必見!レンズコーティングの種類と寿命や修復方法
レンズコーティングは、メガネにおいてとても重要な役割をする無くてはならない存在です。
レンズコーティングを選ぶことによって、メガネの機能は大きく変化します。有名なのが「ブルーライトカット」です。ブルーライトカットは、レンズコーティングの1つで、PCやスマホに多く含まれるブルーライトをカットします。その他にも、様々な種類があり、必要性によっては選んだ方が良いコーティングも!
そこでどんなレンズコーティングがあるのか、そもそもレンズコーティングとは何かを詳しく紹介してきます。
スポンサーリンク
メガネのレンズコーティングとは?
メガネの「レンズコーティング」は殆どの人が普段耳にしないと思われます。
レンズコーティングとは文字の通り「レンズに施されているコーティング」のことで目には見えません。メガネはそれくらい薄いコーティングをレンズの上に何枚も重ねているのです。その厚みというのは0.001mm以下となっており、非常に高度な技術でつくられています。
そんなレンズコーティングは私たちがメガネを使いやすいよう、視界を遮ることがないよう、さらにはレンズを守るために存在しています。
具体的な役割は、コーティングの種類によってことなるため一概には言えませんが、キズ防止や紫外線防止があります。最近では、「ブルーライトカット」のメガネがありますが、そちらもコーティングの一種です。
レンズコーティングの寿命
レンズコーティングの寿命は約1年半から2年ほどとされています。
1万円以上のレンズ代がかかっていると3年から4年保つこともありますが、丁寧に扱わないとどんなメガネでも1年経った時にコーティングが剥がれたり歪みが発生します。
レンズコーティングが剥がれる原因
レンズコーティングは丁寧に扱わないとすぐにはがれてしまいます。なぜなら、コーティングは非常に薄いからです。
薄さはなんとサランラップの1/10~1/1000とされています。そんな繊細なコーティングの弱点に熱と酸が挙げられます。この2つに気を付けてメガネを取り扱えば、必然とコーティングがはがれることはなく寿命も延びます。
ぜひ、原因を知ってレンズコーティングの剥がれを予防しましょう。
暑い環境でメガネを使用している
60度以上になると、クラックというレンズのひび割れがおこります。特にプラスチックレンズだと急にコートが膨張して破裂するため、大変危険です。(特に反射防止コート)
また、急激な温度変化もコートがはがれる原因になっています。以下のようなところでメガネを使用していないか確認しておきましょう。
- お風呂やサウナ
- ドライヤー
- 真夏の車内や部屋
- タバコや焼き肉など煙が多く出る食べ物
メガネの洗い方が悪い
メガネは熱と酸に弱いです。以下のような洗い方をしていると、逆にメガネを悪くしてしまいます。
- ぬるま湯で洗っている
- 中性洗剤以外の洗剤で洗っている
メガネは熱に弱いです。レンズコーティングはとても繊細なので、ぬるま湯であっても熱に弱いコーティングは簡単に剥がれてしまいます。メガネを洗うときには必ず水で洗いましょう。
また、メガネは酸にも弱いです。石鹸や弱酸性などのもので洗うと、石鹸成分等がコーティングを浮き出します。こうなると、コートが剥がれた部分に汚れが付きシミになるため、必ず中性洗剤で洗いましょう。
メガネの拭き方が悪い
メガネを拭くときに以下のように拭いているとNGです。
- 乾拭きで拭いている
- 力を入れている
ホコリやチリが付いたレンズを乾拭きのまま拭くと、コーティングは剥がれてしまいます。レンズを拭く前には予め水洗いをするか、もしくはクリーナーでレンズを拭くなどして湿らせた状態で手入れすることをおすすめします。
また、力を入れるのもコーティングが剥がれる原因の1つです。レンズコーティングはキズにも弱いのです。優しくレンズを扱いましょう。
水滴を拭かない
雨が降ったり、海やテーマパークで遊んだ時に水にかかったり、と様々なシーンでレンズに水滴がかかることがあります。
そんな時にメガネについた水滴を面倒くさいからって拭かずに放置しているとレンズコーティングが悪くなる原因になります。
水は時間が経つと蒸発しますが、水に含まれている汚れがレンズに残り、最終的には取れなくなります。そのため、水でレンズが汚れたらすぐにメガネを拭きましょう。
保管環境が悪い
皆さんはメガネを使用していない時にどこにメガネを保管していますか?もしもメガネケースに入れていないのであればそれはしっかりとメガネケースに保管しましょう。
出しっぱなしにしておけば、何か物が当たってレンズコーティングを傷付けるきっかけとなったり、高温状態にさらされる、湿気によって水滴が付くなどの外的な環境にさらされることになります。
メガネケースにしっかりと保管することでそういった外部要因をある程度カット出来きます。
レンズコーティングの種類
メガネに元からついているコーティングもあれば、有料のコーティングもあります。費用は大体3000円前後です。
基本的には、反射防止・汚れ防止・紫外線防止の3つがすでに含まれています。何を追加するかは自分のライフスタイルに合わせて決めるといいでしょう。
特にこだわりがない人はつけなくても大丈夫ですが、スポーツや動く環境でメガネを使用するなら「耐衝撃コート」、パソコンやスマホを使うときにメガネを使用するなら「ブルーライトカットコート」といったものがおすすめです。
レンズコーティングには以下のような種類があります。
- 反射防止系コート
- 紫外線防止系コート
- ブルーライトカットコート
- 耐衝撃系コート
- 汚れ防止系コート
- 曇り防止系コート
- 静電気防止系コート
- キズ防止系コート
反射防止系コート(マルチコート)
レンズの反射を防いで視界を明るく見せます。レンズの前後に光の反射を防止するコートが塗られており、通常のメガネにはこのコーティングが元から含まれているものが多いです。
また、メーカーによっては写真を撮る時についレンズが光ってしまうことを防止する効果があるコーティングもあります。
紫外線防止系コート
紫外線には以下のような3つの種類が存在します
- UVA
- UVB
- UVC
この中でもUVAは眼のピントを合わせる役割を持った水晶体で吸収され白内障のリスクがありますし、UVBは眼の中で最も外界に近い角膜で吸収され、角膜炎になる恐れがあります。それらを防止するのが紫外線防止コートです。
こちらも反射防止系コート同様元からメガネに含まれていることが多いのですが、もし含まれていない場合は必ずつけましょう。
ブルーライトカットコート
メガネのコーティングがブルーライトをカットする役割があります。紫外線防止コートもありますが、それとは違った働きをします。
ブルーライトカットコートはレンズの表面でブルーライトを反射することで、眼への影響・疲労感を軽減することができるので、パソコンやスマートフォンを多く使用する人には大変おすすめなコ―ティングです。
耐衝撃系コート
割れにくいとされているプラスチックのメガネにも、衝撃が加わればレンズにヒビがはいってしまうものです。そんな時にこのコーティングがあるとレンズを割れにくくします。
スポーツをよくする人やアウトドアな人におすすめなコーティングです。
汚れ防止系コート
レンズの表面についた水や油をサッとはじいてくれる効果です。普通のレンズと比べてレンズと汚れの表面の摩擦が少なくできているため、このような効果をもたらします。
その他にもレンズに付着したチリやほこりでレンズを拭くとキズがついてしまいますが、汚れ防止系コーティングであればそれを防ぐことができます。
更に、撥水コートを使用すると水を簡単にはじいてくれるため、雨や雪の日に便利です。
曇り防止系コート
温度差があるところへ移動したときにレンズが曇るのを防止するコーティングです。特に、花粉症の方やメガネを使用する方にはマスクを使うときにおすすめ。また、熱い料理を食べる食事中のひとにもいいですよね。
静電気防止系コート
プラスチックレンズは静電気が溜まりやすいもの。ですので、ホコリや花粉を静電気で吸いつけてしまっています。
これを予防するためにできたのが、静電気防止系コートです。静電気を逃す特殊な加工が施されています。
キズ防止コート
キズに弱いプラスチックの欠点に対応したコーティングで、キズをつきにくくします。
一般的なメガネはこのコーティングは元からこの加工が含まれています。
レンズコーティングが剥がれると?
レンズコーティングが剥がれてしまうと、日常生活にさまざまな影響を及ぼします。最も影響があるのが反射防止コートです。
光の反射を防止する効果がなくなるため、机の光がレンズに映ってしまったり、運転中信号や車のライトが眩しく感じたり等、悪影響も少なくありません。
更に、白内障という視界が霞んで見える病気になる恐れもあります。
レンズコーティングは修復できるの?
修復は可能ですが、一般的にはレンズ交換と同じくらい費用がかかる場合があります。特にこだわりがなければ、視力の見直しと一緒にレンズ交換をした方が良いかもしれません。
コーティングを長持ちさせる為にも、弱点である熱や酸には十分に気を付けてください。