知っておきたい様々なネクタイの種類について
ネクタイと言えば、みなさん会社員の方がされている一般的なものを思い浮かべるかもしれませんが、それ以外にも、様々な種類のものが存在し、それらはさらに細かくタイプを分けることができます。
ここではそんなネクタイの種類について解説していきます。
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意外と豊富なネクタイの種類
定番なネクタイ【ダービータイ】の種類
まずはネクタイの中でも最も一般的、定番とも言えるのが、このダービータイです。先端部分が剣先のようにとがっている結び下げのネクタイのことを指します。
おそらくネクタイと聞いて多くの方が思い浮かべるであろう形がこのタイプのものでしょう。このダービータイをさらに種類分けしたものを以下に紹介していきます。
ネクタイの種類【ナロータイ】
ナロータイというのは、通常タイプのネクタイにくらべて、剣先の幅が細いタイプのものを指します。
レギュラータイに比べると比較的カジュアルな印象が出やすいので、ビジネスシーンでの使用は慎重にすべきでしょう。
ネクタイの種類【レギュラータイ】
いわゆる最も一般的なネクタイと呼ばれるのがこのレギュラータイです。ダービータイの別名という言い方が出来るでしょう。大剣の幅は7~9センチとなっています。
ネクタイの種類【ワイドタイ】
形状はダービータイであるものの、その幅が10センチ以上のものです。クラシックで上品な雰囲気を演出することが可能でしょう。
カジュアルなネクタイの種類
ネクタイというと、以前まではビジネスマンの必須アイテム、スーツスタイルには欠かせない仕事仕様なイメージを持つ方が多かったのですが、今現在は、ファッションにおいても非常に使えるアイテムとなっています。
それに合わせて様々なタイプのネクタイが登場しました。ここではそんなカジュアル向けなネクタイを紹介します。
ネクタイの種類【スクエアタイ】
先端部分が四角形にカットされたタイプのネクタイを言います。
角タイの一種として、結婚式にお呼ばれされた際にも使いやすいなど、カットタイとも呼ばれており、斜めにカットされているタイプもあります。
使用範囲も広めのカジュアルタイと言えるでしょう。
ネクタイの種類【ツインタイ】
こちらは、大剣と小剣のサイズが同じになっているもので、どちらを前にしても結べるネクタイとなっています。
異なる柄によって見せ方を変えたり、小剣をずらしてアクセントをつけるなど、カジュアルシーンでもおしゃれに使えるアイテムとなっています。
蝶ネクタイ【ボウ・タイ】の種類
主に夜の礼装にもちいられる蝶の形に結ばれたネクタイです。元々はネクタイの結び目だけを残したものとして使われるようになったものです。
また、止め方には二種類あり、元から結び目が作られていて、首周りで金具やマジックテープを使って止めるものを「ピアネス・タイ」。長いひも状のものを手で結ぶタイプを「ツウ・タイ」といいます。
蝶ネクタイの種類【バタフライ・タイ】
フォーマル時に使われるタイプの蝶ネクタイです。蝶が羽を広げた時のような形をしています。
蝶ネクタイの種類【ポイントエンド】
主にパーティーなどで用いられるタイプのもので、先端が三角形にとがった形をしているのが特徴です。
蝶ネクタイの種類【スクエア・ボウタイ】
結んだ時の両端の翼が一直線になるタイプのもので、幅が3センチ以下のものを指します。
蝶ネクタイの種類【シャルマン・ボウタイ】
自分のサイズに合わせて、ハサミで切って結ぶタイプを指します。
個性派ネックアクセサリーの種類
首元を鮮やかにオシャレに飾るアイテムがコチラに分類されます。
フォーマルでも使えるものからカジュアルに使えるものまで、幅広いシーンで活躍してくれるネックアクセサリーと言えるでしょ。
ネックアクセサリーの種類【スナップタイ】
はじめから結び目が出来ているタイプのネクタイです。
シャツの首周りに付属のベルトだけで付けるだけですなので、締める必要のないタイプのネクタイとなっています。
ネックアクセサリーの種類【クロスタイ】
十字状の形となるネクタイのことで、蝶ネクタイを略したものです。略礼装にもちいられ、スティックピンで結ぶようになっています。
ネックアクセサリーの種類【アスコットタイ】
ストールやスカーフの代わりとしても使えるアクセサリー要素の強いネクタイです。フォーマルシーンだけに限らず、首元をエレガントに演出してくれます。
その他のネクタイの種類
ネクタイというよりも、よりアクセサリー要素が強いタイプのものです。フォーマルの場面ではほとんど使わないものが多いと言えるでしょう。
その他の種類【リボンタイ】
蝶リボンの形をした細いひも状のものを利用して形つくります。基本的には結び目を蝶結びにして、両端の縫い目は垂らすように使用します。
その他の種類【ループタイ】
ひも状のネクタイのことを指します。紐の交差部分は様々な石やアクセサリで装飾が可能です。ネックレスの一種としての要素が強くなっていると言えるでしょう。
その他の種類【ボヘミアンタイ】
オーソドックスなものよりも結び目が大きな蝶ネクタイのような形をしたものです。ボヘミアン人が使用していたことが名前の由来になっています。