必見!度付きサングラスの選び方
度付きのサングラスは、一般的な形状のサングラスに度が入ったモノです。最近では、サングラスに度を付けることは当たり前になってきており、一般的なサングラスと同じくらいの数の種類から選べるようになりました。
そんな度付きのサングラスと同じ役割をするのが、オーバーグラスや着脱式です。オーバーグラスや着脱式は、レジャーやスポーツをする人が使用することが多く、度付きサングラス同様、種類が増えてきました。
そこで、そもそも度付きサングラスとは何か、度付きサングラスとオーバーグラスや着脱式のどちらがいいのか、選び方等詳しく紹介していきます。
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度付きサングラスとは
度付きサングラスというのは名前の通り、度の入ったサングラス。つまりは遠くのモノを見やすくするメガネの役割と、日差しをよけるサングラスの役割の両方を兼ね備えたモノです。最近では、大手メガネチェーン店やサングラス店から度付きサングラスが販売されており、もはや定番化してきています。
手持ちのサングラスを度付きにできる?
結論からいうと、手持ちのサングラスを度付きに変更することは可能です。
ですが、一概に全てのサングラスを度付きにすることはできません。レンズの着脱が可能なサングラスでないといけないのです。また、レンズカーブやレンズの厚さなども条件に合ったレンズであることが必要です。このように、手持ちサングラスをすべて度付きにすることは判断が難しいので、興味のある人は近くのメガネ屋さんで確認しておきましょう。
また、気になる費用なのですが、度付きレンズ代+カラーレンズ代の金額になります。相場としては大体5000円からと考えましょう。ちなみに、以下のようなレンズの加工が入ると金額も跳ね上がります。
- スポーツゴーグルタイプのサングラス
- サングラスに多いハイカーブのレンズ
- 偏光や調光といった機能がついたレンズ
これらの機能が付くと、金額がかなり変わるため費用についてもしっかりとメガネ屋さんで確認しておきましょう。
手持ちのメガネを度付きサングラスにできる?
手持ちのメガネをサングラスに変更するのは可能です。メガネをサングラスにする場合、カラーレンズに変更することになります。もしかしたら、上記のように手持ちのサングラスを度入りにすることよりも簡単かもしれません。
スムーズにサングラスに変更するためには、度入りのメガネを購入したお店で交換すると大抵のメガネが交換できるためおすすめです。
しかし、メタルフレームで小さなネジを含むメガネや、熱を加えても変形しないプラスチックフレームだとレンズ交換が技術的に難しくなります。店舗で確認しましょう。
度付きサングラスとオーバーグラスと着脱式サングラスのどれがいい?
メガネとしての役割と、日差しをよける等のサングラスとしての役割を両方果たしてくれる優秀なモノが大きく3種類あります。それは、
です。結論から言うと、おしゃれ目的でサングラスを使用するには度付きサングラス、スポーツ用としてサングラスを使用する人にはオーバーグラス、メガネの役割を重視する人には着脱式サングラスがおすすめです。詳しくそれぞれはどのようなサングラスなのかとメリットデメリットを紹介していきます。
度付きサングラスのメリットとデメリット
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度付きサングラスの最大のメリットは、やはり普通のサングラスと同じように使える点でしょう。他のオーバーグラスや着脱式サングラスだと使い慣れていなかったり、手間がかかります。また、他のタイプと比べて種類が多く、デザイン性に優れている点もメリットとして挙げられるでしょう。
デメリットとしては、費用が他のタイプと比べてかかる点です。もう一本購入するため、メガネ1本もしくはサングラス1本分の費用がかかります。
トータルでみると、購入目的がサングラスそのもの(日差し除け、顔隠し、おしゃれ等)の人には、普段のサングラスと同じように使うことができる度付きサングラスがおすすめできるでしょう。
オーバーグラスのメリットとデメリット
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使用しているメガネの上に、通常のサングラスよりも少し大きいオーバーグラスをかける二重式のサングラスです。
メリットとしては、自分のメガネをかけたままオーバーグラスを装着できるので、メガネとサングラスをかけたり外したり、といった作業が不要になります。
また、自分のメガネをそのまま使えるので、もう一本購入する分の費用がかかりませんし、視界もそれほど変化がありません。ですので、扱いが簡単で視界も変化がないオーバーグラスはスポーツをしている人や通勤するための自転車用として使う人が多いです。
デメリットとしては、大きい分装着するとゴツさが出てしまう点です。ですので、顔とのバランスがおかしくなる女性にはあまりおすすめできません。また、二重にかけているため、耳や鼻が痛くなり負担が大きい点もデメリットとして挙げられるでしょう。
着脱式サングラスのメリットとデメリット
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着脱式サングラスは、普段の透明なレンズのメガネに、クリップでサングラス用のレンズを上からつけるタイプのサングラスです。別名クリップ式とも呼ばれています。
メリットはメガネに装着するためのクリップのみを購入すればよい点です。度付きサングラスのようにサングラスを1本分購入しなくてもよく、クリップ式は大体3000円からなので費用がそこまでかかりません。ですので、メガネとして普段使いをして、サングラスとしての機能は最低限、必要な時に使えるくらいでいい、という人におすすめです。
デメリットとしては、クリップを装着したときに、クリップが邪魔になって視界を遮られることです。普段の視界のように全体が見渡せるわけではなく、鼻あての部分にくるクリップが邪魔になるので、スポーツ目的で使用したい人には向いていないでしょう。また、装着したときにクリップがもろに見えるので、おしゃれ感覚としてサングラスを使用したい人にもあまりおすすめできないです。
おすすめの度付きサングラスと選び方
最近では、度付きサングラスにもたくさんの種類が出てきて、選ぶのが難しくなっています。もちろん、好きなフレームから選ぶ方法もいいのですが、それでも決まらない!という人や自分に合った最高のサングラスを選びたいという人にぜひ参考にしていただきたい選び方をご紹介します。
かけ心地やサイズで選ぶ
サングラスを選ぶ時には、かけ心地やサイズがとても重要!特に、サイズは選ぶ時に気を付けておくべきです。サングラスをかけたときに、眉毛がサングラスに隠れていなかったり、顔幅と合っていないと、サングラスをかけたときにどうしても違和感がありまます。ですので、フレームに眉毛が収まるものかつレンズの外側と顔幅が同じくらいのサイズ感のサングラス選ぶと似合いますよ。
また、メガネをかけたときに耳が痛くならないことや鼻あてに違和感がないかなどのかけ心地にも注意しましょう。
使用目的で選ぶ
どんな時にサングラスを使用するかで選ぶと更に自分に似合ったものが見つかります。
大きくはスポーツで使用するか、観光やお出かけで使用するかの二つに分かれます。使用目的で選ぶべき度付きサングラスは異なるため、どのように選べばいいのかを詳しくみていきましょう。
スポーツで使用する度付きサングラスの選び方
スポーツ用のサングラスだと、機能性が重要視されます。装着したときにチェックしておくべきポイントがあります。
- 激しい動きをしてもずれないか
- 光や風、チリが入らないか
- フィット感があるか
- 視線を動かしても視界が変わらないか
- 紫外線がしっかりカットされるか
他のサングラスと異なり、スポーツ用サングラスの目的は「目の保護」です。アメリカの研究によるとスポーツサングラスをかけることで、目の障害の9割を防ぐことが出来るとか。だからこそ、眼の保護がされるためには以上のポイントが必要なのです。必ずサングラスを実際にかけてみて確認しておきましょう。
観光やお出かけで使用する度付きサングラスの選び方
お出かけ用のサングラスは、見た目が重視です。自分が気に入ったサングラスを選ぶといいでしょう。実際にかけてみたときに、以下のポイントを気にすると顔にあったサングラスを選ぶことができます。
- 眉の見え方
- ブリッジの太さや形
- テンプルのデザイン
眉の見え方ですが、サングラスを装着したときに少し眉が見えているか収まるくらいがちょうどいいサイズ感。また、サングラスのトップのラインが眉のラインと平行だと更に顔馴染みがよくなります。
ブリッジとは、レンズとレンズをつないでいる部品のこと。ブリッジが丸いとすっきりとみえて女性らしく、直線的だと個性が強めのメンズライクになります。また、耳にかける横の部分「テンプル」でも見え方が異なります。細いほど女性的、太いほど男性的です。
レンズの種類で選ぶ
サングラスには調光レンズと偏光レンズの大きく2つの種類があります。
結論から言うと、調光レンズは室外と室内でレンズの色が変化するサングラスであるため、ロードバイクに乗る方だと朝から晩まで調光レンズ1本で十分ですし、室内と室外を行き来する観光や、ショッピング等普段使いをしたい人にもおすすめです。
反対に、偏光レンズは反射光をカットするサングラスで、釣りやゴルフ、テニス等のスポーツをする人におすすめです。詳しく紹介していきます。
調光(フォトクロミック)レンズ
調光レンズは、色が変化するレンズです。室外だとレンズの色が濃くなり、室内だと反対に色が薄くなります。ですので、室外にいるときは紫外線をカット、室内にいるときは普通のメガネのようにクリアな視界になります。
調光レンズのメリットとしては、1本でメガネとサングラスの役割を果たしてくれる点です。しかし、今ではほとんど使われていません。
理由は自分の都合でレンズを調整できないからです。調光レンズはその場の紫外線の量で変化します。ですので、晴れている時はもちろんレンズの色が濃くなりますが、曇りの日もレンズの色が濃くなってしまいます。
また、レンズの色が濃い色から薄い色に変化するのに時間がとてもかかるのも難点。これらのことから、自分で色を調節できず不便になり、あまり使用されなくなったのです。
偏光(ポラライズド)レンズ
偏光レンズとは、自然光による反射光をカットするレンズです。皆さんも反射光で苦労したときあると思います。雪面や湖面、路面などを見たときに視界がぎらついたり、にじんだり。
人は、反射光の眼への影響は自然光の7~10倍あるため、そのようなぎらつきやにじみを感じると、眼の疲労につながります。ですが、偏光レンズをかけると悪影響のある反射光をカットしてくれるため、釣り、ゴルフやサイクリングなどのレジャーはもちろん、まぶしさを感じるドライブ中にも使えます。
デメリットとしては、偏光レンズを使用したままスマホやカーナビを見ると、画面が暗くなったり、虹色になり見えづらくなります。また、他のレンズと比較して熱や水にとても弱いです。取り扱うときには車内に置きっぱなしにしたり、水にぬれたままにしないよう、気をつけましょう。
カラーで選ぶ
サングラスというと、ブラックやブラウンのイメージが強いと思われますが、現在ではたくさんのカラーのサングラスが販売されています。サングラスを使用する用途やそれぞれの特徴を知っておきましょう。
グレーのカラーレンズ
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グレーのカラーレンズは基本的にどんな色にも似合うため、定番のカラーになります。ダーク系の色が入っているために目元を引き締めるアクセントにも。
機能的な面でも優れており、日差しを遮るカット率は最も高く、ドライブやレジャー、ランニングなどといった場面にとても便利です。特に、ドライブにはグレーのカラーレンズがおすすめで、上手く光をカットしてくれるため反射光による見えづらさも改善されます。
ブラウンのカラーレンズ
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ブラウン系のカラーは人間の肌の色と近いため、似合う人が多くグレーのカラーレンズと同様定番のカラーです。特に、黒やネイビー、紺やグレーなどといった色に相性が良く、落ち着いた印象を与える万能なカラーです。
ブラウン系のカラーレンズだと、青色系の光をカットしコントラストを高めます。そのため、視界がクリアに見え、ドライブや緑色が鮮明に見えるゴルフ、野球、サッカー等などにおすすめです。
ブルーのカラーレンズ
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ブルーのカラーレンズは晴天の時におすすめ。日差しをカットしてくれモノがよりはっきりと見えます。また、ブルーのカラーレンズは女性にもおすすめで、目元のくすみを隠してくれます。
そんなブルーのカラーレンズは黒やネイビー、白やピンクなどと相性がよく、クールさや知的な印象を与えます。
グリーンのカラーレンズ
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グリーンのカラーレンズは、赤や青系の光を遮断します。更には、サングラスをかけないで実際に見える視界に最も近い見え方をするため、他のカラーレンズと比較して最も視界がよいとされています。
また、ご存じの方も多いと思われますが、緑は眼にやさしく、長時間使用しても疲れにくいためドライブやランニング、サイクリング等におすすめです。
ピンクのカラーレンズ
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ピンクのカラーレンズは、ファッション性が高いカラーレンズです。肌色を明るく見せて健康的なイメージを与えます。そのため、若々しい印象を与えてくれ女性におすすめのカラーレンズですよ。遮光性は実際のところ効果がほぼないので、ショッピングや普段使いとしておすすめです。
イエローのカラーレンズ
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イエローのカラーレンズはコントラストがはっきりしており、モノをより立体的にみせます。ですので、射撃などの競技にはおすすめです。
しかし、晴れた日差しが強い日は光を抑える効果は弱く、レジャー等にはあまりおすすめできません。反対に、夜間や曇りの日には逆に視界がはっきりと見えるので、光が弱い時の使用がいいでしょう。