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革靴用の靴紐(シューレース)の選び方

革靴用の靴紐(シューレース)について

革の質感や、デザイン性の高さなど革靴を選ぶ時は多くのことを考えて決められるのではないでしょうか。しかし、靴紐(シューレース)にまでこだわっている人は意外と少ないです。革靴を足にフィットさせるとともに、革靴へのダメージを軽減し、革靴の印象にも大きく影響する靴紐(シューレース)。その選び方についてご説明します。

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革靴用の靴紐(シューレース)の選び方

革靴用の靴紐(シューレース)の選び方

靴の中には革靴以外にもスニーカーやスポーツシューズなど多くの種類が存在します。それに合わせるように、靴紐にも様々な種類があります。当然ですが革靴には革靴用の最適な靴紐があります。

靴紐の素材から選ぶ

靴紐の原材料には、ナイロンやポリエステルなどの合成繊維や綿などの天然繊維など多くの種類が用いられています。ビジネスやフォーマルなシーンでよく使用する革靴の場合、おすすめは「絹」と「綿」の靴紐です。

一般的な革靴には、綿で出来た靴紐が使用されています。安価で耐久力があり、質感が良く革靴の色とも合わせやすいので、安い革靴から高級革靴にまで幅広く使用されています。

また、少し珍しい絹の靴紐もおすすめです。耐久力が綿に劣るという点から、ここ最近では少なくなりましたが、発色が良く、伸縮性があるので結びやすくほどけにくい理想的な靴紐です。お値段が高いイメージがありますが、綿と比較しても数百円程度の差ですので一度は試して頂きたい靴紐です。

靴紐の長さから選ぶ

革靴の靴紐を選ぶときは、長さが非常に大事です。当たり前のことですが、短すぎると綺麗に結べませんし、長すぎるとバランスが悪くなって見栄えが悪くなります。

理想的な革靴の靴紐の長さは、一番手前(足首側)のハト目(靴紐を通す穴)を通し終えた段階で、靴紐がハト目からそれぞれ20センチから25センチ余っている長さです。もちろん革靴のデザインによっては多少前後しますが、最適な靴紐の長さはハト目の数から導けます。以下に記載しますので参考にしてみて下さい。ハト目の数は内側と外側の1組(2穴)で1穴としています。

  • 2穴→50センチから60センチ
  • 3穴→55センチから65センチ
  • 4穴→60センチから70センチ
  • 5穴→65センチから75センチ
  • 6穴→70センチから80センチ

これを参考に靴紐の長さを選べば大きく失敗することはないと思います。

靴紐の太さから選ぶ

靴紐の太さも革靴の印象を大きく左右します。革靴に合う靴紐の太さは、3ミリ以下の細い靴紐です。

なぜなら革靴の多くは裏ハト目というハト目の補強筋族が表から見えないように加工されており、スマートな見た目を重要視しているためです。

それゆえ、ハト目は3ミリとなっていることがほとんどですので、3ミリ以下の細い靴紐が良く合います。

革靴用の靴紐(シューレース)の結び方

革靴用の靴紐(シューレース)の結び方

靴紐の結び方にも多くの種類があります。見た目の印象も変化しますし、革靴のフィット感や長さの調整もしやすくなるので、覚えておきたい靴紐の結び方を2つご紹介します。

シングル

シングルの結び方

最も結びやすいので購入したばかりの革靴はシングル結びになっていることが多いです。伝統的な結び方であり、革靴にもよく似合う基本の結び方です。締めやすいですが、緩みやすいという欠点もあります。

パラレル

パラレルの結び方

ハト目を平行に靴紐が行き交うことから、パラレルと言われています。どんなスタイルにもよくなじむ革靴でおすすめの結び方です。靴紐にかかる圧力が均等になるので、靴紐が緩みにくいのが特徴です。フィット感もよく、靴紐の結び方で迷ったらパラレルにしておけば間違いありません。

他にも、オーバーラップやアンダーラップなど多くの結び方がありますが、カジュアルな印象になりやすいので、革靴に合った結び方は上記の2種類を覚えておけば大丈夫です。

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