腕時計のパーツの名称とその役割
最もパーツ数の多いクロノグラフ、もちろん腕時計に存在する全てのパーツに名称があります。パーツの名称を理解し、またその使い方をしっかり理解する事で腕時計はさらに楽しくなります。そんなクロノグラフウォッチの各所パーツの名称や役割について紹介していきます。
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クロノグラフ腕時計に使われているパーツの名称と役割
>>クロノグラフって何?腕時計の文字盤の種類やタイプについて
腕時計のパーツの名称【分積算計】
搭載されている時間までの経過時間を表示するダイヤルが積算計です。30分積算計や45分積算計など様々な物が存在し針が一周するとその時間となります。
腕時計のパーツの名称【スタート/ストップボタン】
クロノグラフの腕時計につけられているスタート&ストップボタンはストップウォッチに使います。一度プッシュすることでスタートし、もう一度プッシュする事でストップウォッチが停止します。
腕時計のパーツの名称【リュウズ(龍頭)】
腕時計の動力となるゼンマイを巻き上げる巻き真に固着されている物がリュウズと呼ばれ、腕時計好きの間ではクラウンと呼ばれる事もある側部の突起です。リュウズはゼンマイを巻き上げるためと引いて時刻を合わせる機能に使われます。
腕時計のパーツの名称【リセットボタン】
時間計測機能の経過時間をリセットするために使用され、外見的には腕時計側部の突起の事を言います。計測器の針を一斉にゼロへと戻す事が出来るボタンなのでリセットボタンという名称です。
腕時計のパーツの名称【クロノグラフ針】
時針や分針などと同様に、中央の文字盤に設置されているのがクロノグラフ針と言います。スタートボタンをプッシュする事で同時に作動し始めて秒単位まで記録してくれる機能で、視認性を高めるため先端部分には赤やオレンジなどで着色されている場合が多いです。
腕時計のパーツの名称【スモールセコンド】
秒針を表示させるためのインダイヤルのことをスモールセコンドという名前で呼びます。時計が作動している事を確認するためとしてや秒針として使われるために搭載されていますが、ブランドやモデルによっては省略されている事もあるのでチェックしてみましょう。
腕時計のパーツの名称【12時間積算計】
クロノグラフのインダイヤルが3つ存在する場合に腕時計に搭載されているのが12時間積算計です。分積算計同様に12時間までの経過時間を表示させる事ができる計測器の事ですが、インダイヤルが2つしかない腕時計の場合省略される事のおおい機能の一つです。6時の位置に設置されているのが定番ですが、9時の位置に設置されている物もあります。
腕時計のパーツの名称【タキメーター】
ベゼルの上にプリントされている計算尺で、これをダイヤル内側の数値と合わせる事で、飛行速度や走行速度等の算出、さらにはかけ算や割り算などの計算も可能な計算尺です。