に多いカフスのタイプです。一重で折り返しがなく片方に付いているボタンで留めるタイプとなっています。
テニスカフス
カフスボタンを使用するタイプとなっています。カフスボタンのデザインによって印象も変わってくるので、自分の雰囲気やシーンによって印象を変えやすいタイプとなっています。
ワイシャツの生地の種類
ワイシャツの生地に使われる素材は主に以下のものが多いです。
- 綿(コットン)
- ポリエステル
- 麻
綿はさらっとした心地よい肌触りが特徴となっており、吸水性に優れているのでべたついたりせず、強度にも優れている素材となっています。
ポリエステルはシワになりづらく型崩れしにくいのが特徴となっています。耐摩耗性や速乾性にも優れており、綿と組み合わされている場合が多い素材です。
麻は強度が非常に強い天然素材で、通気性や放熱性に優れているので高温多湿な日本の気候に適している素材です。カジュアルな雰囲気が特徴となっています。
ブロード生地
イギリスではポプリンとも呼ばれ、縦糸と横糸を交互に十字に織った生地です。シンプルで最も一般的な生地となっています。
オックスフォード生地
縦糸と横糸を2本ずつ平織りされており、シワになりづらくソフトな印象が特徴となっています。細い糸を使った肌触りがよく光沢があるものはロイヤルオックスフォードと呼ばれています。
ワイシャツの柄の種類
ワイシャツの雰囲気に大きく影響を与える柄にも様々種類があります。シーンによっては適していない柄もあるのでしっかりチェックしておきましょう。
ストライプ
柄の定番となっているストライプ。線の太さや間隔など種類が非常に豊富となっています。
ロンドン・ストライプ
ブロックス・ストライプとも呼ばれ、同じ太さのラインが等間隔で並んでいるオーソドックスなタイプのストライプ柄です。
ピン・ストライプ
スーツで定番となっている細い線が特徴となっているストライプ柄です。よく見えると細かい点で構成されている場合もあります。
チェック
格子模様とも呼ばれ種類が非常に豊富です。カジュアルからビジネスシーンまで用途が幅広いのが特徴となっています。
ピン・チェック
ミニチュア・チェックとも呼ばれ、ピンの先端のような極小の点で構成されているチェックです。一見すると無地に見えるほど細かいのが特徴となっています。
ウィンドウペーン
窓の格子のような単色の細い線で四角形を構成しているチェックです。シンプルで上品な雰囲気が特徴となっています。
ドット
比較的カジュアルな印象が強い水玉模様です。円形が小さいほどフォーマル寄りな印象となります。
ピン・ドット
遠めからは無地に見えるほど点のような小さい水玉模様となっています。ドット柄の中でも上品な雰囲気を持っているのが特徴となっています。
ワイシャツの形状(シルエット)の種類
ワイシャツ前面のボタン部分や背中部分にプリーツが入っているものなど、雰囲気やシルエットに影響します。印象はもちろんですが動きやすさにも関係するので特徴を理解しておきましょう。
フロントデザイン
ボタン部分のデザインによってカジュアルやフォーマルシーンなど適しているタイプが変わってきます。
フレンチフロント
ワイシャツの前立ての部分が内側に折り返されているシンプルなデザインです。クラシックなタイプとなっており清潔感があるのが特徴となっています。
フライフロント
ワイシャツの前立てが2重になっており内側にボタンホールが施されているのでボタンが見えないようになっています。フォーマルシーンに適しているデザインとなっています。
バックデザイン
動きやすさやシルエットに影響が強い部分となっています。
バックダーツ
背中の左右にダーツ(つまみ縫い)が施されているタイプです。前から見えてもすっきりとしたシルエットになっているので細身に見せたい人におすすめのタイプとなっています。
サイドプリーツ
背中の肩下の左右にプリーツ(折り畳み縫い)が施されているタイプです。腕や肩が動かしやすいのが特徴となっています。