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ワイシャツの黄ばみを真っ白にする方法

ワイシャツの黄ばみを真っ白にする方法

白などの淡い色が多いワイシャツにとっての天敵「黄ばみ」汚れ。襟や袖口はもちろん、脇の部分が特に黄ばみやすく、酷いと全体的に広がることもあります。ワイシャツが黄ばんでいると、清潔な印象を持たれることはありません。頑固でしつこいワイシャツの黄ばみを真っ白にする方法をご紹介します。

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しつこいワイシャツの黄ばみを綺麗にする方法

しつこいワイシャツの黄ばみを綺麗にする方法

そもそも黄ばみ汚れの原因は、人間の皮脂です。ですので皮脂の出やすい脇の部分や皮膚と密着している襟部分や袖部分が黄ばみやすいのです。

この皮脂をワイシャツが吸い込み、溜まってできるのが黄ばみ汚れです。黄ばみ汚れを放置していると、そこにホコリなどのごみが付着して黒ずみ汚れとなります。

黄ばみ汚れが普段の洗濯でなかなか落ちないのは、皮脂の脂によって汚れが守られているからです。漂白成分が汚れに届かないのでなかなか落ちないしつこい汚れと言われているのです。

そんなしつこい黄ばみ汚れを真っ白しする洗濯方法をご紹介します。襟や袖などの一部分のみの黄ばみの洗濯方法は別の記事で詳しく説明していますので、興味のある方は参考にしてみて下さい。ここではワイシャツ全体を綺麗にする方法をご紹介します。

>>ワイシャツの襟や袖の汚れを綺麗にする方法はコチラ

ワイシャツの黄ばみを綺麗にするのに必要なものは以下の通りです。

  • クレンジングオイル(台所用洗剤)
  • 酸素系漂白剤(出来れば粉タイプ)
  • バケツ(漬け置き用)
  • お湯

これだけで黄ばんだワイシャツも綺麗にすることが出来ます。ワイシャツの黄ばみを真っ白に落とす方法も実はとっても簡単であり、以下の手順を行うだけでクリーニングに出したような白さを取り戻します。

  1. 黄ばみを守る『脂』を浮かせる
  2. 酸素系漂白剤でワイシャツを漬け置き
  3. 洗濯機で普段通り洗う

たったこれだけの手順でワイシャツは真っ白な輝きを取り戻します。では、詳しい洗濯方法を以下でご紹介します。

黄ばみを守る『脂』を浮かせる

黄ばみ汚れが落ちにくい理由は、前述したとおり「」によって汚れが守られているからです。黄ばみを落とすにはまず、この脂を汚れから浮かせる必要があります。

脂を浮かせるのに効果的なのが「クレンジングオイル」です。脂を浮かして化粧を落とすクレンジングオイルは人間の皮脂汚れには非常に効果的です。また、食器用洗剤にも同様の効果がありますので、クレンジングオイルが無ければ代用しても大丈夫です。

ワイシャツの黄ばんだ箇所を中心にクレンジングオイルを塗り、優しくもむようにして汚れの脂を落としていきます。黄ばみ汚れの上についた黒ずみ汚れが面白い様にとれるはずです。

クレンジングオイルで汚れの脂を落とせたら、水で洗い流してください。これで黄ばみの脂対策は完了です。

酸素系漂白剤でワイシャツを漬け置き

黄ばみ汚れを守っていた脂を落とせたら、次は黄ばみ汚れを漂白していきます。ここで使われる漂白剤についてですが、漂白剤には大きく分けて「塩素系」と「酸素系」があります。

塩素系漂白剤はだめ?

塩素系の漂白剤は非常に強力な漂白力を持っていますが、カラーシャツや柄物のワイシャツ、ワイシャツの素材によっては使えないことも少なくないのでおすすめできません。

ワイシャツの洗濯には「酸素系の漂白剤」がおすすめです。シルクとウール以外の全ての素材に使える汎用性の高さを持っており、非常に使い勝手が良いです。

粉タイプの酸素系漂白剤が黄ばみ落としにおすすめ

また、酸素系漂白剤にも液体タイプと粉タイプがありますが、アルカリ性がより強い粉タイプの酸素系漂白剤がおすすめです。液体タイプは水に溶けやすいと言うメリットがありますが、粉タイプの方がアルカリ性が強く、強い漂白力を有しているからです。

>>粉タイプの酸素系漂白剤はコチラ

酸素系漂白剤を使った漬け置き方法

まずはバケツに40度から50度のお湯を入れ、粉タイプの酸素系漂白剤を入れます。分量は酸素系漂白剤の説明書きに従えば良いですが、目安としては10リットルのバケツに対して30グラム程度です。

酸素系漂白剤を入れたら、よく混ぜて下さい。混ぜるとすぐに泡立つと思います。これは酸素系漂白剤の特徴です。触るとヌメヌメするのはアルカリ性の性質によるものです。

よく混ぜたら黄ばんだワイシャツを入れます。これだけでOKです。入れたら20分から30分程度放置して漬け込んでください。

漂白を終えたワイシャツを洗濯機へ

漂白が終わったら、いつも通りに洗濯機で洗ってください。他の衣類と一緒に洗っても問題ありません。

これだけでしつこい頑固な黄ばみ汚れがついたワイシャツも、真っ白で綺麗に洗濯することが出来ます。ほとんど手間もお金もかかりませんので、クリーニング店に頼る前に試してみてはいかがでしょうか。

>>基本的なワイシャツの洗い方はコチラ

ワイシャツの黄ばみ汚れの予防法

最後にワイシャツの黄ばみ汚れを予防する方法をご紹介します。襟や袖などの部分的な黄ばみの予防には、ベビーパウダーが最もおすすめです。ベビーパウダーを塗ることで、ワイシャツに皮脂が染み込むことを防ぐ効果があります。

しかし、ワイシャツ全体の黄ばみを予防するにはベビーパウダーは適していません。ワイシャツ全体が粉っぽい人とか嫌ですよね?

そこでおすすめなのが「」です。アイロンがけの時に糊をワイシャツ全体につけると、糊がバリアの役割を果たすのでワイシャツに皮脂が染み込むのを防いでくれます。

本来的には、アイロン糊はワイシャツのシワを伸ばす為ではなく、皮脂汚れを防ぐために使うそうです。黄ばみ汚れを防止する有効な手段ですので、ぜひ試してみて下さい。

>>ワイシャツの上手なアイロン掛けについて

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>>ワイシャツのクリーニング料金の相場

>>ワイシャツの上手なたたみ方と収納法

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